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朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2025年10月15日号)

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「Q.あなたの人生、仕事に失敗が存在しないための思考は何ですか?」

臥龍も過去の人生や仕事を振り返ってみても、ほとんど失敗はない。

失敗がない、あるいはほとんどない人の共通項は、「あきらめない」ことだ。

問題は、「あきらめない思考」をしっかり持っているかどうかだ。

この「あきらめない思考」は、人によって違う。

臥龍の思考は、以下の通り。

決めるときの思考。
1.社会に善なるものか?
2.私利私欲はないか?
3.魂がワクワクするものか?
4.一人になってもやり続けるか?

始めるときの思考。
「失敗は存在しない。あるのは成功か挑戦中のみ」

そして手帳に挟んでいるカードには、以下の言葉が印刷されている。

「準備とは、言い訳になる要素を排除すること」(イチローの言葉)

「努力は必ず報われる。
もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」(王貞治の言葉)

「これは大きな希望だ!
成果が出ないときは、ただ努力をすればいいだけ。
悩む、迷い、止まるような暇はない!」(臥龍の言葉)

Q.あなたの人生、仕事に失敗が存在しないための「強固な思考」は何ですか?

東京より愛を込めて。臥龍


「上司の部下への『問いのクセ』を確認しよう」

上司の部下への「問いのクセ」は、人財育成の上で、極めて重要だ。

最悪なのは、失敗したときに、「お前はダメだな」「何で何回もやるんだ?」「何度、同じことを言わせるんだ」という問いだ。

問われた部下は、「自分のダメなところ探し」を行い、「自己肯定感が下がり」、結果、失敗を繰り返す。

上司も部下も不幸の悪循環。

逆に、「頑張ったな。次、同じケースのときには、どこに気を付ける?」という「問いのクセ」は、改善を生み出す。

この両極端の事例を、臥龍、二十代のときに目撃したが、クセだからご本人は自然にやっている。

だから怖い。

千葉より愛を込めて。臥龍


「串カツは二度漬け禁止、メールは二度開け禁止」

「曖昧な指示からは、曖昧な行動が生まれる」(臥龍)

臥龍が教えているコンサルタントチームに、来年の5月から始まる研修会の案内を送ったが、24時間以内に返事が来たのが一人だけ。

異常に遅い。

もっと怖いのは、「異常に遅い」自覚がないこと。

しかし、これは臥龍の指示が曖昧だったと反省。

申し込み欄が「出席」だけだったので、プラス「欠席」と「検討中」を加えた。

そして、二度開け禁止と伝えた。

本当は、一度開封したら、同じ受信者が二度開けできない仕組みにしたいが、仕組みが手間なのでやらなかった。

開封したら、2秒で行う意思決定は、「出席」か「欠席」か「検討中」のどれかだ。

返信まで掛かるスピードは、最大1分。

一度返事して状況が変われば、「出席」か「欠席」への変更を、これまた1分以内で行えばいいだけだ。

メール開封、即処理しないのは、暇だからだ。

臥龍は、絶対に二度開けしないので、どの処理も1分以内。

対して、その場で処理しないで、二度、三度と開封する。

あげくは催促されて、四度目の開封をする。

どれだけ無駄な時間、ロスタイムか。

「人生二度なし」から見て、考えられない。

一事が万事、この時間差の積み上げが、年間で1~2か月分に相当する時間資産差になる。

社内に、「串カツは二度漬け禁止、メールは二度開け禁止」と大きく掲げよう。

東京より愛を込めて。臥龍


「みんなは一つの勝利のために」

誤訳された言葉の代表格が、「One for all All for one(ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン)」の「一人はみんなのために、みんなは一人のために」だ。

出典元は、アレクサンドル・デュマの小説「三銃士」の中で、主人公のダルタニヤンと三銃士の誓いの言葉として語られる。

フランス語では「tous pour un, un pour tous.」。

実際は、「一人はみんなのために、みんなは一つの勝利のために」だ。

でないと、ダルタニヤンと三銃士の誓いの言葉にはならない。

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」は、仲良しクラブを生む。

「一人はみんなのために、みんなは一つの勝利のために」が、プロ集団を生む。

更に臥龍は、「チームの勝利は、各自が自分との約束を守ることの集積である」と付記した。

一人ひとりが「自分に勝つ」ことの集積が、チームの勝利となるからだ。

東京より愛を込めて。臥龍


「至高の親切」

「世の中には、一発逆転も、一発衰退もない」という小池修さんの言葉には、200%共感できる。

ついでに言えば、「一攫千金」もない。

若い頃は、「一発逆転」「一攫千金」もあるような幻想を見ていたが、年齢を重ねると、「大志・習慣・準備・挑戦」しかないことがよく分かってきた。

逆に言えば、自社の20代社員に、このことを教えてあげることが、「至高の親切」だと思う。

ある会社の今年入社の幹部候補生(新卒)に、4月に「至高の親切研修」を行った。
その中の一人の本気プレゼン⇒ https://youtu.be/Z1Bxz9Wh7mI

来週、この16名のフォローアップ研修を行う。

この半年間で身に付いた「習慣(マイ・ルーティン)」を伺うことが、今から楽しみだ。

東京より愛を込めて。臥龍


「『志育』復活が我が天命」

戦後80年、失われたものは「志育」だと思う。

家庭、学校、職場でも「志」が語られなくなったことが、日本衰退の真因だと思う。

だから「志育」復活を我が天命とした「志育」伝道師として生きている。

働く上での「志」は、案外、簡単に見つかるものだ。

「志」の三元素の三つの輪を描き、一つは「社会が望むこと」、一つは「自分がやるべきこと」、一つは「社内で実現すること」を書き込むと、重なる中心が「志」となる。

「志」ある小中学生100万人の誕生支援、「志」ある社会人100万人の誕生支援を進める「同志」がいることが、臥龍の生きる勇気だ。
「志」ある社会人⇒ https://youtu.be/mqAF-38ONyo

東京より愛を込めて。臥龍


「アウトプット付きの学びが活きる学び」

「アウトプット付きの学びが活きる学び」(臥龍)

臥龍が某テーマパークで、研修を担当させていただいたとき、その仕組みに感心した。

昇級のためには、一定の「教育単位」を取らないといけないが、どのカリキュラムで取るかは、自分で選べる。

臥龍のCS向上のカリキュラムを選んできたリーダーは、自部署のCS向上への問題意識を持った人々だ。

そして、学んだことを自部署に落とし込み、その成果レポートを講師に提出し、一定の評価を得れないと単位が付かない。

「アウトプットの質を高く持つとインプットの質が上がる」(臥龍)

資格を取ることはいいことだが、税理士、司法書士、社会保険労務士などと違って、中小企業診断士には法定業務がない。

これを経済的にはデメリットと捉えるか?

メリットと捉えるか?

何でも出来るというメリットがある。

そのためには、資格に挑む前に、資格を取った後、何を成すかの「志・使命感」を高く掲げておくことが大事だ。

例えば、「日本の幸福度を上げる起点となるモデル企業を100社共創する」、「従業員と家族の幸福度を上げる」、「全国から100社以上が見学に来る会社を共創する」という「志・使命感」を持つと、自然とインプットの質は変わる。

資格は基本価値で、それへの付加価値が変わる。

東京より愛を込めて。臥龍

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