「伝説の求人広告に学ぶ!」
人が向かいたくなるビジョンって、楽しい・幸せなものが多いが、危険・命がけでも人が集まるビジョンはある。
今から100年以上も前ですが、応募者が5000人以上も殺到した「伝説の求人広告」をご存知だろうか?
掲載されたのは、1914年のロンドンタイムス。
内容は以下の通り。
MEN WANTED for Hazardous Journey.
Small wages, bitter cold, long months of complete darkness, constant danger, safe return doubtful.
Honor and recognition in case of success.Ernest Shackleton
求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の続く日々。絶えざる危険。生還の保証なし。
ただし、成功の暁には名誉と称讃を得る。~アーネスト・シャクルトン。
掲載者は、アーネスト・シャクルトン卿。
求人は、史上初の南極点到達に挑む探検隊員募集。
苦労はしますよ。
でも得る「心の報酬」はでっかいですよ。
いつの時代にも「冒険者」はいる。
人の心の中には、「冒険心」はある。
「これは挑み甲斐があるなあ!」というビジョンを掲げよう!
大阪に向かう新幹線車中より愛を込めて。臥龍
「リッツの『当たり前』にやられた一夜」
素晴らしい会社を見学して、「凄いですね!」と言うと、従業員の方々はきょとんとして、「当たり前ですが・・・」と言う。
素晴らしい企業は、「当たり前基準」が高い。
素晴らしい人も、「当たり前基準」が高い。
年数を重ねるとは、「当たり前年輪」の幅を広げること。
Q1.貴社では今年、何を「新たな当たり前」にする予定ですか?
Q2. 貴方は今年、何を「新たな当たり前」にする予定ですか?
昨夜、臥龍の第二の我が家「ザ・リッツ・カールトン大阪」のメインダイニング「ラ・ベ」で食事をした。
ラ・ベ⇒ https://www.ritzcarlton.com/ja/hotels/osarz-the-ritz-carlton-osaka/dining/
先般、顧問先研修の本気プレゼンで、臥龍が感動した方へのプレゼント・ディナーだった。
この人へ⇒ https://youtu.be/IuoXydSKEbI
こういうことをやってしまうのが、臥龍のおせっかい精神だ。
食事が進む中、臥龍は甘鯛、彼は鴨肉、ワインのペアリングで、ソムリエは臥龍には白、彼には赤ワインをこう言いながら注いだ。
「これは、スペインのリオハです」
臥龍、内心、“いいなあ、リオハ、自分大好きなんだよなあ”と呟いた。
リオハ⇒ https://www.mottox.co.jp/column/wine/rioja
テーブルを離れかけたソムリエ、「あっ、そういえば臥龍さんは、リオハお好きでしたよね?特別に一杯はサービスでご用意しますね」と言って、グラスを用意して、注いでくれた。
「リオハ好き」と言ったであろう本人が、“いつ、どこで言った?”とまったく覚えていないのに、「つぶやきを記録に残し」、「接客前にゲスト情報に目を通す」というリッツの「当たり前」に、やられた一夜だった。
羽田空港より愛を込めて。臥龍
「プラスワン主義があなたの信用を創る」
仕事の進め方で、「完璧主義」が合う人もいるし、「最善主義」が合う人もいる。
臥龍がお勧めしているのは、「プラスワン主義」だ。
「仕事とは、相手の事前期待を超えること」(臥龍)
納期が10日後だったら9日後には終える。
言われたことだけをやるのではなく、先読みのサービスで提供する。
少し長い仕事だったら、言われなくても「途中報告」を入れて、相手を安心させる。
相手の事前期待を一歩だけ超える。
「プラスワン主義」、これがあなたの信用を創る。
沖縄より愛を込めて。臥龍
「モーニング・ルーティンを大切にしよう」
「自分との約束を守ると、自分を信じる気持ちが高まる。これを自信という」(臥龍)
逆にいえば、自分との約束を守らないと、自信は育たない。
その点、朝の時間は、最も自分との約束が守れる時間帯といえる。
「モーニング・ルーティン」を定め、大切にしよう。
臥龍の「モーニング・ルーティン」は以下の通り。
01.朝は当たり前ではない「奇跡」に感謝して目覚める。
02.「千回行シート」と「家訓」のインストール。
03.トイレの時間は歴史を学ぶ時間。
04.トイレの蓋を閉める。
05.ブログとメルマガの発行。
06.7時にジムに行き、1時間汗を流す。
07.「日報」によるAD業務1263の先行管理リズム。
08.毎朝及び折々での10分間の整理・整頓。
09.朝の時間を「最高効率時間帯」へと磨き上げる。
沖縄より愛を込めて。臥龍
「どっちが塩、どっちが砂糖といくら議論しても分からない」
「塩の辛さ、砂糖の甘さというものは、何十回、何百回教えられても、ほんとうにはわからんやろ。なめてみて、初めてわかるものや」(松下幸之助)
「向こうに白い塊が二つある。どっちが塩、どっちが砂糖といくら議論しても分からない。歩いていって、なめてみたら分かる」(臥龍)
プランを練ることは大事だが、計画討議だけをして歩き始めないのは、一番の無駄だ。
歩き出してから修正を繰り返せばいい。
新年ももう後10日ほどで1月が終わる。
Q.プランを幾つDOしていますか?
沖縄より愛を込めて。臥龍
「それは、子ども達に誇れるものか?」
人も企業も「らしくあること」は大事だ。
人本主義経営では、ヒューマンスタンダードを元に判断することを推奨している。
「人として正しく、美しいことか?」
「子ども達に誇れるものか?」
ヒューマンスタンダードの視点で見ると、大企業でもおかしい会社はたくさんある。
逆に中小企業でも、素晴らしい会社はたくさんある。
臥龍は、顧問先でスローガンを検討するとき、“小学校5年生でも理解し、好感共感するものか?”という視点で見ている。
今夜にもトランプ氏が、アメリカ第47代大統領に就任する予定だ。
早速、大統領令を連発する見込みだが、この異常気象が急増化する時代における「パリ協定離脱」は、「子ども達に誇れるものだろうか?」。
沖縄より愛を込めて。臥龍