「予兆反応は大事だ」
「経験から智恵を生み出すのが人間」(臥龍)
自分の人生を振り返った「自己開示シート」を書いていただいたとき、成功の共通要因、失敗の共通要因も抽出いだくようにしている。
何かをやろうとした時に、成功の共通要因が出てきたら、アクセルを踏む。
逆に、失敗の共通要因が出てきたら、ブレーキを踏む。
つまり「予兆反応」だ。
これが出来る、出来ないで、人生の果実は大きく変わる。
ちなみに臥龍の成功の共通要因は、以下の通り。
社会的欲求に叶い、かつ自分が「本音の本気」で取り組んだ時にのみ成功をしている。
今までの技術者人生における成功のコツは「本気になれる目標」の設定と「継続力」にあると分析される。今後の「事業家人生」における成功のコツとしては、出版・講演による「ブランド創り」と時間を味方にして増殖していく「仕組み創り」の両輪にあると想定をしている。
逆に、失敗の共通要因は、以下の通り。
自分の「本分」に合わないことや目先の利益(我欲)を追うことにより「必然的」に失敗をしている。
自分の「本分」である「将の将」以外の「余分」に手を出した時に必ず失敗をしている。又失敗の共通点としては人の話を鵜呑みにした場合と目先の利欲(我欲)を追った場合が挙げられる。そこから「権威や利分に阿ず、王道を貫く」という信条が生まれた。
Q.あなたは、ご自分の「予兆サイン」を自覚されていますか?
冨山に向かう新幹線車中より愛を込めて。臥龍
「朝の時間の過ごし方が、人生の縮図」
「朝の時間の過ごし方が、人生の縮図」という言葉は、真実だ。
A.決めた時間にスパッと起きているのか?
B.スヌーズ(延長うたた寝)ボタンを押して、グズグズしているのか?
A.人生の目的、ビジョンなどをしっかりインストールしているのか?
B.ボーとしたマンネリの一日にしているのか?
A.AD(重要で緊急でないこと)をしっかりこなしているのか?
B.AC(重要で緊急なこと)に追われた時間の使い方をしているのか?
A.運動や読書などで、充電をしているのか?
B.充電をしないで、モチベーションの上がらないスタートを切っているのか?
Aの人の人生やキャリア、Bの人の人生やキャリア、どれほど格差が付くか?
恐ろしいばかりだ。
先ずは役員陣、次はリーダー層で、「朝の時間のマイ・ルーティン開示」を行うべきだ。
確かに仕事時間ではないが、人生と仕事に多大な影響力を持っているからだ。
ちなみに臥龍の朝の習慣は、以下の通りだ。
■朝の作法
01.朝は当たり前ではない「奇跡」に感謝して目覚める。
02.「千回行シート」と「家訓」のインストール。
03.トイレの時間は歴史を学ぶ時間。
04.トイレの蓋を閉める。
05.下の句とメルマガの発行。
06.「日報」によるAD業務1263の先行管理リズム。
07.毎朝及び折々での10分間の整理・整頓。
08.朝の時間を「最高効率時間帯」へと磨き上げる。
09.起床は原則4時。
10.可能な日は、全て7:00からのジム予約を入れ、60分汗を流す。
姫路に向かう新幹線車中より愛を込めて。臥龍
「意思決定の先送りが不幸の元」
「意思決定の先送りが不幸の元」(臥龍)
倒産がハイペースだ。
主な要因は、「ゼロゼロ融資の返済」「インフレ」「人手不足」「後継者不在」と言われるが、これが倒産の真因ではない。
朝起きたら、いきなり四方が上記の壁に囲まれた「四面楚歌」になっていたといえば、ホラー映画だ。
“向こうにこういう壁が待ち構えているな”と思いつつ、「経営者が意思決定を先送りしたこと」が倒産の真因だ。
以下の実験は、以前にも紹介したかと思うが、示唆に富んでいるので、改めて紹介する。
迷ったら「トスコイン」に聞け!
これは乱暴だろうか?
シカゴ大学の経済学者、スティーヴン・レヴィットは、「人生の重要な選択の場面において、自分で決断できない人はどう決断すべきか」の調査のため、「コイン投げサイト」というウェブサイトを作った。
閲覧者は、「今決めかねていること」を具体的に書き込み、画面上のコインを投げる。
コインの表が出たら「実行」、裏が出たら「実行しない」というメッセージが出るというとてもシンプルなつくりだ。
1年かけて4000人の悩みを収集し、「コイン投げの決断によって人生がどう変化したか」の追跡調査をした。
書き込まれた悩みで、一番多かったのが「今の仕事をやめるべきかどうか」、次に「離婚すべきかどうか」で、驚くことに閲覧者の63%がコイン投げの結果に従って行動していた。
そして、コイン投げの結果が表だろうが裏だろうが、悩みの解決に向かって何かしら行動を起こした人は、半年後の幸福度が高いことがわかった。
「会社をやめる」という決断をした人も、「やっぱりこのままがんばろう」と決断した人も、いずれのパターンでも幸福度は高くなったという結果だった。
要は、決めれない人、迷っている人、乗り遅れる人は、その時間自体が不幸なのだ。
大阪より愛を込めて。臥龍
「悪い報告こそ包みかくさず」
たまに「我が社には問題はありません」と言う社長がいるが、これは見えていないだけだ。
必ずある。
トップは、市場、中でも顧客満足度を知らないといけない。
昨日、今日と研修を担当している企業は、インドアテニスクールだが、臥龍が社長であれば、各校での退会者さまの中で、毎月ピックアップした方を訪問し、ご愛顧いただいた年月に感謝しつつ、「何かもっと我が社で出来ることはございませんでしたか?」とヒヤリングする。
「我が社には問題はありません」と言う社長の会社には、もしかしたら、問題点(マイナス情報)を上げにくい社風があるのかもしれない。
これは危険だ。
引退されたが、物語コーポレーションの小林佳雄さんが繰り返し語っていた言葉を紹介する。
「悪い報告こそ包みかくさず」
「自らの失敗報告こそ包みかくさず」
大阪より愛を込めて。臥龍
「自分の指標に基づいて行うから本物の意思決定になる」
「意思決定は、自分の指標に基づいて行うから本物の意思決定になる。周りの空気を読んで行うのは偽物の意思決定だ」(臥龍)
このことは、臥龍のソウルメイト小林佳雄さんの信念だった。
偽物の意思決定の代表として以下のことを、例示されていた。
1.普通だったらどうする?
2.前任者はどうだった?
3.前例はどうなの?
4.周りはどう思うの?
5.上司はどう思うの?
6.色々な意見があるから決められない。
7.外れたらどうしよう?
8.反対意見があるから揉めそう。
9.やり方を変えて失敗したらどうするの?
だったら今まで通りでいいじゃないですか!
10.その考えは上司を納得させられるの?
ダメって言われたらどうするの?
11.「勘で決めました」なんて言えないよ。
この逆の本物の意思決定する人を「物語人」と呼んだ。
だから物語コーポレーションは、市場に革新が起こせた。
その革新が顧客に「差別化」として支持され、グループ年商1500億突破を生み出した。
同じことの繰り返しから「差別化」が生まれることはない。
秋田より愛を込めて。臥龍
「計画=結果にならないのは異常だと言い続けることだ」
昨日は、薬局や酵素風呂や介護サービスを展開しているステージさんの経営計画発表会だった。
10期目にして、ようやく「計画=結果が当たり前」という企業文化ステージに乗ったことを感じた。
貴社でも「計画=結果にならないのは異常だ」を言い続けることだ。
発表会の前に、「読書会をやらない理由はない」をテーマに研修を行ったが、全従業員が主体的に「読書を習慣にする」と意思決定いただき、これも良かった。
その中では、本「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」から、一番大きな習慣差として「年間読書量」を紹介した。
一般社員は、2.2冊/年、対してトップ5%社員は48.2冊/年(月 4冊)!
そこで、臥龍ファミリーの標準目標は、3冊/月としている。
そして親の読書習慣が、お子さまの学力に多大な影響を与えていることも、データで紹介した。
秋田より愛を込めて。臥龍
「語尾修正の社風は意外に大事」
クセは無意識に行っているから、本人も自覚がない。
臥龍の研修では、「語尾のクセ」に気付き、「語尾修正」を行っていただいている。
代表的には、「出来たらいいと思います」や「やりたいと思います」を「できます」や「やります」に修正していただくことだ。
たったこれくらいかと思われかもしれないが、これが劇的な「行動変容」を生む。
何故なら、「語った言葉で未来が創られる」からだ。
貴社では、「語尾」に違和感を覚えたら、その場で「語尾修正」をさせることが、日々、行われているだろうか?
秋田より愛を込めて。臥龍























