menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家の
”声”と”文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ
  • 小
  • 中
  • 大

税務・会計

第32回 第5回経営会議の進め方

新・会計経営と実学

 「紆余曲折はありましたが、何とか第4回目の会議を終えることができました。
    今では前月実績と、3カ月先の予定を立てて発表しています。
      しかし、回を重ねるにつれて、気になることが出てきました。
  それは、わが社で立てている年初の目標を、
  この経営会議にどう反映させればよいのかということです。

      私どもの会社では、年初に経営計画発表会を行っています。
    この数字には、わが社の命運がかかっており、何としても達成しなければなりません。
      毎月の経営会議では、前月実績を見ながら、現状に即した予定を立てています。
    この予定を12カ月分足しても、到底、年間の経営計画を達成できそうにありません。
    今後どのように、会議を進めていけばよいのでしょうか?・・・」

厳しい状況に、危機感を持つ社長は悩んでいました。
 
 
下の図は、11月の経営会議の様子です。
 
そこで用いる表では、「10月実績」と「10月予定」だけでなく、
新たに「10月経営計画」という数字を挙げています。

tam32.jpg
「10月予定」は、9月に立てた10月分の予定数字です。
一方、「10月経営計画」は年初に立てた10月の計画数字です。
つまり、2つの明日を追いかけるのです。
 
経営計画の数字は、年初から時間も経っているので、現状に合わなくなっている場合もあります。
しかし、それは達成すべき重要な数字です。
そこで、年初の目標数字と、現状を考慮した目標数字の両方を挙げ、実績と比較検討することにしたのです。
 
こうした会議では、図の①のように、
「前月の実績は90で、予定に比べて10、経営計画に比べて20低かった」という発表になります。
 
さらに、「10月実績」を踏まえて「11月予定」と、年初に立てた「11月経営計画」を達成するために
どうすればよいのかを述べます。
 
その発表を受けて、会議リーダーからは、
 「10月経営計画から離れているぞ。このままでは、年度計画を達成することができない。
  売上が少なく暇だったら、忙しい部門へ出稼ぎに行け。自分一人でジタバタしても何もできないぞ。
  メンバー全員の知恵を結集しなければ、計画目標を達成できるはずがない。
  そのために部門会議をもっとしっかりやれ!」
と、厳しい突っ込みが入ることになります。
 
 
この経営会議の後、部門の責任者は、メンバー全員を集めて部門会議をすることになります。
そして、経営計画を達成するためにどうすればよいのか、メンバー全員の意見を集約します。
 
そこで最も大切なことは、
部門の責任者が、社長のように熱い思いでメンバーに語りかけることです。
 
この思いがメンバーに伝わってはじめて、全員が利益に向って走り出し、その結果、
経営計画を達成することができるようになるのです。
 

第31回 行動予定表で3カ月先の明日を語らせる前のページ

第33回 売上が減ったら忙しい部門へ応援に行け次のページ

JMCAおすすめ商品・サービスopen_in_new

関連記事

  1. 第9回 部門別採算表のつくり方 (その1)

  2. 第34回 社長の熱い思いが全社員に伝わる仕組みづくり

  3. 第13回 大きくなれば会社と風船は壊れてしまう

最新の経営コラム

  1. (原稿未)今月のビジネスキーワード「中小企業の防災対策」

  2. 第155回「いよいよ誕生間近の全国区の豆腐メーカー」やまみ

  3. 第206話 高市首相と習近平主席の首脳会談が実現されるか?

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 社員教育・営業

    第46講 カスタマーハラスメント対策の実務策㉝『あなただったらどう思うの?』第4...
  2. 教養

    第13回 『作家小説』(有栖川有栖 著)
  3. ビジネス見聞録

    3分でつかむ!令和女子の消費とトレンド/【第13回】ニューレトロなヴィンテージ古...
  4. 仕事術

    第48回 スマホで家電を操作
  5. 人間学・古典

    第二十六話「避けにくい責任転嫁」
keyboard_arrow_up