「経営課題の解決」と「次世代経営チーム育成」を同時に達成する〈チームV字経営〉の創始者。
慶應義塾大学経済学部卒業後、ブラザー工業株式会社に入社。ミシン事業に代わる新事業が不振の中、「起死回生の商品を作れ」という特命を受ける。氏を中心とする若手メンバーのみで「消耗品やソフトで儲ける会社に変わる」という当時のビジョンのもと、ラベルライター 「 P-touch (ピータッチ)」 を考案。
同商品が全米でシェア60%を超える大ヒット商品へと成長し、ブラザーがミシンメーカーから情報機器メーカーへと大きく飛躍する一翼を担う。 さらに同社の画像システム事業部で営業を担当し、優秀セールスマン賞を7回受賞。
これらの経験を活かし戦略コンサルタントに転身。大手金融系シンクタンク で経営戦略部長兼プリンシパルを9年間務め、大企業から中堅中小企業まで約400社の経営指導をおこなう。
2014年、「 次世代のリーダーを育てて百年企業への成長をガイドする」 をミッションにV字経営研究所を設立。指導会社に次世代経営チームを組織し、第二・第三次創業を支援するためのOJTプログラムを導入。この十数年の間、先代が超えられなかった壁を打ち破り、最高益を達成する次世代経営チームを多数輩出している。
蔭で人を支える「人生送りバント」をモットーに、現場に深く入り込んで粘り強く指導する姿勢に、経営者、後継者、幹部社員の中に強烈なファンがいる。