【写真】大小数百の店舗が入居する巨大ショッピングモール「電子ランド」の外観(筆者撮影)
最近は半導体メモリーの需要増大で注目を集める韓国。ほかにもサムスンのスマートフォンやテレビは世界シェアナンバーワンを堅持するなど、世界の電子産業をリードする国の一つと言えます。オーディオ関連では約十数年前に「MP3プレーヤー」の供給国としても目立った存在でした。
そんな韓国には、やはり日本の秋葉原のような電気街が存在し、今回、「電子ランド」を訪問する機会がありましたので、ご紹介したいと思います。ご興味のある方は、出張や旅行の際に立ち寄られてはいかがでしょうか?
■韓国ソウルの「龍山電子商店街」
電子産業で発展した国や地域には、例外なく電気街が存在します。中国深圳の「華強北」、香港の「深水埗」、台湾の「八徳路」などが有名で、日本の秋葉原や日本橋(大阪)などを想像されると良いでしょう。規模やスタイル、年代による変化も激しいので比較は難しいですが、部品や製品の卸店や小売店が集積した場所という点では似ていると言えます。
「龍山電子商店街」があるのは、ソウル駅のとなり「龍山駅」のほど近く。アクセスの良い好立地でかつての隆盛を感じますが、現在は再開発が進んで電気街も姿を変えているようです。
■龍山電子ランド
今回訪問した「龍山電子ランド」は、「龍山電子商店街」にある比較的新しいショッピングモールのような施設。敷地面積は約25,114平方メートル(約7,600坪) 、延床面積は約 77,600平方メートル(約23,400坪)。イメージとしては、東京ドーム半分くらいの敷地に5階建ての大きな建物があり、大手家電メーカーの直販店ほか、オーディオ、カメラ、PCやゲーム、関連部品などの専門店が数多く軒を連ねています。雰囲気としては、秋葉原の中にある「ラジオ会館」が近いかもしれません。
■龍山電子ランドのオーディオフロアを見学
【写真】オーディオフロアの様子。似たような規模のオーディオ専門店が20~30店入居
【写真】オーディオフロアにはレコードショップも存在
「龍山電子ランド」には数多くの店が入居していますが、フロア毎でジャンル分けされていて、オーディオショップは2階に集まっていました。ざっと数えて20~30店といったところです。
雰囲気は日本のオーディオショップや家電店のように新製品を整然と展示…というよりは、新旧いろいろなモノがギュッと凝縮して並べてある感じ。特に年代物の製品を展示している個性的な店が多いのが印象的でした。
写真はその一例。20~30年前のAV機器が数多く並び、レーザーディスクプレーヤーなどは懐かしく感じる方も多いのではないでしょうか? 購入することは無いかもしれませんが、眺めているだけで記憶が蘇って楽しめるかもしれません。
【写真】あるオーディオ店の展示例。20~30年前に人気だった日本のAV機器を数多く見かけました
■さいごに
「龍山電子商店街」は再開発の真っただ中で、今後も残る店は、「龍山電子ランド」のように集積化されることになるでしょう。現在はまだ古い商店も残っていますので、見学に訪れるのには良い時期かもしれません。
【龍山電子ランド公式HP(日本語)】https://www.i-etland.co.kr/jp/about.php






























