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マネジメント

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2026年10月14日号)

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「お客様は、貴方の一言で救われる」

いち生活者としての体験談だ。

奥さまが風邪なので、自分が持ち歩いている風邪薬を渡したが、回収を忘れていた。

昨日の仕事中は気が張っていたので良かったのだが、大宮から福井へ移動中に、風邪の症状が出てきたが、”福井駅に着いてから薬局行こう”と思った。

20時半に着いて、駅の近くを回りましたがない、あっても閉まっている。

マリオット系列のホテルにチェックイン。

「エリート会員さまですので、スイートルームにアップさせていただきました」

「ありがとう。ところで、この近くに薬局ない。風邪きみなので」

「ありますが、20時閉店で、徒歩圏には薬局ございません」

仕方なく部屋に入ると、GMからのウェルカムのメッセージカードとお菓子のプレゼント。

段々、症状が上がってきたので、フロントに電話した。

「さきほど、薬局はないと聞いたのですが、今夜、飲む分だけでも風邪薬ないでしょうか?」

「ございません」

電話を切りながら、これがカシータやリッツカールトンなら「大騒ぎ」だと思った。

仮に置いてなくても、スタッフに「誰か持っていない?」と聞く、それでもなければ、車を飛ばしても買ってくる。

昨夜、欲しかったのは、スイートルームではない。

“もしこの方が、自分の家族ならどうするか?”というホスピタリティが欲しかった。

こういうことは、カシータやリッツカールトンでないと出来ないレベルだろうかと思った一夜だった。

もうこのホテルに泊まることはないなと思いつつ、フロントへ。

「チェックアウト、お願いします」

「はい。ありがとうございます。スミダさま、お加減は大丈夫でしょうか?」

思わず名札を見た。

「カワシタ」とあった。

「カワシタさん、あなたの一言で、また泊まると思うよ」

宿を後にしながら、旧ホテルアソシア名古屋でのエピソードを思い出した。

ホテル設備が老朽化して、冬の寒い夜。

「どうにかならないのか!」とあるお客様が、フロントへ怒りのお電話。

フロントの女性、慌てて自宅に電話、「お父さん、お客様が寒いと言っておられます。ストーブ持ってきて!」

お父さん、軽トラに、石油ストーブを積んできた。

スタッフとお父さん、お部屋にストーブを持って行って、「これで少しでも温まってください」。

お客様、「お前達、消防法を知らないのか!」と怒鳴る声だが、顔は笑っていて、涙目だった。

このお客様が上得意客になったことは、言うまでもない。

福井より愛を込めて。臥龍


「先ずあなたのグラスを『幸せ水』で満たしてください!」

明日から、ノアインドアステージの幹部候補生(新入社員)の入社直後研修の半年後のフォローアップ研修だ。

研修の冒頭、以下の経営理念を唱和する。

「私たちは、全メンバーの物心両面の幸せを追求し、
 関わる人すべての人生を彩り豊かにします。」

臥龍は、こう置き換えましたかと聞くつもりだ。

「私は、物心両面の幸せを追求し、
 自らの人生を彩り豊かにします。」に、半年分近づいたか?

幸せのシャンパンタワーのてっぺんグラスは、自分自身。

自分のグラスを満たし、溢れさせ、タワーの各グラスに「幸せ水」を満たし、タワー全体を虹色に彩り豊かにしていく。

この見本を示す「あこがれ人」になることだ。

理念は額に入れるものではない。

全社に「あこがれ人」を増やし、従業員の人数分の「幸せ水のシャンパンタワー」が林立する企業を創ることにある。

先ず、あなたのグラスを満たしてください!、と呼び掛ける予定だ。

姫路より愛を込めて。臥龍


「あなたは、昼間にも星が出ていることを信じていますか?」

今日は、雲一つない青空だ。

こういう青空を見ると、必ず「昼間の星」という言葉を思い出す。

20代の大手コンサルタント会社に勤務の折、ゲスト講師で来られた故・坂井三郎氏、撃墜王、別名「大空のサムライ」からお聞きした言葉だ。
「大空のサムライ」⇒ https://eiga.com/movie/35172/

プレーヤーの内とは違い、部下を持つと、部下の戦死という苦悩が襲ってくる。

どうすれば戦死を最小限にできるか?

答えは、先に敵編隊を見つけ、旋回して後ろに付くこと。

そこで坂井さんが行ったのは、昼間、芝生に寝っ転がって、「昼間の星」を数えるようになることだった。

これは、「昼間でも星は出ている」という事実を信じたことから生まれた行動だ。

結果、「昼間の星」を数えるという「超視力」を手に入れ、敵編隊を先に見つけることで、部下の戦死率を抑えることが出来た。

星の中でも、一番、輝いているのは「北極星」だ。

昼夜を問わず、「自分の人生の北極星=志・使命感・人生ビジョン」を見つめる人は、「人生幸福の北極点」に近づき続けることが出来る。

大事なことは、今、見えていなくても、「人生の北極星」は必ずあると信じ、求め続けることだ。

「ない」と思っている人には、永遠に見えない。

「見えていないだけ」と思っている人は、いつか発見する。

これは、我が社を飛躍させる「第二創業軌道」でも同じだ。

「ない」と思っている人には、永遠に見えない。

「見えていないだけ」と思っている人は、いつか発見する。

あるいは、従業員の「潜在能力」でも同じだ。

「ない」と思っている上司・先輩には、永遠に見えない。

「見えていないだけ」と思っている上司・先輩は、いつか発見する。

Q.あなたは、前者の人、後者の人のどちらですか?

後者の方は、自分自身の「潜在能力」に関しても、同じ見方が出来ているはずだ。

姫路より愛を込めて。臥龍


「貴社に炭鉱のカナリアは居るか?」

Q.あなたは、炭鉱のカナリアをご存知か?

1900年代初頭、イギリスやアメリカなどの炭鉱では、一酸化炭素やメタンガスといった目に見えない有毒ガスを検知するために、かごに入れたカナリアを坑道へ連れて行った。

鳥類は人間よりも呼吸器の機能が敏感で、わずかな有害な空気にも素早く反応する。

カナリアが鳴くのをやめたり、ぐったりしたりした姿を見ることで、炭鉱労働者はガス中毒などの致命的な事故が起きる前に避難することができた。

先日の福井の清川メッキ工業さんへのベンチマーキングでは、大事な気付きがあった。
清川メッキ工業⇒ https://www.kiyokawa.co.jp/

企業には、社風・風土という見えないもののと、制度・仕組みという見えるものがある。

成長、規模の拡大に伴って、そのウェイトは変わるが、そこに大きな落とし穴が潜んでいる。

清川メッキ工業さんも、100名までは、社風・風土だけで成長できたが、100名を超えると、役員から従業員へのきめ細かな対応が難しくなってくる。

そこで風土化から制度化に移行し、200名を超えた段階で、一人ひとりの能力が判断しにくくるなるので、一段と制度を強化。

しかし、清川卓二副社長は、ある日、違和感ある匂いを嗅ぐ。

少しずつ「制度が権利の主張を生み始めている」という匂いだ。

この匂いが充満した世界が、「大企業病」だ。

“危ない”と感じた清川副社長は、制度化から風土化へのより戻しを開始し、制度・仕組みを意図的に減らしている。

セーフ!!

臥龍、素晴らしいベンチャー体質の企業が、あっという間に「大企業病」になった事例を幾つか知っている。

規模の小さな企業が、不用意に「制度・仕組み化」に走ると、「大企業病体質の中小企業」が生まれ、低迷・倒産に至る。

この清川メッキ工業さんの話をしたのは、ノアインドアステージさんの研修に向かう車中だったが、担当の藤田政頼さんが、「それ分かります。一例をあげます」と話し始めた。

(ここから)

勤怠管理を分単位で行える仕組みを導入したところ、「それ時間内ですか?」とか「残業付くんですか?」という声が出始めたのですが、風土のいい事業所では、そういう声はでません。

サービス残業は問題外ですが、ハンドルでも「遊び」の部分はありますよね。

それがないと、社内でも、お客様にも、不自由・不便な部分が出てきますが、結局それは、支配人の差です。

(ここまで)

臥龍、「ノアさんのような多拠点では、支配人格差はありますね。それを、よき風土化に揃えていくエリアマネージャーの役割、重要ですね」。

そういえば、清川副社長も、「風土化により戻すのと合わせて、20名の意思決定型リーダーの育成に注力しています」と、おっしゃっていた。

制度化から風土化により戻すことで、より上位のエクセレントカンパニーとなるが、その鍵は、リーダー育成にある。

Q.貴社の中には、「制度が権利の主張を生み始めている」という大企業病の匂いに敏感なカナリア人財はいますか?

一度、大企業病になると、その改善には、とてつもないエネルギーがいるか、倒産の危機になって、背水の陣になるかのどちらかがだ。

姫路より愛を込めて。臥龍


「従業員の地元雇用100%のロマンとソロバン考」

先日、ベンチマーキングをさせていただいた福井の「清川メッキ工業」と「福井経編興業」での共通項が、「従業員の福井比率100%」だった。

厳密には、清川メッキ工業では、最近、県外から1名入社したが、配偶者は福井の方なので、「福井比率99%ですね(笑)」とおっしゃっていた。

ロマン的には、「お世話になった地元への恩返しは地元からの雇用」と言える。

勿論、これは全国や世界に拠点がある企業には当て嵌まらないが、地元拠点のみの企業でも、「地元雇用100%」は少ないので、一つ参考になる信条と思われる。

ロマンとソロバンの後者で見ると、以下の側面が見えてくる。

両社とも、高技能企業だ。

「技術は会社に付くもの、技能は人に付くもの」(臥龍)

社員の離職とは、技能の流出という大きなリスクを伴う。

その点から見ると、「地元雇用100%」は、離職率の低下に直結する「経営戦略」と言える。

姫路より愛を込めて。臥龍


「人財育成の鍵は現場の育成風土創りに在り!」

10月8~9日、4月に行ったノアインドアステージの幹部候補生(2026年度入社生)研修の半年後のフォローアップ研修を行った。

11名全員が再集合できたことも嬉しかったが、全員の本気プレゼンを聞きながら、何とも言えない感慨が湧いてきた。

文字で表現するのは難しいが、精一杯お伝えしたい。

11名の本気プレゼンの共通点が、「感謝」と「恩返し」だった。

自分に温かく関わってくれた上司や先輩への「感謝」の言葉から、この半年間の職場の雰囲気・社風が見えてきた。

ここまで自分にしていただいたことを、業績や人財育成などの面で「恩返し」するという決意が語られた。

ここ三年間、幹部候補生研修を担当した者として、現場が「人財育成風土」として、相当に変わってきたことを、本気プレゼンから感じた。

終了後の懇親会で、社長、役員と、「このペースで三年間進化を続けると、理念体質の長坂養蜂場と同等に、人財育成ならノアインドアステージと言われるステージに行きますね」と語り合った。

以下の本気プレゼンから、「人財育成風土」を読み取っていただければ、幸いだ。

261009A班半田茜子:金賞:ノアインドアステージ・幹部候補生2026・フォローアップ研修会・本気プレゼン⇒ https://youtu.be/VS1A3fByD4o

261009B班阪田陽一:銅賞:ノアインドアステージ・幹部候補生2026・フォローアップ研修会・本気プレゼン⇒ https://youtu.be/fSzQBpePhFM

大阪より愛を込めて。臥龍

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