(3)人口減少・高齢化、どうすると良いのか?
1) 商売の黄金公式
売上 = 客数 × 客単価 × リピート率
これが、売上を考えるときの基礎の基礎の計算式です。
売上げを上げるにはこの公式を分解したのを1つずつどうしていくと良いかを考えていきます。
しかし、今後人口減少していくと
客数を上げようにも
母数である人口は減少していき、
高齢化でもあるので
高齢者の購買意欲は低迷するように
客数は縮小傾向にあります。
つまり、人口を当てにする商売
「人口商売」をしていくと
この先はダメになっていく可能性が高いということです。
では、どうすると良いか?
それは、
客単価を上げていくことを考えていかないといけないのです。
単品勝負で、どこで買っても同じもの
だけで商売をしているとこれまた、ドンドンじり貧になっていきます。
だから
商品を
・差別化し、特徴付けをする。
・価格統制(メーカー機能)をもつ
・もう一品購入してもらうなにかを用意する。
これがすごく大切になってくるのです。
2) 人口商売とは
お店や会社のお客様が目の前の人
その地域や、その場所にいる人だけを
お客様にしているのを「人口商売」と野田は呼んでいます。
この「人口商売」は
目の前の人だけをお客様にしているのだから
人口減少をしている日本では
必ず売上は減少していくようになります。
だから、「人口商売」の脱却をしないといけないのです。
どうすると脱却できるか?
それは、
今いるところは変えないで
居ながらにして、遠くの人もお客様にするのです。
事例は後にして、目の前だけではない人を
お客様にするのです。
コロナにより、今は時代が早回しになりましたので
居ながらにして遠くの人と商売をするのは
簡単にできるようになりました。
たとえば、インターネットを活用したものです。
BTSという韓国の音楽グループは
3日のライブで、100億円の売上を達成しました。
観客は3日で246万人です。
しかし、リアルの会場だけで
246万人は不可能です。
1日、82万人ですから
そんな会場はどこにもありません。
しかし、居ながらにして世界同時にやったのです。
リアルのライブ会場は、4万5000人
映画館を利用した、ライブビューイングが、140万人
そして、オンライン配信が、102万人です。
インターネットができ
コロナで、遠隔がなれたことにより
居ながらにして世界を相手にする商売が
やりやすくなったのです。