menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

マネジメント

第99回 『動機づけ4つの「ション」』

社長の右腕をつくる 人と組織を動かす

「動機づけ」の最も望ましいカタチとしては、外部から、社外から、上役から…
されるものではなく、あくまでも自分でやることである。

他力本願ではなく「自力」を前提とすべきことだ。


ビジネスマンには、三種類がある。
第一に、自ら火をつけて燃える人。
第二に、人から火をつけられれば燃える人。
第三に、火をつけられても燃えない人。の三つだ。

当然、一番でありたいものだ云々、と云う話をあるマネージャーにしたら、
同氏ニヤリと笑って曰く、「新さん、もう一種類いますよ」
訊いてみると、「せっかくつけた人に火を消す人です・・・」

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

さて、動機づけができたら、それを、実行に移すための3つの「ション」があるようだ。
Motivation(動機づけ)はあくまで入り口で、実行には次のものが必要だというのである。
それは、
   ・Decision(決定) ・Passion(情熱) ・Action(行動) だ。

時々いわれる説であるが、私は、これではいささか不足という意味で、全面賛成はしかねる。
すなわち、もうひとつの「ション」が必要だと思うのだ。付け加えるひとつは、
   ・Direction(方向付け) である。

せっかく決めて、燃えて行動しても、方向を誤ると効果・効率・貢献度の低い結果となって
しまうので、行動の妥当性を決める「方向付け」は大切にしたい。

『マジックナンバー80』(事務局注・第51回コラム)の項で述べた「80対20の法則」にしても、
Directionが悪いと、アウトプットは80%どころか5%とかそれ以下にしかならないことが、
いくつもの事例で実証されている。

第98回 『運をつかむ能力と勇気』前のページ

第100回 『出世と成功』次のページ

JMCAおすすめ商品・サービスopen_in_new

関連セミナー・商品

  1. 社長が知るべき「人間学と経営」セミナー収録

    音声・映像

    社長が知るべき「人間学と経営」セミナー収録

  2. 会社と社長個人の5大リスク対策セミナー収録

    音声・映像

    会社と社長個人の5大リスク対策セミナー収録

  3. ジャパネットたかた創業者「高田 明の経営法」セミナー収録

    音声・映像

    ジャパネットたかた創業者「高田 明の経営法」セミナー収録

関連記事

  1. 第14回 リーダーシップ”KKMHS”

  2. 第169回 『経営の生産性を高める』

  3. 第91回 『自分を活かすおカネ』

最新の経営コラム

  1. 「辞める理由のないお志事をしよう!」(角田識之の社長学2.0 9月29日号)

  2. 第78回『今、日本と海外はどう動いているのか?』~北海道、沖縄、韓国ソウル、インドネシア視察報告~

  3. 第172回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方94「美味しいお茶の入れ方」と「丁寧なお見送り」

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 製造業

    第2回「ムダどりから始めよう」
  2. 採用・法律

    第1回 『働き方改革は強い会社を創るチャンス』
  3. マネジメント

    故事成語に学ぶ(25) 三人言ひて虎を成す
  4. 経済・株式・資産

    第18話 大きな含み資産を持つ債務過多の黒字会社は難しい
  5. 新技術・商品

    第9話 目立たない商品領域で「世界初」を作り上げる
keyboard_arrow_up