「感動とは、共感して、自ら動くこと」
「人の行動は、理屈の横ではなく、感情の横にある」(臥龍)
行動感情を呼び起こす「感動フレーズ」は大事だ。
「感動とは、共感して、自ら動くこと」(臥龍)
臥龍の場合は、「事前期待を超える」だ。
昨日の顧問先研修では、5人のトップと幹部で、4時間かけて以下のフレーズを定めた。
頭で分かっただけの理屈では、行動が生まれない。
とことん腹落ちするまで話し合うと4時間はかかった。
■「厳愛」とは・・・
違和感に気づき、見過ごさず、本気でぶつかること。
■「慈愛」とは・・・
仲間の可能性を信じ、長所進展を支援し、出来るまで伴走すること。
少し補足したい。
違和感は、理想とのギャップ。
その人の現状と向き合うのではなく、その人が成るべき理想と現状のギャップと向き合い、厳愛と慈愛で迫る。
職場の問題が分かるためには、常に理想を描いておくこと、良書から原理原則を学ぶことが大事。
「本気とは相手の言動が変わること」(臥龍)
なお戦後の日本には、「所得倍増でアメリカ型ライフスタイルを手に入れよう」という「国民共感フレーズ」があった。
今回の衆院選で、各党は、どういう「国民共感フレーズ」を語るのだろうか?
秋田より愛を込めて。臥龍
「御社の従業員は、全員、社長ですか?」
Q.御社の従業員は、全員、社長ですか?
A. はい。全員、人生経営の社長です。
「人生経営の社長」への就任日は、「自分の人生で起こる全ての因は我に在り。自分が変われば周囲が変わり、周囲が変われば未来が変わる」ことが、腹落ちした日だ。
臥龍が、新入社員研修を担当した場合、必ず「人生経営の社長・就任宣言」を入れる。
それによって「モチベーション型・カメの目人財」になる。
カメはウサギを見ていない、ゴールしか見ていない。
対して、ウサギはカメを見ていた。
「テンション型・ウサギの目人材」は、仕事、上司、先輩、お客さまなどの周りの環境で、やる気が上下する。
今年、ノアインドアステージには、25名の新卒が入社した。
ノアインドアステージ⇒ https://noah-indoorstage.com/
臥龍の2日間研修の中で、「人生経営の社長」に就任いただいた。
半年後のフォローアップ研修には、全員が参加した。
これはこの会社初のことだった。
新入社員には、4月の内に、「人生経営の社長」への就任をサポートしよう!
そしてそのためには、先輩社員全員も、「人生経営の社長」へ就任しておくことが理想だ。
東京より愛を込めて。臥龍
「人間には、なぜ成功する人としない人がいるのですか?」
「重要で緊急でないことを先送りしないことが、人生、仕事、経営の成功者になる肝だ」(臥龍)
企業経営だと、理念の制定浸透、業態開発、中期ビジョンの策定と実行、新卒の定期採用、6SS(環境整備)、感動朝礼などが、代表例。
朝の30分間が貴社の未来を明るくする。
6SSと感動朝礼の意義⇒ https://youtu.be/bP_CVlnB0vU
先送りしないコツは、800年前、鎌倉時代に既に示されていた。
■道元禅師と弟子の問答
鎌倉時代の禅宗の高僧・道元禅師と弟子との問答が興味深い。
弟子が道元にこう聞きました。
「人間には、なぜ成功する人としない人がいるのですか?」
道元は答えました。
「成功する人は努力する。
成功しない人は努力しない。その差だ」
弟子は、ああ、そうかと納得したが、
その晩ふと疑問が湧き、
翌日道元に再び尋ねました。
「では人間に、どうして努力する人と、しない人がいるのでしょうか?」
「努力する人には志がある。しない人間には志がない。その差だ」
弟子は大いに肯き、家路についたそうです。
しかしその晩、またまた疑問が湧きます。
ではどうして志がある人とない人が生じるのだろう?
弟子が再び道元にそのことを問うたところ、道元はこう言ったそうです。
「志のある人は、人間は必ず死ぬということを知っている。
志のない人は、人間が必ず死ぬということを本当の意味で知らない。
その差だ」
この「人間は必ず死ぬということを本当の意味で知っている」ということは、どういうことか?
これをグループ討議して欲しい。
そして、本当の意味で知っている人の事例を、一人ひとりが次回に持ち寄って欲しい。
ここで気づきを得た人は、その人生が数倍も濃厚で楽しいものになるだろう。
臥龍はラッキー(?)にも、27歳のときの交通事故で、「人間は必ず死ぬということを本当の意味で知った」が、その後の人生の濃厚さは想像を絶するものとなった。
東京より愛を込めて。臥龍
「社長資質の人は、ここが違う!」
昨日の経営講座で、臥龍がある会社に再建で入ったとき、この課長を社長にしようと目を付け、実際、一年半後に社長にして、後を託した事例をお話した。
皆さまの会社の従業員の中にも、社長資質の人はいる。
その第一条件は、「人生経営の社長・全ての因は我に在り・自分に矢印を向けれる人」であること。
こういう人であれば、「この会社で起こる全てのことは自分が因であり」、「自分が変われば会社が変わることが腹落ちしている」ので、「ザ・ラストマン」となる可能性が大だ。
ザ・ラストマン⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322008000505/
彼の自己開示を聞いて、10歳にして、「自分に矢印を向ける人生経営の社長」に就任していたことを知った。
10歳の就任物語⇒ https://youtu.be/g_Qro3wcGsM
この矢印(コンパス)の向きを変えるのに、年齢は関係ない。
臥龍の場合は、30歳。
ある社長はもう少し後の年齢だった。
ある社長のコンパスの向きが変わった物語⇒ https://youtu.be/tBN6TpzubuY
秋田より愛を込めて。臥龍
「問題には、二種類ある」
問題には、二種類ある。
1. 失敗やトラブル。
2. 理想からのギャップ。
A社とB社、A社の方が業績が良くても叱るケースはある。
A社はもっと出来る力があるのに、全力を尽くしてない。
AさんとBさん、Aさんの方が成績が良くても叱るケースはある。
Aさんはもっと出来る力があるのに、全力を尽くしてない。
「理想からのギャップ」に対して違和感を感じるのがリーダーだ。
事例動画⇒ https://youtu.be/FmOVagMhu-w
この事例を今まで数多くの経営コンサルタントに見せたが、全員が「ムリです」という反応。
理由は、二つ。
1. 99%の人が、よく頑張ったなあと思って、違和感を感じない。
2.1%は、違和感を感じたとしても、「これをダメ出ししたら嫌われる」と思って、言えない。
東京より愛を込めて。臥龍
「規則とサービス、サービスが優先」
今日の講座では、レストラン「カシータ」の高橋オーナーをゲスト講話でお呼びした。
真のサービス業に脱皮するために、日本企業の限界点を超えようという視点が多く語られた。
例えば、お金をいただくことに慣れないこと。
臥龍も、毎月の請求書には、自筆の「感謝のハガキ」を同封している。
例えば、「規則とサービス」が拮抗する場合、各自が「サービス」を優先する意思決定ができること。
開店時間が17:30のお店、17:20に並んだお客様を待たせる。
お客様が高齢者やお身体がご不自由な方と見たら、お店に入っていただき、更にイスに座っていただき、お買い物は待っていただいていいはずだ。
現場スタッフが「何をしたらいいか?」と迷ったときは、これが仮に友人・恋人・家族だったらどうすると考えたら分かる。
「お客様だからしない」、これが日本企業のCSの実態だ、という警鐘を参加者一同が聞いた。
明日の置き換え討議が、楽しみだ。
東京より愛を込めて。臥龍
「自社は評論家集団、それとも当事者集団?」
臥龍のリーダー研修会における事前アンケートに、Q.社会での問題点は?、Q.社内での問題点は?の二項目がある。
前者では、日本の政治は何故変わらないのか?とか、少子化の流れは何故止まらないのか?、などが書かれる。
後者では、何故、新しいことにチャレンジしないのか?とか、若い人が何故育たないのか?とか、何故コミュニケーションが悪いのか?、などが書かれる。
臥龍は、「評論家の多い会社は衰退する」、「当事者が多い会社が発展する」、「社会の問題点を解決するためにあなたがいる」、「社内の問題点を解決するためにあなたがいる」とお伝えする。
ある入社して間がない女性、「いい会社と聞いていたけど、役員と現場に温度差があるなあ」と評論家目線だったが、臥龍の研修会で、「それを解決するために自分は入社したんだ!」と気づき、一気にぜい変し、その影響で会社もぜい変していった。
評論家が当事者に変わった瞬間⇒ https://youtu.be/Ej2vPK4JIqE
東京より愛を込めて。臥龍