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第194回 ピカール(Picard)

高島健一の「社長のメシの種」

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 イオンは、フランスの冷凍食品販売店「ピカール(Picard)」の日本一号店となる「青山骨董通り店」を、昨年11月23日にオープンした。
 
 「ピカール」はフランスを中心に、イタリア、ベルギー、スウェーデン、スイスのヨーロッパ5カ国で約1,000店舗を展開する冷凍食品専門スーパーだ。
 「がんばりすぎずに素敵に生活する"エフォートレス"なくらし」をコンセプトに、「おいしさ・美しさ・健康・安全性」を大切にするという観点から厳選素材にこだわり、保存料を使わない商品を展開している。
 
 オープン当初で行列していた青山骨董通り店に並び、いろいろ買って食べてみたが、「手抜き料理で味も劣る」というこれまでの冷凍食品のイメージが変わるほど美味しかった。
 
 ここはフランス人が選ぶ好きな食べ物ブランド調査で、5年連続1位を獲得しているようだ。
 日本でも200種類以上のフルラインナップを提供しているが、調理されたサーモン(1,815円)、フォワグラ(1,059円)、野菜の角切り(627円)、ミニクロワッサン(627円)などが人気で、試しに買ってみた生クリームのケーキ(1,059円)や、果物のマンゴースライス(980円)も冷蔵庫で自然解凍して違和感なく食べられた。
 
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 しかし、パン類、タルト、グラタンはオーブン調理のものが多く、電子レンジ対応ができる商品も800Wの指定になっているなど、フランス仕様になっているので注意も必要だ。
 
 青山骨董通り店は、オープン直後に計画の3倍も売れて商品が足りなくなり、12月2日に予定していた2号店の中目黒店の開店を1月末に遅らせることになった。
 
■冷凍食品
 日本冷凍食品協会のデータを見ると、国民一人あたりの冷凍食品消費量は、平成16年(2004年)から20kgを越え、平成25年(2013年)の21.7kgをピークにここ数年は微減状況にあるようだが、昨年のクリスマス時期に高級店の冷凍ケーキが例年以上に売れる現象も出ており、今年は「高級冷凍食品」ブームが来るかもしれない。
 
 また、ピカールではたくさん買っていく人が多いため、大型の保冷バッグも売れていたが、エコバッグのように保冷バッグを持参する人も増えるかも知れない。
 
 少子高齢化、一人世帯の増加など、社会構造の変化や冷凍技術などの進歩が日常の生活を大きく変え始めているが、ピカールのオープンをきっかけに、新たな冷凍食品文化が日本で生まれるかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
======== DATA =========

Picard(ピカール)青山骨董通り店
東京都港区南青山5-9-12
営業時間/10:00〜21:00
http://www.picard-frozen.com

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