埼玉大学生化学科卒業後、新日本証券(現みずほ証券)に入社。1982年から約40年間にわたり、アナリスト業務に従事し、クレディ・リヨネ証券、UFJキャピタルマーケッツ証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券…等で活躍。主に食品、卸売業、バイオ、飲料、流通部門を得意とし市場構造やビジネスモデル、企業風土等に基づく分析と、キャッシュギャップを重視した銘柄分析、売上月次データから導き出す株価10倍銘柄発掘の手法に定評がある。日経アナリストランキングにて常にトップグループをキープする実力派としての活躍し、09年独立。小売業、IT企業にカバー分野を拡げ、機関投資家や個人資産家向けに、独自の分析情報を提供。
著書に「日本の問屋は永遠なり」(大竹愼一氏との共著)、講話シリーズに9年に渡り的中率80%を誇る「株式市場の行方と有望企業」シリーズと株式投資の考え方とやり方をテーマ別に解説する「お金の授業 株式投資と企業分析」シリーズがある。
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コラムニスト詳細
有賀泰夫
H&Lリサーチ代表 証券アナリスト
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最終更新:2024.11.08
深読み企業分析
強い企業には強い企業である理由がある。社長として強い企業の方法論を研究することは重要である。しかし、表面上だけの現象を研究しても、実は理解できないことが多いものだ。その企業の強さの本質がどこにあるのかわからなければ、理解したことにはならないし、活用することもできない。 企業の本質的な強さは、その企業のフィロソフィーにあったり、市場の構造にあったり、または、たまたまそういう風が吹いていたりと、実は企業ごとに様々である。 本コラムは、証券アナリストとして30数年に及ぶ経験から、様々な業種、様々な企業を深く分析して導き出した企業の本質を見抜くノウハウ。 アナリストとして個々の企業を深く分析することによって、表面上ではなく、一般的には気付きにくい個々の企業の本質的な強さの源泉を伝えて行く。 企業経営はもちろん、ビジネスに大いに役立てていただきたい。