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税務・会計

第16回 役員退職金は、特別損失で計上していますか?
~会計事務所まかせだと、おそろしい結果になります~

おカネが残る決算書にするために、やっておきたいこと

今回のキーワード
「役員退職金」

決算書を5年分ほど拝見すると、時折、営業利益が極端に悪化している、という年度があったりするのです。大きな営業赤字なのです。
その前年や翌年は、数%の営業利益が出ているのです。
「どうしてこの年度だけ、営業利益がマイナスなんですか?」と社長に尋ねます。
すると、
「その年度は、前の専務が退職したので、退職金を支払ってますから。」
といった返答がきたりします。
「えっ、役員退職金なのに、販売管理費で処理しているんですか?」
「何かマズかったでしょうか?」
などというやり取りになるのです。
 
役員の退職は、めったにないことです。そのような費用は、特別損失で計上するのです。そうすれば、営業利益や経常利益は、黒字を確保できます。
会計事務所まかせにしておくと、このような処理をされてしまうことが多いです。
「最終の純利益は同じ損失額ですよ。」と言われます。
決算書を見るのは、税務署だけではありません。銀行も見ます。銀行は、営業利益と経常利益を見ます。だから、役員退職金のような大きな、その年度だけの支出は、特別損失で計上してほしいのです。
 
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