■ロカボカフェ
一人一人の体型や目標数値に合わせた低糖質食を推奨するパーソナルトレーニングジム「ライザップ」の監修による、低糖質メニューを出す「ロカボカフェ」が、5月9日に原宿のキャット・ストリートにオープンした。
ここはSMAPの香取慎吾、元プロボクサー赤井英和や、実際に肥満体型から筋肉質な体型に変身した人などを使ったポスターや、CMで話題になっている専属トレーナーが付いて、食事と運動の両方を指導するライザップを運営する健康コーポレーションの子会社である健康フードサービスがオープンさせた店である。
「RIZAPプレート」(1,500円)というランチは、通常のものに比べて糖質量が70%オフになっているパスタや、砂糖不使用のスイーツなど、20種類の食材をつかった9種類の料理が1つのプレートに用意され、糖質量は15g以下まで抑えられている。
少しずつだが9種類の味が楽しめ、お腹もいっぱいになったが、夕方お腹が空くのは通常より早かった。
通常は、1日平均300gの糖質を摂取しているのに対して、ライザップでは1日50gを推奨しているが、これを守るのは難しいため、せめてランチだけでも低糖質にしたいという女性を中心に店内は満席で、「RIZAPプレート」を注文していた。
ローカーボンハイドレイト(低炭水化物)を略した「ロカボカフェ」のような低糖質カフェが、今後広がってゆくかも知れない。
■ココロゴトカフェ
心理カウンセラーを養成する「アイディアヒューマンサポートサービス」が、自社の1階に6月12日にオープンした「ココロゴトカフェ」は、常駐している「話を聴くプロ」(全国心理業連合会公認のプロフェッショナル心理カウンセラー)に悩みなどを気楽に聞いてもらう「ココロトーク」(30分3,000円)を体験できるカフェだ。
「ココロトーク」では、ミニチュアや写真を並べながら心理カウンセラーと対話ができ、店内の棚にはカウンセリングに使用するいろいろな道具が置かれていた。
飲食も効能別に赤、黄、緑、紫色のスムージーやリゾットなどのカラフルでヘルシーな、カラダとココロにおいしいメニューが揃っていた。
最近は企業や学校でもメンタル面の不調を訴える人が増えているように感じるが、カウンセリングを受けるのはハードルが高いので、気軽にカウンセリング体験ができるこのようなカフェは面白い存在だ。