「リーダーの仕事の重要度ベスト3は?」
リーダーに聞いてみて欲しい。
Q1.リーダーの仕事の重要度ベスト3は?
臥龍は、以下が重要だと思っている。
1. 計画=結果
2. 計画=結果のプロセスで、良き社風と仕組みを創り、
3. 自分より優秀な後継者を育てる。
Q2.上記3点を実現するための重点対策は、何ですか?
箇条書きにした上で、重要度順に並び替えてください。
Q3.その達成度はどうですか?
Q4.未達項目の原因は何ですか?
Q5.来年、同じことを繰り返さないことの対策は?
要は、重要対策を先送りしない仕組みが必要なのだ。
週いちでの、進捗確認ミーティングを行おう!
東京より愛を込めて。臥龍
「デットライン(ゴール)から逆算」
臥龍が上場支援したA社の営業目標設定は、ユニークだった。
毎月25日までで月間目標を必達するプランでPDCAを回していた。
すると残り5日間で、来月の目標必達のプラン(KGI&KPI)がしっかり立案できた。
これが善循環を生み、上場要因の一つとなった。
飲食店の新店長には、そのお店が開店以降での「最高日商」を確認していただき、何月何日にその「最高日商」を超えるかの「ギネス宣言」をしていただく。
その日から逆算してのギネス達成プラン(KGI&KPI)を立案していただく。
「デットライン(ゴール)から逆算」が、マネジメントの基本だ。
東京より愛を込めて。臥龍
「貴社の北極星は大きく輝いているか?」
大企業病の特徴の一つは、集団集中力の不足だ。
ベンチャー企業は、小さな虫メガネだが、焦点がバッチリ合っている。
だから壁を焼き切る。
大企業病、レンズのサイズは大きいが、焦点が合っていない。
「人は、北極星を見つめると北に向かう。
トップの仕事は、見つめるものを与えること」(臥龍)
リッツカールトンの「先読みのサービス」、ディズニーの「ゲストにハピネスを」など、北極星は一つ。
だから視点が揃う。
この一点を見つめて働くと、
1. お客様の感動が高まり、
2. 従業員の働き甲斐が高まり、
3. 企業の収益が高まるものが、企業の北極星。
来年に向けて、理念の整理整頓を行うことも、トップの大事な仕事。
東京より愛を込めて。臥龍
「3分間発言法の徹底」
25社のデータで、一般社員8000人とトップ5%社員8000人の習慣の違いをまとめたベストセラー、「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」に興味深いデータがある。
会議での発言量は、一般社員の1に対してトップ5%社員は2.3倍と圧倒的に多い。
しかし、会議での発言時間を合計すると、一般社員が1に対して、トップ5%社員は0.76倍と意外にも少ない。
要は、一般社員の発言回数は少ない。
そしてだらだら発言して要領を得ない。
臥龍が、顧問先で徹底していることがある。
1. 会議とは、会して議すること。発言しないなら参加するな。
2. 議題毎に、自分なりの腹案を持って参加せよ。
ちなみにAmazonは、会議の冒頭、配布された議題の横に、自分の意見を書き込む時間を取っている。
3.発言は、結論→事実(データ)→所感の順で、3分間を標準とせよ。
この「3分間発言法」を徹底することで、リーダーの思考法は鍛えられる。
ハワイより愛を込めて。臥龍
「39年間、病欠日ゼロの秘訣とは?」
この世には、一発逆転も一発衰退も存在しない。
これは一番重要な「健康」においてこそ著しい。
テレビの通販番組で、「驚異的成果」と謳って、健康器具や健康食品が日々宣伝されている。
一発逆転があるのなら、購入者が健康になって、売れなくなっているはずだ。
日々宣伝されていることで、一発逆転も一発衰退も存在しないことが明らかだ。
体重、体形を気にしている人は多いが、一番気にしないといけないのは体調だ。
健康管理とは、体調管理。
Q.あなたは、体調管理が出来ているか?
臥龍は、30歳の独立開業以来、39年間、病欠日ゼロ。
身体の内外に、病気の元は常に満載。
免疫力の堤防が低くなると、病気の元が乗り越え侵入してくる。
免疫力の50%はメンタル、40%が生活習慣、10%が遺伝。
体調管理とは、免疫力の上がることをする、免疫力が下がることはしないこと。
臥龍は、毎月の血液検査、三か月に1回の免疫力検査で、免疫力の堤防の高さを測定している。
Q1.あなたは、メンタル面での免疫力を上げる習慣を決め、守っていますか?
Q2.あなたは、メンタル面での免疫力を下げることで、やらないと決めていることは明確ですか?
Q3.あなたは、免疫力を上げる生活習慣を決め、守っていますか?
Q4.あなたは、免疫力を下げることで、やらないと決めている生活習慣は明確ですか?
この4点が明確で、守れている人は、限りなく病欠日はゼロだろう。
ハワイより愛を込めて。臥龍
「第六感とは、眼聴耳視の境地」
「企業の未来は、朝礼時間で決まる」(臥龍)
情報知覚と五感の関係で見ると、「視覚83%、聴覚11%」で計94%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚は1% だ。
朝礼で、理念を見る、理念を意見交換することは、五感に大きく響く。
その上に、「第六感(シックスセンス)」を動員すると、更に未来を引き寄せる。
第六感(シックスセンス)のことを、今から800年ほど前(鎌倉時代)、曹洞宗の開祖で永平寺を建て座禅の教えを広めたといわれる道元禅師が書いた「正法眼蔵」に,「もし耳をもって聴かばまさに会し難し,眼処に声を聞きてまさに知ることを得ん」と書いておられる。
「眼聴耳視(がんちょうじし)」だ。
理念を読めば、仲間やお客様の「これをして欲しい」という声が聞こえ、理念を聞けば、仲間やお客様が理念通りに実践された行いに「満足されている光景」が見えるという境地だ。
理念が従業員の「第六感(シックスセンス)」にまで落とし込まれた企業を、「真の理念型集団」という。
ハワイより愛を込めて。臥龍























