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社員教育・営業

第108回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方29 贈り物と贈り方

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「仕事のすすめ方」
◆仕事を円滑にすすめる「コミュニケーションのスキル」◆

 

 前回「チームとしての協力」についてお話しました。今回は「贈り物と贈り方」についてお話します。
 コミュニケーションはいつも相手との関係ですが、その一つと言える贈り物は贈る相手の笑顔を想像しながら、まず「自分が選ぶ行為を楽しむこと」から始まります。この時、「ねばならない」の気持ちが強いと選ぶ行為は気重でしかありません。「Aがいいだろうか、Bのほうが喜ばれるかもしれない。ひょっとすると全然ちがう角度から考えたらCではないか、、、、、」と相手にとってベストを探る時間を楽しんでください。考えを巡らせている段階から、自分の中で相手をおもう気持ちが強く大きくなります。
 ここでは仕事上の贈り物を考えます。贈り物は、個人に贈る場合と複数の人を対象に贈る場合があります。個人に贈る場合は親密度にもより変わりますが、相手の家族を含めた情報のカードを多くもっていると喜ばれる贈り物ができる確率が高くなります。つまり日ごろから情報を聞き落とさないようにして下さい。複数の人に贈る場合は、食べ物を選ぶのが無難です。手土産をイメージしていただくとわかりやすいですが、構成するメンバーを知っていると選ぶのに時間がかりません。(例えば男女比、年齢の幅など)
 では、手土産で考えてみましょう。心がけることは3点です。
 
➀訪問先の会社の近くで買い求めるのはさける。→手土産を準備したという気持ちより、とりあえず持ってきた、あるいは間に合わせで用意したという印象を与えてしまう恐れがあります。出来るだけ、自社の近くの人気のあるお店や行列の出来るお店などで買い求めて下さい。お渡しするとき、「行列の出来る人気のお店で買い求めました。皆様でお召し上がり下さい」のような一言を添えてお渡しすることが出来ます。

②中身は小ぶりのもので一つ一つ包装されているものがよいです。後から各々の机に配るとしたら、乗せるためのティッシュを用意する必要がなく、そのまま置いても不衛生でなく、かつ食べる人にとっても手が汚れにくい利点があります。

③渡すときは紙袋から出し、相手に向けて両手で渡す。→紙袋は持ち帰るのが原則ですが、関係性によっては処分をお願いしてもよいでしょう。手土産を渡すタイミングは初回であれば名刺交換の後、2回目以降は挨拶の後です。準備した手土産が食べ物である場合はご案内をされた部屋でその紙袋は床に置かない配慮が必要です。(私は隣の椅子があいていれば、こちらに置かせていただいてよろしいでしょうか?と確認をしてから置きます)
 また、個人のお宅に訪問するとき季節柄冷たい食べ物を持参したら、玄関をあがってすぐに内容を話して冷蔵庫に入れていただきます。(相手が召しあがる時冷えていることを願ってのお願いなので失礼にはなりません。)
 最後に季節のご挨拶と共に日ごろの感謝を伝えるお中元やお歳暮の時期についてお話します。勿論、地域差もあります。

お中元・・一般的に七月初めから15日位までが目安です。もし時期を逃したら、立秋までの表書きは「お中元」ではなく「暑中お見舞い」、立秋を過ぎてしまったら「残暑お見舞い」です。(「お見舞い」という言葉は少し目線が高い印象なので、目下から目上の方に贈るケースを考えて「暑中お伺い」、「残暑お伺い」を使う方もいます。)

お歳暮・・12月初めから25日位までが目安です。それを過ぎたら松の内(門松を飾っておく一月7日まで)に「お年賀」として贈ります。
 お中元やお歳暮は感謝を伝えるものですから、頂いてもお返しの必要はありません。ただ受け取ったこととお礼の一筆は速やかに書きましょう。また喪中であっても感謝を伝えるものですから中止する必要もありません。
 
 
 
■松尾友子氏
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