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愛読者通信

新規事業を必ず成功させるために押さえるべき急所

「愛読者通信」著者インタビュー

37年間で56事業の立ち上げに携わり、うち9社を上場に導いた「新規事業のプロ」守屋実氏に、次々と新規事業を生み出し続ける秘訣や、中小企業が新規事業を成功させるために必要な考え方などを伺いました。

【守屋実(もりやみのる)氏について】

国内屈指の新規事業開発のプロ。学生時代、19歳で初めて起業に参画。以降、30年以上にわたって、新規事業の立ち上げに従事。

1992年、明治学院大学を卒業後、ミスミに入社。入社後、一貫して、同社の新事業開発を担当。2002年には、新事業専門会社のエムアウトを、ミスミ創業者の田口弘氏と創業。コンサル、絵画販売、アパレル、人材紹介、医療事業など、数多くの事業を立ち上げる。

2010年に守屋実事務所を設立。自ら資金を入れて役員に就き、事業責任を負いながら一貫して新規事業に従事。2018年にブティックス、ラクスルを2カ月連続で上場に導くなど、氏が参画したスタートアップは毎年のように上場を果たし、昨年はリベラウェア、今年もトヨコーが上場している。

 

【一部紹介】守屋氏がこれまで参画した新規事業・組織

ラクスル、JR東日本スタートアップ、キャディ、サウンドファン、カイテク、日本農業、マジックシールズ、ドクターメイト、おうちに帰ろう病院、ケアプロ、ファンディーノ、スカラ、ハコベル、ブティックス、JAXA、電通、デンソー、凸版印刷、内閣府、経産省…など

 

昨年から今年にかけて2社上場と快進撃を続けていますが、なぜこれほど長く新規事業だけに携わっているのでしょうか?

私が、30年以上にわたって“新規事業だけ”をやり続けているのは、ミスミの創業者 田口弘さんの次のような考えがあってのことです。

「我が国には、経理のプロや法務のプロはいる。弁護士が弁護が上手いのは、そればかりやっているからだ。しかし、新規事業だけをやり続けている人は誰もいない。新規事業が上手くいくと、その事業の責任者として出ていってしまうし、何度も失敗したらアサインすらされなくなる。だから、先人の失敗が引き継がれず、いつまでたっても同じ失敗を繰り返してしまう。その非効率から脱するために、君には新規事業だけをずっと担ってもらう」

 

こうした経緯から、私は田口さんのもとで、新卒1年目から新規事業だけをやり続けることになったのです。

その後、田口さんは、エムアウトという新規事業専門の会社を興し、私はミスミからただ一人、田口さんについていき、20年にわたって2社で17回、新規事業を立ち上げました。

 

この間、膨大な失敗を経験したおかげで、さすがに同じ転び方はしなくなりました。

新規事業は、残念ながら「十中八九」、失敗します。

そして、その失敗の99%は、どの会社でも同じような失敗を繰り返しているだけに過ぎません。

だから、皆さんが仮に失敗するとしたら、私にとっては、「そんなことが起こるんだ⁈」という初めてのケースはほぼなく、「だから言ったじゃん…」というケースばかりです。

 

99%が同じ間違い方をしているのですから、それを避ける方法を勉強すれば、「十中八九」だった成功率が、「十中七八」、「十中六五」に上がってきます。

ムダな失敗が減り、その分の資本を意義のある失敗へ投入できれば、おのずと成功確率は上がります。

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