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税務・会計

第151回 国税庁の新システム「KSK2」で変わる会社経理の実務

賢い社長の「経理財務の見どころ・勘どころ・ツッコミどころ」

税務署のシステム変更に対応した経理実務のポイント

新しいKSK2への移行にともない、会社の経理実務の対応についても確認しておきましょう。

 

手続きでは、申告書や納付書、届出書などの様式が変わっているので、注意してください。

たとえば、源泉所得税を納付する際の所得税徴収高計算書(納付書)の様式が変わり、8桁の「整理番号」欄は13桁の「お問い合わせ番号」欄へ変更されました。

当面の間は、旧様式のままでも使用できますが、この機会にダイレクト納付などの電子納税へ切り替えると、納付書の様式変更に振り回されずに済みます。

 

次に確認したいのが、会計ソフトや給与計算ソフトの対応状況です。

電子申告納税システムのe-Tax送信機能や税務関係帳票を利用している場合には、システムベンダーから最新様式・仕様への対応状況を確認しておきましょう。

 

そして、なにより重要になるのが、日々の経理処理や決算業務の正確さです。

税務署側でデータ活用が進む中、社内の経理作業の品質強化は避けられません。

経理社員の手入力への依存や決算間際の突貫作業は、計算間違いやデータ不整合を引き起こす大きな要因です。

 

会計帳簿、法人税と消費税の申告書、源泉徴収や法定調書の数字に一貫性があることが、これまで以上に求められます。

売上や給与の金額が書類ごとにずれていないかを、月次決算のたびに点検する習慣を徹底しておきましょう。

 

将来的には、経理システムを充実させてデジタル化を推進し、会計仕訳の手入力をなくしてデータ連動で自動処理し、決算申告の精度を向上させていきましょう。

次の申告・納税から対応すべき手順は、明確になっていますか?

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