AI・デジタルツール活用を促進するうえで大切なことを教えてください。

私はこのように最新技術を積極的に活用する会社とそうでない会社の二極化が進んでいることに危機感を抱いています。そして、どちらの会社が儲かっているのかは、言うまでもありません。
AIやデジタル技術は日進月歩で進化しています。社長はライバルに遅れをとる前に、展示会や工場視察に積極的に足を伸ばさなければいけません。また、職場にいよいよAIネイティブと呼べる世代も入社してきます。リバースメンタリングの発想で、若手社員に、「今、AIでどんなことができるのか」と、思いきって聞くことも重要です。
先ほどの「Googleフォーム」活用の事例も、現場リーダーが、食堂の注文システムを整備した、総務部の若手社員に「このやり方を応用できないか」と相談したところからスタートしました。
また、私はAI・デジタルツールというのは、5Sなどの基本的な現場改善の知識と実践があってはじめて上手くいくものだと考えています。改善活動を行なう上で、重要になるのは、軸になる考え方や指標です。同じ言葉でも人によって違う意味で使っていれば、動きはバラバラになってしまいます。
書籍『改善の急所』には、私の35年にわたるコンサルティング活動の中で培われた、特に重要な改善ポイントや着眼点、儲かる改善活動のヒントなどを101項目に厳選して収録しています。社長はもちろんですが、入社したての若手社員や、改善活動を指揮する立場のマネージャー、工場長など、幅広い層のお役に立てる内容になっています。ぜひ、本書を軸に、自社にあわせてAI・デジタルツールを使った改善にチャレンジしてみてください。























