「意思力よりも仕組み力、仕組み力よりも覚悟力」
今年は、「意思力」で事を成す比率よりも、「仕組み力」で事を成す比率を高めよう。
高級ホテル以外では、クローゼットを廃止している。
クローゼットがあると、お客様がお忘れ物をすることがある。
それは、お客様にとっても、ホテルにとっても無用な手数が生まれる。
セミナーハウスでは、テーブルの下にあった棚を廃止し、棚なしのテーブルを採用している。
棚があると、ご利用者がお忘れ物をすることがある。
それは、ご利用者にとっても、セミナーハウスにとっても無用な手数が生まれる。
配送車、「停車中はエンジンを切りましょう」ではなく、鍵をチェーンでベルトに繋げれば、車を離れるときには、エンジンは切る。
残業時間は100時間超え、人を採用してもどんどん辞めていたのが、株式会社アクシアだった。
アクシア⇒ https://axia.co.jp/
代表の米村歩さんは、2012年10月、「今日から残業ゼロにします」 と全社に宣言。
「1分1秒たりとも絶対に残業させない」と腹をくくり、何よりも優先させるべきは残業ゼロとした。
定時になったら、たとえ仕事が終わっていなくても強制的に業務を終了させる。
どんなことがあっても、絶対に例外を認めないことにした。
結果、残業ゼロを12年間継続。
会社の売上・従業員数ともに2倍、人が辞めない企業へと進化した。
「意思力よりも仕組み力、仕組み力よりも覚悟力」(臥龍)
臥龍は、30年以上、顧問先でマイナス発言をしたことがない。
それは、顧問先社長に、「一度でもマイナス発言をしたら、コンサルタントを廃業します」と宣言しているからだ。
「企業進化道場」というVIP講座、90期を超える開催で、顧客満足度が平均90点を切ったことがない。
それは、「顧客満足度が平均90点を切ったら、講座は廃止します」と宣言しているからだ。
「一度でも減収したら、社長を辞める」、「一度でも赤字を出したら、社長を辞める」のような「覚悟」を持った社長は、強い。
ホノルルより愛を込めて。臥龍
「貴方の思考・言葉・行動は、未来と繋がっている!」
この世の中の絶対法則「思考は現実化する」。
そのステップを、マザー・テレサが明確に示してくれた。
「思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。」
(マザー・テレサ)
Q1.今年、貴方はどのような良い思考を習慣化する予定ですか?
Q2. 今年、貴方はどのような良い言葉を習慣化する予定ですか?
Q3. 今年、貴方はどのような良い行動を習慣化する予定ですか?
それがあなたの10年後の風景を決める。
臥龍は、還暦のとき、還暦祝いの実行委員(実行委員長:ぶんぶんブラザーズ)が、感動レストラン「カシータ」を貸し切っていただき、80名の臥龍ファミリーに祝っていただいた。
その感動に浸りながら、その元風KPIは、20代に習慣化した「思考・言葉・行動」が引き寄せたものと知った。
「貴方の思考・言葉・行動は、未来と繋がっている!」(臥龍)
ホノルルより愛を込めて。臥龍
「たかがの仕事はない。されどの仕事があるだけだ」
「置かれた場所で咲きなさい
置かれた場に不平不満を持ち
他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては
環境の奴隷でしかない。
人間として生まれたからには、
どんな所に置かれてもそこで環境の主人公となり、
自分の花を咲かせようと決心することです」
(渡辺和子先生の言葉)
「仕事に大きい小さいはない。
深い浅いがあるだけだ。
深く掘れば、感動の泉が湧きだす」(臥龍)
「たかがの仕事はない。
されどの仕事があるだけだ」(臥龍)
「たかが駐車場係、されど駐車場係」
⇒ https://youtu.be/-NMOoEhJFYk
ホノルルより愛を込めて。臥龍
「アウトプットなきインプットは、単なる無駄使い」
今年の研修計画、セミナー派遣計画などは、設定済だろうか?
大事なことはアウトプット。
例えば、A社にベンチマーキングに行っていただく。
その目的は、A社が当たり前にやっていて、我が社では習慣化できていないことを10点持ち帰ってもらうこと。
その中でも、これは是非やるべきことベスト3とその理由を、ベンチマーキング後の最寄りの月イチ全社研修会で発表していただく。
全社の合意が取れたら、それを全社の委員会活動の中に振り分け、我が社の企業文化になるまで推進する。
その結果は、年度方針発表会での委員会報告で確認する。
その内容(プロセスと結果)を、A社の社長さまに報告する。
これがアウトプット。
全ての研修計画、セミナー派遣計画などに、アウトプット計画をセットしよう。
「アウトプットなきインプットは、単なる無駄使い」(臥龍)
東京より愛を込めて。臥龍
「仕事のゴールと優先順位は全員揃っていますか?」
ディズニーランドでは、仕事の優先順位(SERVICE STANDARDS)が、明確に決められている。
Safety(安全性)
Courtesy(礼儀・マナー)
Show(ショー)=全ての仕事がショーである。
Efficiency(効率)の順だ。
大阪のユニバーサル・スタジオの従業員(クルー)の接客は、ここ数年、ゲストに相当に踏み込んできている。
接客もショーのようで、外国人や若い人には受けている。
しかし、ディズニーランドでは、ショーの前に礼儀・マナーがある。
ここを崩すと、ディズニーランドではなくなる。
難しいところだ。
ディズニーランドの全従業員(キャスト)の仕事のゴールは、ゲストをハッピーにすることだ。
だから、安全性と礼儀・マナーが担保されれば、各自の判断で仕事をショーにすることができる。
本日、二年ぶりに東京ディズニーランドを訪れた。
掃除係の人(カストーディアル:custodial)が、ほうきを使ったショーを始めた。
⇒ https://youtu.be/bEvGJahAlsw
仕事の効率は落ちる。
でも大丈夫。
優先順位は4番目だ。
ディズニーランドには、2000を超える職種があるが、仕事のゴールと優先順位は全員が同じだ。
Q.貴社では、仕事のゴールと優先順位は全員揃っていますか?
千葉より愛を込めて。臥龍
「迷ったらトスコインに聞け!」
小池修さんが言う、世の中には「見切り発車」か「遅すぎた」の二つしかないというのは真実だ。
臥龍は、圧倒的に「見切り発車派」だ。
「見切り発車」による失敗率は20%、成功率は80%、しかし、失敗から改善を重ねていくから、実質の成功率は99%、結果、「見切り発車」の方が断然いい。
しかし、びびりの人は、失敗の方だけ見て、人生・仕事の列車に全部乗り遅れていく。
迷ったら「トスコイン」に聞け!
これは乱暴だろうか?
シカゴ大学の経済学者、スティーヴン・レヴィットは、「人生の重要な選択の場面において、自分で決断できない人はどう決断すべきか」の調査のため、「コイン投げサイト」というウェブサイトを作った。
閲覧者は、「今決めかねていること」を具体的に書き込み、画面上のコインを投げる。
コインの表が出たら「実行」、裏が出たら「実行しない」というメッセージが出るというとてもシンプルなつくりだ。
1年かけて4000人の悩みを収集し、「コイン投げの決断によって人生がどう変化したか」の追跡調査をした。
書き込まれた悩みで、一番多かったのが「今の仕事をやめるべきかどうか」、次に「離婚すべきかどうか」で、驚くことに閲覧者の63%がコイン投げの結果に従って行動していた。
そして、コイン投げの結果が表だろうが裏だろうが、悩みの解決に向かって何かしら行動を起こした人は、半年後の幸福度が高いことがわかった。
「会社をやめる」という決断をした人も、「やっぱりこのままがんばろう」と決断した人も、いずれのパターンでも幸福度は高くなったという結果だった。
要は、決めれない人、迷っている人、乗り遅れる人は、その時間自体が不幸なのだ。
千葉より愛を込めて。臥龍
「目標・目標が低すぎるというリスクはないですか?」
意外に思うかもしれませんが、目標未達の要因に「目標の低すぎ」がある。
低い目標だと「潜在能力」の動員が不要、不要ゆえに達成、未達成のばらつきが生じる。
高い目標だと「潜在能力」の動員が必須、必須ゆえに達成の確率が跳ね上がる。
このことを、花巻東高等学校硬式野球部監督・佐々木洋氏はよく知っていた。
(ここから)
大谷翔平が入部し、「先輩の菊地雄星さんみたいになりたい」と言ってきたが、「それでは雄星以下になってしまう。雄星を越えると言え」とした。
当時、雄星投手の投げる球は155キロくらい。
だから、絶対に160キロ出せると暗示をかけた。
「実際に目標を書く時に、160キロと書いたら158キロになってしまうと心配していたのですが、大谷はもう目標の立て方を心得てくれていて、163キロと書いてありました」
菊池も大谷も、入部してきた時から間違いなくプロに行ける選手。
「自分自身にプレッシャーをかけるために、ドラフト1位で送り出せなければ監督を辞めると宣言したんです。それを確実にするために、その上のメジャーへ送り出すという目標を掲げて二人と共有していました」
( 「毎週1話、読めば心がシャキッとする13歳からの生き方教科書」より)
エベレスト目標を追うと、半分行っても富士山を超える。
別の言い方だと、目的を高く掲げると、目標も自然と高くなる。
臥龍の場合も、「臥龍(諸葛亮孔明)」を追うと、結果として、日本のトップ1%の経営コンサルタントと成り、台湾にも多くの顧問先が出来ていた。
Q.あなたが追っている目標・目標は、低すぎるというリスクはないですか?
東京より愛を込めて。臥龍
「あなたの語尾が未来を決めている!」
「あなたの語尾が未来を決める。言っちゃっても大丈夫。言い換えればOK」(臥龍)
「自分は人前でしゃべるの苦手なんですよ」
言っちゃった!でも大丈夫!
「自分は人前でしゃべるの苦手なんですよ。でも今、毎週、朝礼で3分間スピーチをしているので、一年度、スピーチの達人になってますよ」
「分からない」
言っちゃった!でも大丈夫!
「分からない。でも調べれば、分かります」
「困った」
言っちゃった!でも大丈夫!
「困った。でも、自分には諦めないという秘策があります」
「難しい」
言っちゃった!でも大丈夫!
「難しい。でも、これをやり遂げれば、絶好の差別化のチャンス!」
「出来ない」
言っちゃった!でも大丈夫!
「出来ない。でも、出来た人が居る。同じ人間、やって出来ないことはない!」
「これが限界です」
言っちゃった!でも大丈夫!
「これが限界です。でも、限界は超えるために現れるので、自分にとっては、成長のチャンスでしかない!」
さあ、今日一日、「語尾」を意識して過ごそう!
宇都宮より愛を込めて。臥龍
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