●かぐらちゃか
http://kagurachaka.com
所在地:新宿区神楽坂5-32-3
tel:03-6228-1851
営業時間:11:30〜20:30 無休
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- 高島健一の「社長のメシの種」
- 第157回 かぐらちゃか
7月8日に東京・神楽坂にオープンした「かぐらちゃか」という和風カフェでは、24種類あるトッピングの中から自分の好きなものを自由に選んで作ってもらえる「カスタマイズできるパフェ」が人気だ。
同じアイテムでも、味が違う寒天(プレーン、抹茶、黒蜜)、プリン(ミルク、抹茶、チョコ)、餡(つぶあん、こしあん)、カステラ(プレーン、抹茶)、白玉3個(プレーン、抹茶)、わらびもち(きな粉、抹茶、チョコ)、ジェラート(ミルク、抹茶)があるし、その他にコーンフレーク、赤えんどう豆、ぎゅうひ、みかん、あんず、栗の甘露煮とマロンペーストという24種類から、S(800円)なら6種類、M(1,000円)なら8種類、L(1,200円)なら10種類を選んで自分の好きなものがたくさん入ったパフェを作ってもらえる。
初めて行った時はチョイスの多さに迷ってしまうが、数回通えばトッピング同士のマッチングの良さや、その日の気分に合わせた自分好みのパフェを食べられる。
また、パフェ以外にも「お好み最中セット」(1,000円)や「抹茶ロールケーキ」(700円)、「ワッフルお餅入り」(800円)、「田舎しるこ」(700円)などの和風甘味があるし、鳥取県の大山どりを使った「大山どり炊き込みご飯」、「野菜たっぷり鶏白湯スープ焼きもち入り」、築地「中川屋」から仕入れた漬物を使った「たくさんのお漬物とごはんのセット」(1,000円)などの食事も揃っている。
■神楽坂
神楽坂は「和」の雰囲気を残した商店街の佇まいやリーズナブルな価格の飲食店などが多く、若い女性から中高年まで幅の広い世代の人達が集まる都内の人気スポットになっていて、いつ行っても人が多くて驚いてしまう。
「神楽坂」という名前は、津久戸明神が牛込に移動した時に、神輿があまりに重くて坂を上がれずにいた時、神楽を演奏したら上がれたことからついたようで、その後、大正時代は花街とした栄えたため、今でも花街特有の路地が残り、それが独特な雰囲気を醸し出している。
しかし、地区の大部分が商業地域に指定され、容積率が 500%と高いため、一時期はマンション開発が進んで急激に人口増加する状況となったが、神楽坂まちづくりの会など多くの団体が積極的に活動して、高さ制限などルールが作られ景観保全も図られている。
最近では、新潮社が昨年10月に昭和40年代に建てた書籍倉庫を活かした商業施設「la kagu(ラカグ)」(社長のメシの種レポート・第138回 出版業界 参照http://www.jmca.jp/column/takashima/138.html)をオープンするなど、話題の施設やお店も増え、代官山、表参道、広尾などと並ぶおしゃれな街となっている。
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