新年 あけましておめでとうございます。
本年も日本経営合理化協会のセミナーでではお世話になりますが「企業繁栄に奉志」すべく新しい情報を発信したいと思っております。
さて、本年は兔年であります。うさぎは坂を昇るのには得手であるが、下り坂はからっきしダメであります。
本年はどう考えてみても日本の経営環境は下り坂である。こんな年に兔年とは縁起でもありませんが、12年に一度は巡ってくるので仕方がありません。
このような年は、どうしたらいいのか考えてみましょう。
やはり昨年も申し上げましたが、日本の銀行には金が余って仕方がありません。理由は、日銀が紙幣を印刷しては市中銀行に持っていくし、市中銀行には国民が不安であるから預金を積み、借りてくれるはずの企業は経営コンサルタント井上和弘の言葉(?)を信じて返してばかりだし、新たに工場や機械を据え付けてまで行う新規事業が見当たらないので、お金が銀行内には余りますね。
これを過去には米国や欧州へ持って行っていましたが、各国がフラフラ、ふらつきはじめていますし、昨年は円高になり、為替損が発生してひどい目にあいましたね。
本年も借りなくてもよい借金を金利の高い順に返して下さい。長短有利子負債を返して下さい。次に、抵当権として差し出している不動産担保を抜く交渉をしてください。それと同時に個人保証を抜いて下さい。これをまず実現してみてください。気持ちいいですよ!
そして、次に新たな借入金を起すなら数行と新たに交渉してみてください。
・無担保、無保証
・長期であろうと短期であろうと年利0.5%以下で
この2つを実現できるように努力してみてください。
本年は金が余り、可能になる一年です。
どうすれば可能なのか、具体策は、今月、中経出版社より「社内埋蔵金をお金にする知恵」を出版いたします。
皆さんのどこの会社にも眠っている経営資産を掘り起こし、使える金(キャッシュフロー)の生みの出し方を伝授いたします。ぜひとも、ご参考ください。
「今年の景気」とかけて
「医者の往診先」ととく
整いました!
「悪い処ばかり」