10月29日にオープンした「ららぽーと海老名」に行ってきた。
三井不動産が展開するショッピングモール「ららぽーと」としては10番目、首都圏の「ららぽーと」では最初に出来た千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO-BAY」(104,000m2、450店)の半分、東京湾岸の「ららぽーと豊洲」(62,000m2、180店)より少し小さい54,000m2、262店だが、JR相模線・海老名駅西口に直結、小田急小田原線と相模鉄道本線の海老名駅からも3分という駅直結の大型商業施設で、東口にある「ViNAWALK(ビナウォーク)」とともに、海老名駅前は商業施設が充実した。
海老名はリクルート住まいカンパニーが発表した「2015年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版」で、「穴場だと思う街ランキング」で8位、「今後、地価が値上がりしそうと思う街ランキング」で5位となるなど、最近は「住みたい街」として人気が出てきている。
「カップル、ヤングファミリーからアクティブシニアまで幅広い世代が楽しめる施設を目指す」としているように、親子、男女など、それぞれが集える「コミュニティスペース」が設けられていることが特徴で、施設の中央にある「EBICEN(エビセン)」が面白い。
ファミリー向けの3階にある「EBICEN coasis(エビセン コアシス)」には、子どもも親も思い思いの時間が過ごせる木のぬくもりあふれる「Wood Egg(ウッドエッグ)」を中心に、ベビー・キッズ雑貨、幼児教室、親子カフェ、写真スタジオが配置されているし、大人を対象にした4階にはオシャレな雑貨、家具、本など、会社帰りや仕事の合間に立ち寄りたくなる「EBICEN flatto(エビセンフラット)」があり、トークショーやセミナー、ワークショップなども行える。
■タカシマヤスタイルメゾン
駅直結の入り口から入ったすぐには、高島屋の小型サテライトショップ「タカシマヤスタイルメゾン」1号店がある。
ここは高島屋が30〜40代の子育て世代の女性をメインターゲットに、装う、贈る、集うの3ゾーンで、日々の生活の中で気分を盛り上げる雑貨、百貨店ブランドの高級化粧品、お歳暮も受け付けるギフトカウンターなどを設けている。
親子2代でフランス国家最優秀職人の資格を持つドルフェール氏による「アール・ドゥ・パン」には、パンを買う人の行列ができていたし、カフェスペースのランチも美味しかった。
東口の「マルイ」やシネマコンプレックスなどもある「ビナウォーク」と競合せず、補完しながら街全体の活性化をするという「ららぽーと海老名」のオープンで、海老名の魅力は更に増しそうだ。