これほどシンプルで実は大事な習慣はありません。
いい習慣は必ずいい結果を生みます。悪い習慣は必ず悪い結果を生みます。
これはどの世界でも適用される決して変わることのない原理原則であります。
ビジネスで成功している人やトップアスリート達と話をしていると圧倒的にこの知覚の仕方がアベレージの人達と
違う事に気がつかされます。
彼らは貪欲です。常に何か新しい事を学びたい、知りたい、と思っています。
ですから相手がたとえ誰であろうと自分の知らない事を知っている相手と認識したら直ぐに相手の長所、特技を
発見し、聞き出そうとするのです。
なぜなら自分に使えると思えば直ぐに自分の中に取り入れ、自分の武器にするからです。
彼らは"自分にはまだまだ知らない事がたくさんある、まだまだ知らないことを学びたい"という好奇心、
学びの姿勢を持っています。
これに対しビジネスが上手くいかない人は何にしても欠点、問題点を発見する才能(?)を持っています。
人やプロジェクトの欠点を発見しそこにフォーカス(集中)するのが得意です。
初めて会う人、初めて行うプロジェクト、何をするにもまず問題点、欠点を発見してしまいます。
そして人の長所を認める事は決してせず、自分の無知さを相手に悟らせない為に一生懸命自分の持っている
知識をさらけ出そうとします。
ですから常に自分が話し手になり、相手の話を聞く、あるいは何かを学ぶ機会自体が全くないのです。
他人の成功、能力からあやかろうとする人物と、他人の失敗、欠点を見つけ出そうとする人物。
何かのアイディアに対しても"どうやったら成功させられるか?"と考える習慣"となぜ、このアイディアはダメなのか?"
と考える習慣。
言葉にしてしまえばたった数文字の違いかもしれませんが、この両者の1、3、5年後にたどり着く場所は
あまりにも違う場所になるのです