幅広い分野で生成AIの活用が本格化していますが、多くの方々の日常業務にも超効率化の波が到来しつつあります。その代表格の一つと言えるのが、言葉をテキストに変換する「文字起こし」と呼ばれる作業。
ひと昔前の音声認識技術は、言葉の認識精度が低く、同音異義語の誤変換も多発していたため、実用性に乏しいものでした。ところが今は違います。「ほぼ人間の代わり」と言えるほど進化していて活用しない手はありません。
しかし、これから始めるとなると、とっつき難く感じる方も多いでしょう。そこで今回は、初心者にも扱い易い「ボタンを押してスタート」できる機器をご紹介します。
【写真】viaim RecDot。見た目は完全ワイヤレスですが、赤いボタンを押すと即録音を開始することができます。
■イヤホンでワンタッチ録音! viaim RecDot(ヴィエイム レックドット)
今回ご紹介するviaim RecDotは、見た目はごく一般的な完全ワイヤレスイヤホンですが、充電ケースに独立した録音ボタンを備えています。文字起こししたいシーン、例えば会議やインタビューの際、このボタンを押せば即録音を開始するので非常に明快です。文字起こしはスマホとアプリでも可能ですが、操作に手間取ったり、誤って録り逃がしすることもありがち。初心者に専用機器をお勧めする理由です。
■操作や複雑? 音声認識精度はどの程度?
viaim RecDotで録音した音声は、一度スマホアプリに転送し、その後、ChatGPTなどのサービスを利用して文字起こしが行われます。ここは少し面倒ですが、もう音声は録音済みなので、落ち着いて作業できるでしょう。利点は、高精度な生成AIサービスを利用できること。文字起こしの精度が非常に高く、継続したアップデートの恩恵も受けることができます。
では、実際に文字起こししたスマホ画面を見てみましょう。適切な漢字を交え、音声が正確にテキストに変換されていることが確認できました。
【画像】viaim RecDotのスマホアプリ画面例。音声から文字起こしをしましたが、誤字は見当たらず実用水準と言えます。
なお、こうしたアプリ経由のAIサービス利用も、一般的にはサブスクリプション方式での支払いが必要です。一方、viaim RecDotは本体を購入すると毎月600分の無料利用が可能。こちらも初心者に分かり易いと言えます。(有料でより多くのAIサービスを利用したり、さらなる長時間の利用も可能です)
■さいごに
今回は文字起こしについてご紹介しましたが、テキストに変換すると、さらなる応用が可能です。例えば内容の要約や外国語への翻訳は、生成AIが得意とするところ。外国語の会議やスピーチを録音して文字起こしし、日本語に変換したり要約の整理も手間なくできてしまいます。
viaim RecDotで利用するアプリには、リアルタイムの文字起こしおよび翻訳機能もあり、さらに翻訳を音声でイヤホンから鳴らすといった機能も搭載。慣れればさらに高度な使い方ができる発展性も魅力です。
【画像】viaim RecDotのスマホアプリ画面例、その2。文字起こしのみならず、自動でタイトルをつけたり、要約を整理する機能も利用可能。生成AIの長所を活かした付加機能と言えます。。
【紹介製品】
製品名: ヴィエイム viaim RecDot
公式URL: https://www.viaim.ai/jp/recdot/detail
実売価格: 3万5000円前後





























