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健康

第7回 「氣の呼吸法」

社長の「氣」

 氣が活発に交流するために「呼吸」は極めて重要です。呼吸が滞ると氣の交流が滞ります。氣の交流を活発にする呼吸法が「氣の呼吸法」です。
 
 氣の呼吸法は「自然な姿勢で行う自然な呼吸法」です。世の中には何千、何万という呼吸法が存在しますが、その多くは実行が難しいとされています。それは姿勢を確認することなく、息の吐き方・吸い方から学び始めるためです。
 
 身体が緊張していると呼吸はうまく出来ません。虚脱状態でも同じことです。氣の呼吸法では、まず「氣のテスト」を通じて自然な姿勢を確認し、それから息の吐き方・吸い方を訓練しますので、どなたでも身につけることが出来ます。
 
 呼吸には「深い呼吸(静かな呼吸)」と「浅い呼吸(荒い呼吸)」があります。日常生活では、無意識のうちに深い呼吸と浅い呼吸を繰り返しています。
 
 呼吸が浅くなるときは、どんなときでしょうか。
 
 ● 緊張しているとき
 ● 怒っているとき
 ●不安を感じているとき
 ● 恐怖を感じているとき
 ● 体調が優れないとき
 
 激しい運動をすると呼吸も激しくなるので、浅い呼吸とは分けて考えます。すると、呼吸が浅くて良いことは一つもないことが分かります。呼吸は「心の状態の表れ」です。心の状態が乱れると呼吸も乱れます。心の状態が落ち着けば呼吸も落ち着きます。心の状態によって呼吸は深くも浅くもなります。
 
 大事な場面で自分の持つ能力を最大限に発揮するためには、呼吸を静めることが不可欠です。呼吸が乱れたままでは、望む結果は得られません。また、正しい判断や決断を下すことも出来ません。
 
「氣の道場」に参加されたある経営者はとても優秀な方ですが、人前に出るのを苦手にしていました。過去に苦い経験があり、結婚式でスピーチしたときに頭が真っ白になってしまったそうです。
 
 そこで、氣の呼吸法を通じて「呼吸を静める」ことを徹底的に訓練して頂きました。いつでも・どこでも呼吸を静められるようになってからは、人前でも落ち着いて話が出来るようになりました。今では「氣の呼吸法はお守りのようなものです」と喜ばれています。
 
 経営者やリーダーは勿論、アスリートもアーティストも受験生も、失敗の許されない環境にある方は、心を強くする訓練として呼吸を静めることを徹底して頂きたいと思います。私自身も組織の長として同じ環境にあり、常に氣の呼吸法に助けられています。
 
 氣の呼吸法を行うと全身の血行が良くなります。氣が滞ると血行も悪くなりますが、氣が交流することで血行も改善します。
 
 心身統一合氣道の本部道場では、一年で最も寒いとされる大寒の時期(1月下旬)に「大寒呼吸の行」を行います。上半身は道着を脱ぎ、男性は裸で、女性はシャツ1枚となって1時間以上、寒中で氣の呼吸法を行います。
 
 氷点下の氣温のなか、ただじっとしているだけでは15分間でも耐えられません。氣の呼吸法を行ううちに身体がポカポカと温かくなり、苦もなく1時間続けることが出来ます。血行の改善が顕著に表れる例です。
 
 一日、過ごすと身体は汚れますが、実は心も汚れています。身体の汚れは風呂やシャワーで落とすことが出来ますが、心の汚れはそれでは落とせません。
 
 夜、お休みになる前に氣の呼吸法を行ってから眠りにつくことで、心の汚れが落ち、質の高い睡眠が得られます。特に短い時間しか眠れないときは、氣の呼吸法をして眠るかどうかで大きな違いが生じます。
 
 過密なスケジュールで十分な睡眠時間が取れないときも、私は必ず氣の呼吸法をしてから休みます。すると、翌日の目覚めが明らかに違います。
 
 深い呼吸が身につくと、発声も変わります。息を吐くことと声を発することは繋がっているためです。スピーチやプレゼンテーションにおいて、声の質は成果に大きな影響を与えています。
 
 深い呼吸から発せられる声には落ち着きがあり相手に伝わりやすくなります。このため、歌手や役者の皆さんも多く氣の呼吸法を学んでいます。
 
 このように「呼吸を静める」ことを訓練すると、様々な面で驚くような効果を得られます。今年から始まったセミナー「社長と氣」では、必ず氣の呼吸法に触れますので、興味をお持ちになった方はぜひご参加下さい。
 
 また、先代の藤平光一の著書『氣の呼吸法』(幻冬舎)も参考にして頂けましたら幸いです。
 
 
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