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朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年10月9日号)

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「自転車からオートバイへ」

自転車はバランスを取らないと倒れる。

倒れないためには前進しないといけない。

自転車操業には、こぎ続けないと止まってしまうというネガティブな意味があるが、何もしないで倒産を待つよりも、はるかにましだと評価している。

その中で、自転車にエンジンを付けて、オートバイのように自走する力、あるいはストックする力を持つ。

止まらない経営事例⇒ https://youtu.be/K8W1WRH3I70

フローとは、漕がないと利益が出ない状態。

ストックは、仕組み(業態・ビジネスモデル)で利益が出る状態。

Q.貴社では、ストック比率を高めるアイデア会議を開催されていますか?

どのようなバカバカしいアイデアでもいい。

一切否定しないで出し合う中で、「それいける!」という千に一つのアイデアが生まれる。

ストックビジネスの一つが、コンパスウォーク、コンパスヴィレッジ。
誕生物語⇒ https://youtu.be/fm4UnGmSau0

名古屋より愛を込めて。臥龍


「人の行っていることが本音」

日本丸の船長、船長就任前は「よく議論をしよう」、就任後は「すぐ国民に信を問おう」、野党は「国民に判断材料をしっかり提供しないで即総選挙とは、変節だ」と非難。

「人の言っていることは建前、人の行っていることが本音」(臥龍)

Q.本音と建前が一致している人、一致していない人、あなたはどちらを信用する?

当然、前者でしょう。

ということは、他者はあなたの本音と建前の一致を見ていることになる。

Q1.あなたがリーダーであれば、今年、どのような指針を発表しただろうか?

Q2.その指針に照らして、あなたの言動は「一貫性」を保っているだろうか?

「信用とは、その人の言っていることを用いると書く」(臥龍)

あなたの言葉が用いられないときは、自分の「一貫性」をチェックしてみよう。

「相手の言動は、一歩手前の自分の言動の反映でしかない」(臥龍)

東京より愛を込めて。臥龍


「人財育成の名人上司の心得」

先日のZoom研修で、目標を必達するための「鬼と金棒」をお伝えした。

四つの組み合わせがある。

小さな鬼に大きな金棒、鬼が潰れる、金棒を振り回せない。

小さな鬼に小さな金棒、成長がない。

大きな鬼に小さな金棒、仕事の与え方が間違っている。

大きな鬼に大きな金棒、最も生産性が高い。

ここで大事なことは、鬼のサイズを先行して大きくして、それから一回り大きくした金棒を与えることだ。

人財育成の名人上司の心得だ。

鬼のサイズを大きくする代表的な方法を挙げてみる。

1 自己開示(自分物語)を堂々と語る。

2 視座を上げる。

3 意思決定の数を増やす。

4 自分との約束を守る。

「自分との約束」を一つひとつ年輪のように「習慣力・マイルーティン」として増やしていく。

この年輪の幅と、あなたの仕事力・経営力・人生の切り拓き力は、見事に比例する。

国立より愛を込めて。臥龍


「始める前にやらないことを決める」

5S=1S整理、2S整頓、3S清掃、4S清潔OR安全、5S躾・作法・習慣

1S整理=不要なものを思い切って捨てること、そしてスペースを創ってから、2S整頓=ものの住所を決める。

別の言い方では、スクラップ&ビルド。

年度の変わり目、トップや部署長は、来期始めたいことを決めがちだが、先に辞めることを決めることが大事。

でないとスタッフのやる気は盛り上がらない。

法律も作ることの前に、廃止することを決めて欲しい。

何故なら、昔ながらの縦割り行政が、民間の活力を削いでいるからだ。

そしてこれから開業を考えている方にお伝えしたいことは、「始める前にやらないことを決める」ことが大事ということ。

ちなみに臥龍は、30歳での独立開業時に当たり、本当に生意気だが、以下のように「やらないこと」を決めた。

・独立時:大手コンサルタント会社にいたことはプロフィールに書かない。やり方は真似ない(あり方は活かす)。名刺交換先には営業に行かない。

・大義なき補助金付き仕事はしない。

・下請け仕事はしない。部分の仕事はしない。

このやらないことを決めることで、「自分が家元」「純粋に自分の実力で仕事をする」「経営を丸ごと扱う」という「2S=整頓=自分の住所」が生まれることとなった。

東京より愛を込めて。臥龍


「地方活性化の真因対策」

「真の原因を掴み、対処しないと、問題は繰り返す。だから『真因対策』は重要だ」(臥龍)

臥龍は、日本で一番少子高齢化の荒波を受けている秋田県が、逆に希望の星になれば、地方に勇気を与えると思い、注力している。

秋田の子ども達の学力は高い。

その子ども達が秋田で就職し、秋田で留まって欲しいは、人情としては分かるが、無理がある。

優秀な秋田の学生が、東京に出て勝負したいと思うのは自然の摂理、止められない。

「秋田に留まらなくていいから、都会で勝負しても勝てるマインド(あり方)を身に付けて欲しい」と、そのためにギブ&ギブする成長支援型インターンシップが大事。

大都会に出た人たちだが、子どもが生まれ、子育てを考えると、大都会のコンクリートジャングルでいいのかと思う人も多い。

その時、秋田に帰っても、就職し甲斐のある企業群があることが肝要だ。

だから、子ども達は、堂々と送り出せばいい。

「都会で修業し、いいスキルを持ち帰ってください。そのスキルが活かせる場を、自分たちが用意しておくからな!」と、言えることが大事だ。

サッカーでもバレーボールでも、海外で活躍する選手が増えたから、国内のレベルが上がった。

これと同様だ。

都会に出た秋田人が、秋田に帰っても、就職し甲斐のある企業と成っているために、自分達こそが、日本全国や海外に打って出ようと思うこと。

これこそが、秋田活性化の「真因対策」ではないかと思っている。

東京より愛を込めて。臥龍


「リーダーの職責とは?」

リーダーの最も大事な仕事は、「計画=結果」にすることだ。

そしてそのプロセスで、人間関係を高め、理念の社風化を図り、後継人財を育て、良き仕組みを創ることだ。

一過性の成績を出すことは出来ても、持続的に成長する職場を創るのは簡単ではない。

何故なら、「人間関係を高め、理念の社風化を図り、後継人財を育て、良き仕組みを創る」という「重要だが緊急でないこと」を先送りしないで、やり切らないといけないからだ。

この「重要だが緊急でないこと」をしっかりやっているリーダーも評価しないと、自分の手柄だけを追う視野の狭いリーダーしか育たなくなる。

心したいものだ。

大阪に向かう新幹線車中にて。臥龍

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