成熟した日本。今までのように景気が上向きになることは期待できません。
しかし、会社は景気の良し悪しに関わらず、存続する必要があります。なぜなら、会社が存続しなければ、社員の生活を
守ることができなくなるからです。
これから多くの会社が、欲しいものが分からない消費者へ向けて価格競争という手段を用いる傾向はますます強くなります。
であれば、会社は何を武器にすれば、価格競争という熾烈な競争に勝ち残ることができるのでしょうか?
モノが行き渡った日本で、売れる商品やサービスを探り出すことは至難の業です。
たとえ探り当てたとしても、競合企業がすぐに、それをモノマネし、価格を武器に挑んでくることでしょう。
では、競合企業がマネできないものとは何か?
それは“企業風土”です。
この経営コラムでは、ビジネスモデルコンサルタント清水ひろゆき氏が、世界の優秀企業に訪れた中から見えてきた
「企業風土とオンリーワンの法則」から 、“企業風土”を売り上げに直結させる仕組みと取組みを毎回、解説していきます。
是非、皆様の会社も、企業風土を軸に置き、社員がひとつになり、売り上げをつくり上げ、勝てる土俵でオンリーワンを獲得
する強い企業を築いてください。