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マネジメント

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳 2025年1月15日号

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「意思力よりも仕組み力、仕組み力よりも覚悟力」

今年は、「意思力」で事を成す比率よりも、「仕組み力」で事を成す比率を高めよう。

高級ホテル以外では、クローゼットを廃止している。

クローゼットがあると、お客様がお忘れ物をすることがある。

それは、お客様にとっても、ホテルにとっても無用な手数が生まれる。

セミナーハウスでは、テーブルの下にあった棚を廃止し、棚なしのテーブルを採用している。

棚があると、ご利用者がお忘れ物をすることがある。

それは、ご利用者にとっても、セミナーハウスにとっても無用な手数が生まれる。

配送車、「停車中はエンジンを切りましょう」ではなく、鍵をチェーンでベルトに繋げれば、車を離れるときには、エンジンは切る。

残業時間は100時間超え、人を採用してもどんどん辞めていたのが、株式会社アクシアだった。
アクシア⇒ https://axia.co.jp/

代表の米村歩さんは、2012年10月、「今日から残業ゼロにします」 と全社に宣言。

「1分1秒たりとも絶対に残業させない」と腹をくくり、何よりも優先させるべきは残業ゼロとした。

定時になったら、たとえ仕事が終わっていなくても強制的に業務を終了させる。

どんなことがあっても、絶対に例外を認めないことにした。

結果、残業ゼロを12年間継続。

会社の売上・従業員数ともに2倍、人が辞めない企業へと進化した。

「意思力よりも仕組み力、仕組み力よりも覚悟力」(臥龍)

臥龍は、30年以上、顧問先でマイナス発言をしたことがない。

それは、顧問先社長に、「一度でもマイナス発言をしたら、コンサルタントを廃業します」と宣言しているからだ。

「企業進化道場」というVIP講座、90期を超える開催で、顧客満足度が平均90点を切ったことがない。

それは、「顧客満足度が平均90点を切ったら、講座は廃止します」と宣言しているからだ。

「一度でも減収したら、社長を辞める」、「一度でも赤字を出したら、社長を辞める」のような「覚悟」を持った社長は、強い。

ホノルルより愛を込めて。臥龍


「貴方の思考・言葉・行動は、未来と繋がっている!」

この世の中の絶対法則「思考は現実化する」。

そのステップを、マザー・テレサが明確に示してくれた。

「思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。」
(マザー・テレサ)

Q1.今年、貴方はどのような良い思考を習慣化する予定ですか?

Q2. 今年、貴方はどのような良い言葉を習慣化する予定ですか?

Q3. 今年、貴方はどのような良い行動を習慣化する予定ですか?

それがあなたの10年後の風景を決める。

臥龍は、還暦のとき、還暦祝いの実行委員(実行委員長:ぶんぶんブラザーズ)が、感動レストラン「カシータ」を貸し切っていただき、80名の臥龍ファミリーに祝っていただいた。

その感動に浸りながら、その元風KPIは、20代に習慣化した「思考・言葉・行動」が引き寄せたものと知った。

「貴方の思考・言葉・行動は、未来と繋がっている!」(臥龍)

ホノルルより愛を込めて。臥龍


「たかがの仕事はない。されどの仕事があるだけだ」

「置かれた場所で咲きなさい

置かれた場に不平不満を持ち
他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては
環境の奴隷でしかない。

人間として生まれたからには、
どんな所に置かれてもそこで環境の主人公となり、
自分の花を咲かせようと決心することです」
(渡辺和子先生の言葉)

「仕事に大きい小さいはない。
深い浅いがあるだけだ。
深く掘れば、感動の泉が湧きだす」(臥龍)

「たかがの仕事はない。
 されどの仕事があるだけだ」(臥龍)

「たかが駐車場係、されど駐車場係」
⇒ https://youtu.be/-NMOoEhJFYk

ホノルルより愛を込めて。臥龍


「アウトプットなきインプットは、単なる無駄使い」

今年の研修計画、セミナー派遣計画などは、設定済だろうか?

大事なことはアウトプット。

例えば、A社にベンチマーキングに行っていただく。

その目的は、A社が当たり前にやっていて、我が社では習慣化できていないことを10点持ち帰ってもらうこと。

その中でも、これは是非やるべきことベスト3とその理由を、ベンチマーキング後の最寄りの月イチ全社研修会で発表していただく。

全社の合意が取れたら、それを全社の委員会活動の中に振り分け、我が社の企業文化になるまで推進する。

その結果は、年度方針発表会での委員会報告で確認する。

その内容(プロセスと結果)を、A社の社長さまに報告する。

これがアウトプット。

全ての研修計画、セミナー派遣計画などに、アウトプット計画をセットしよう。

「アウトプットなきインプットは、単なる無駄使い」(臥龍)

東京より愛を込めて。臥龍


「仕事のゴールと優先順位は全員揃っていますか?」

ディズニーランドでは、仕事の優先順位(SERVICE STANDARDS)が、明確に決められている。

Safety(安全性)
Courtesy(礼儀・マナー)
Show(ショー)=全ての仕事がショーである。
Efficiency(効率)の順だ。

大阪のユニバーサル・スタジオの従業員(クルー)の接客は、ここ数年、ゲストに相当に踏み込んできている。

接客もショーのようで、外国人や若い人には受けている。

しかし、ディズニーランドでは、ショーの前に礼儀・マナーがある。

ここを崩すと、ディズニーランドではなくなる。

難しいところだ。

ディズニーランドの全従業員(キャスト)の仕事のゴールは、ゲストをハッピーにすることだ。

だから、安全性と礼儀・マナーが担保されれば、各自の判断で仕事をショーにすることができる。

本日、二年ぶりに東京ディズニーランドを訪れた。

掃除係の人(カストーディアル:custodial)が、ほうきを使ったショーを始めた。
⇒ https://youtu.be/bEvGJahAlsw

仕事の効率は落ちる。

でも大丈夫。

優先順位は4番目だ。

ディズニーランドには、2000を超える職種があるが、仕事のゴールと優先順位は全員が同じだ。

Q.貴社では、仕事のゴールと優先順位は全員揃っていますか?

千葉より愛を込めて。臥龍


「迷ったらトスコインに聞け!」

小池修さんが言う、世の中には「見切り発車」か「遅すぎた」の二つしかないというのは真実だ。

臥龍は、圧倒的に「見切り発車派」だ。

「見切り発車」による失敗率は20%、成功率は80%、しかし、失敗から改善を重ねていくから、実質の成功率は99%、結果、「見切り発車」の方が断然いい。

しかし、びびりの人は、失敗の方だけ見て、人生・仕事の列車に全部乗り遅れていく。

迷ったら「トスコイン」に聞け!

これは乱暴だろうか?

シカゴ大学の経済学者、スティーヴン・レヴィットは、「人生の重要な選択の場面において、自分で決断できない人はどう決断すべきか」の調査のため、「コイン投げサイト」というウェブサイトを作った。

閲覧者は、「今決めかねていること」を具体的に書き込み、画面上のコインを投げる。

コインの表が出たら「実行」、裏が出たら「実行しない」というメッセージが出るというとてもシンプルなつくりだ。

1年かけて4000人の悩みを収集し、「コイン投げの決断によって人生がどう変化したか」の追跡調査をした。

書き込まれた悩みで、一番多かったのが「今の仕事をやめるべきかどうか」、次に「離婚すべきかどうか」で、驚くことに閲覧者の63%がコイン投げの結果に従って行動していた。

そして、コイン投げの結果が表だろうが裏だろうが、悩みの解決に向かって何かしら行動を起こした人は、半年後の幸福度が高いことがわかった。

「会社をやめる」という決断をした人も、「やっぱりこのままがんばろう」と決断した人も、いずれのパターンでも幸福度は高くなったという結果だった。

要は、決めれない人、迷っている人、乗り遅れる人は、その時間自体が不幸なのだ。

千葉より愛を込めて。臥龍


「目標・目標が低すぎるというリスクはないですか?」

意外に思うかもしれませんが、目標未達の要因に「目標の低すぎ」がある。

低い目標だと「潜在能力」の動員が不要、不要ゆえに達成、未達成のばらつきが生じる。

高い目標だと「潜在能力」の動員が必須、必須ゆえに達成の確率が跳ね上がる。

このことを、花巻東高等学校硬式野球部監督・佐々木洋氏はよく知っていた。

(ここから)

大谷翔平が入部し、「先輩の菊地雄星さんみたいになりたい」と言ってきたが、「それでは雄星以下になってしまう。雄星を越えると言え」とした。

当時、雄星投手の投げる球は155キロくらい。

だから、絶対に160キロ出せると暗示をかけた。

「実際に目標を書く時に、160キロと書いたら158キロになってしまうと心配していたのですが、大谷はもう目標の立て方を心得てくれていて、163キロと書いてありました」

菊池も大谷も、入部してきた時から間違いなくプロに行ける選手。

「自分自身にプレッシャーをかけるために、ドラフト1位で送り出せなければ監督を辞めると宣言したんです。それを確実にするために、その上のメジャーへ送り出すという目標を掲げて二人と共有していました」

( 「毎週1話、読めば心がシャキッとする13歳からの生き方教科書」より)

エベレスト目標を追うと、半分行っても富士山を超える。

別の言い方だと、目的を高く掲げると、目標も自然と高くなる。

臥龍の場合も、「臥龍(諸葛亮孔明)」を追うと、結果として、日本のトップ1%の経営コンサルタントと成り、台湾にも多くの顧問先が出来ていた。

Q.あなたが追っている目標・目標は、低すぎるというリスクはないですか?

東京より愛を込めて。臥龍


「あなたの語尾が未来を決めている!」

「あなたの語尾が未来を決める。言っちゃっても大丈夫。言い換えればOK」(臥龍)

「自分は人前でしゃべるの苦手なんですよ」

言っちゃった!でも大丈夫!

「自分は人前でしゃべるの苦手なんですよ。でも今、毎週、朝礼で3分間スピーチをしているので、一年度、スピーチの達人になってますよ」

「分からない」

言っちゃった!でも大丈夫!

「分からない。でも調べれば、分かります」

「困った」

言っちゃった!でも大丈夫!

「困った。でも、自分には諦めないという秘策があります」

「難しい」

言っちゃった!でも大丈夫!

「難しい。でも、これをやり遂げれば、絶好の差別化のチャンス!」

「出来ない」

言っちゃった!でも大丈夫!

「出来ない。でも、出来た人が居る。同じ人間、やって出来ないことはない!」

「これが限界です」

言っちゃった!でも大丈夫!

「これが限界です。でも、限界は超えるために現れるので、自分にとっては、成長のチャンスでしかない!」

さあ、今日一日、「語尾」を意識して過ごそう!

宇都宮より愛を込めて。臥龍

 

直近(3月開催)セミナー「挑戦する組織づくり」ご案内

https://www.jmca.jp/semi/S251803

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