『Ginza Bairin Tonkatsu』はホノルルのワイキキビーチに近い、ビーチウォークに面する一階のテナントで約30坪のお店です。ブランディングがうまく成功して、昼夜常に行列して、たいへんな人気です。
数年前に蕎麦屋だったとなりの区画(40坪)が空いたので、こちらも借りてとんかつメニューもハイライトして品揃えして、洋食店『Ginza Bairin Yoshoku Bistro』をオープンしました。
ビーチウォークは一見するととても良い立地に思えますが、実際は穴場的な立地で、お客さんを引っ張って来れないといけません。商業施設から大型店を移転してきて小箱でやっている大阪の有名店は苦戦していて、撤退が決まっているようです。実際、ハワイの賃料は香港ほどでないですが、高いです。
ハワイの『Ginza Bairin Tonkatsu』は予約をする人が多くて、予約の席は90分の入れ替え制にしているようです。現在は両方の区画をとんかつの同じメニューで営業しているので、予約のお客様はテーブル席で40席くらいある『Ginza Bairin Yoshoku Bistro』へ、ウォークインのお客様は『Ginza Bairin Tonkatsu』へ誘導しているようです。
岡島GMによれば、ホノルルのレストランの穴場的な時間はサンセット前のディナータイムだそうです。ちなみに、今回の滞在ではこの時間を狙って「GoogleMap」にあるリンクの「OPEN TABLE」から予約を入れればだいたいのレストランは予約できました。
『Ginza Bairin Tonkatsu』ではハワイ滞在二日目のディナーに食事しました。17時に店に着きましたが、人数の多いグループの予約で本日は混みあっています。
まずは、メニューから。現在、一枚物メニューで営業しています。初日はローカルの人向けに提供している盛り合せの「梅林ミックス定食(220g)」$29.50を注文して試食します。
「梅林ミックス定食」はヒレ2枚、半ロース、チキンが盛り合せあり220gとボリューム満点です。
なお、このメニュー売価の$29.50はチップが入っておりません。実際には日本円換算すると7,000円~8,000円の食事代になるので、かなり高い食事と言えるでしょう。
ハワイ滞在、5日目の夜は、『Ginza Bairin Yoshoku Bistro』の区画で「黒豚スペシャルカツ丼 (100g Special “Kurobuta” Pork Loin Katqu-Don 3.5oz)を食べました。
『Ginza Bairin Tonkatsu & Yoshoku Bistro』ですが、アルコールはあまり出ないようで、これは大昔に私が『新宿さぼてん』荻窪店で店長をしていた時と同じようです。
試しに、白ワインを注文してみました。一緒に、カツサンドも注文します。
アルコールが出ないようで、グラスワインは管理が難しいということでハーフボトルを充実しています。ハーフボトルの値付けは12ドルから15ドルですが、そこそこおいしいです。ちなみに、私は酒量制限があるので半分は残します。
私はできたてのカツサンドを食べる機会はあまりないですが、たいへんおいしいです。『Ginza Bairin Tonkatsu』用に焼いてもらっているパンがまたいいですね。銀座の本店と同じレシピで作られるとのことです。
今宵のメインは「黒豚スペシャルカツ丼(100g)」 Special “Kurobuta” Pork Loin Katqu-Don 3.5oz $29.55にします。「黒豚スペシャルカツ丼(100g)」の売価だと日本円にすると8,000円超えになるのでしょう。そう考えると、昼、夜、お客様がしっかり入っている『Ginza Bairin Tonkatsu & Yoshoku Bistro』は凄いわけです。
ハワイに日本のレストランの多くが進出しておりますが、昼、夜ときっちり集客できている店はあまりないようです。この点につきましてはあとで『Tsurutontan』の事例でお話しましょう。
「黒豚スペシャルカツ丼(100g)」が来ました!
「銀座梅林のカツ丼」は仕込みで出る筋を煮込んだ出汁で一回玉子をとじてからまたとじていることもありがますが、醤油感がしっかりあって濃厚な味わいです。彼の鉄人道場六三郎さんは「生涯一の丼ぶり」と称したそうです。
本店は銀座七丁目にあります。ぜひ、一度ご賞味ください。