(4) 働きがいのある会社を作る
1) 企業の価値が重要!
自分の組織が支持しているものは何か?
競合他社との違いは何かを知っている
の回答で
強く同意する人は、41%
この内
ミレニアム世代71%は、
少なくとも、今後一年間は、会社に残ると回答してます。
逆に
強く同意しない人は
会社に残ると答えた人は、30%でした。
だから、競合他社との違い、意義ある会社作りが
大切なのです。
ただ、意義ある会社作りと言うより
意義がない会社、お客様に役に立っていない会社なんてこの世に存在しないので
今やっていることを、世の中に意義のあるものに変換することがポイントになります。
例えば、花屋さんで
綺麗な花があるお店ではなく
→ 潤いの生活を与えるお店とか
売上でも
東京40位の会社を
→ 港区高輪1位の会社ですと表現をしてみる。
など。
これからの経営者は、
言葉の変換能力が大切になってきます。
2) やる気を引き出すマネージャーとは?
● 期待されていることを理解させている。
「私は仕事の上で、自分が何を期待されているかわかっている。」
という質問で
強く同意している人が50%
それを、80%にすると
離職率 22%減
安全上の事故 29%減
生産性 10%増
となりました。
つまり、マネージャーは、部下が期待されていることは何か?を
しっかり伝えることが大切です。
● 仕事をするための、リソースや設備を提供する。
(リソースは、資源の意味、ビジネスで使う物と解釈すれば良いです)
「私は自分がきちんと仕事をするためにリソースや設備を持っている」
という質問で
3人に1人(33%)が強く同意を、3人に2人(66%)になると
収益性 11%増
品質 28%増
安全上の事故 35%減
となりました
つまり、マネージャーは、
部下がやる仕事のために使う資源や設備を集め提供するのがよいのです。
● その人の得意なことを理解し、それを仕事で活用できるようにする
「私は仕事の上で、自分の最も得意なことをする機会が毎日ある」
という質問で
3人に1人(33%)が強く同意を、3人に2人(66%)になると
顧客エンゲージメントのスコア 6%増
収益性 11%増
離職率 30%減
安全上の事故 36%減
となりました。
つまり、マネージャーは、
部下の得意なことを理解し、それを仕事で活用できるようにすることが大切です。
● やっている仕事を褒める、認める
「この1週間の間に、良い仕事をしていると褒められたり、認められたりした。」
という質問で
4人に1人(25%)が強く同意を、10人に6人(60%)になると
品質 28%増
欠勤 31%減
窃盗 12%減
となりました。
つまり、マネージャーは、
仕事をしている部下の欠点ばかりを指摘するのでは無く
良い所を探し、褒め
やっていることを認めることが
仕事のやる気を引き出し、仕事の結果が向上するのです
● 人的関係の良さを高める
「上司あるいは職場の誰かが、私をひとりの人間として気づかってくれていると感じる」
という質問で
10人に4人(40%)が強く同意を、10人に8人(80%)になると
顧客エンゲージメントのスコア 8%増
欠勤 41%減
安全上の事故 46%減
となりました。
つまり、マネージャーは、
メンバー達の人間関係をよくすることを意識し、
休憩時間を一緒にし、雑談をすることで
人間関係は良くなります。
雑談のネタをマネージャーが提供すると良いです。
● 成長をしっかりと把握し伝える
「仕事上で、自分の成長を後押ししてくれる人がいる」
という質問で
10人に3人(30%)が強く同意を、10人に6人(60%)になると
顧客エンゲージメントのスコア 6%増
収益性 11%増
欠勤 28%減
となりました。
つまり、マネージャーは、
メンバー達の成長を把握し
成長のための助言をします。
これが、毎月の個人面談になっていると良いです。