「動機づけ」の最も望ましいカタチとしては、外部から、社外から、上役から…
されるものではなく、あくまでも自分でやることである。
他力本願ではなく「自力」を前提とすべきことだ。
ビジネスマンには、三種類がある。
第一に、自ら火をつけて燃える人。
第二に、人から火をつけられれば燃える人。
第三に、火をつけられても燃えない人。の三つだ。
当然、一番でありたいものだ云々、と云う話をあるマネージャーにしたら、
同氏ニヤリと笑って曰く、「新さん、もう一種類いますよ」
訊いてみると、「せっかくつけた人に火を消す人です・・・」
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さて、動機づけができたら、それを、実行に移すための3つの「ション」があるようだ。
Motivation(動機づけ)はあくまで入り口で、実行には次のものが必要だというのである。
それは、
・Decision(決定) ・Passion(情熱) ・Action(行動) だ。
時々いわれる説であるが、私は、これではいささか不足という意味で、全面賛成はしかねる。
すなわち、もうひとつの「ション」が必要だと思うのだ。付け加えるひとつは、
・Direction(方向付け) である。
せっかく決めて、燃えて行動しても、方向を誤ると効果・効率・貢献度の低い結果となって
しまうので、行動の妥当性を決める「方向付け」は大切にしたい。
『マジックナンバー80』(事務局注・第51回コラム)の項で述べた「80対20の法則」にしても、
Directionが悪いと、アウトプットは80%どころか5%とかそれ以下にしかならないことが、
いくつもの事例で実証されている。