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朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2025年5月21日号)

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「一石二鳥の副文作成合宿の勧め」

「言葉の定義が共有化された集団は、コミュニケーション能力が自然と高まる」(臥龍)

幕末、「尊王攘夷」という言葉の定義が共有された集団が、藩を超えて、志士群現象を起こし、幕末維新を推進した。

戦後の復興期、「所得倍増、アメリカ型ライフスタイルのゲット!」に国中が燃えた。

社内においても、「仕事」の定義が、「相手の事前期待を超えること」と共有されている集団は、自然と市場・顧客から評価される。

こういう社内用語に解説の副文を付けるための「役員とリーダーの合宿研修」は有効だ。

作成のプロセスで、コミュニケーションの軸になるリーダーに、副文・定義が腹落ちするからだ。

羽田空港より愛を込めて。臥龍


「カレンダーに印を入れることが大事」

日本人は、長年の島国、農耕民族、村意識で、周りの目を意識する傾向が多い。

これが、サービス精神、おもてなし、品質などでは、良き影響を発揮しているが、逆に、個人として抜き出ることが苦手だ。

有休の消化率を上げるにも、「皆で取る習慣創り」が必要だ。

期首にカレンダーに印を入れることが有効だ。

本人と家族の誕生日、あるいは結婚記念日などは、年間で「有休予定」に入れてしまう。

ある外食産業では、「レインボー休暇制度」ということで、年に1回の7日間連続休暇をカレンダーに入れさせている。

期日や日程を決めないと、事は進まない。

高知より愛を込めて。臥龍


「良きイメージで一日がスタートする集団を創ろう!」

今朝は非科学的な話題で恐縮。

23歳から25歳まで、毎夜、翌日はこういう一日になったらいいなという詳細の時間割を創り、イメージして就寝。

特に大事にしたことは自己啓発の時間確保。

翌日の就寝前に、その横に実際の時間割実績を記録していき、同様に、翌日はこういう一日になったらいいなという詳細の時間割を創り、イメージして就寝。

これを三か月続けた当たりから、微妙な変化が起き始めた。

自分が決めた時間割だが、当然、上司・同僚・お客様からの指示命令・依頼・お誘いを受けて、予定外になっていくことはよくある。

その予定外がじわりじわりと減り始めたのだ。

2年目、3年目になると、「想定との一致率」が相当に高くなっていった。

科学的根拠はないのだが、念じた時間割の想いが、上司・同僚・お客様をコントロールしたのは間違いない。

3年間、36カ月の「一致率」の推移(数字)が、それを物語っていた。

「念ずれば、時間の花も咲く」(臥龍)

職場の長は、朝礼時に、「今日一日の職場の理想イメージ」を描いていると思うが、スタッフ一人ひとりも「このような良きことが起こるイメージ」を持つことが大事だ。

「イメージできたものは実現する」

職場の長は、「良きイメージで一日がスタートする集団」を創ろう!

東京より愛を込めて。臥龍


「苦労する身は厭わねど 苦労し甲斐のあるように」

「今、苦労があることが苦しいのではない。出口が見えないのが真の苦労なのだ」(臥龍)

今年は終戦80周年。

臥龍は戦争を体験していない世代だが、映画「海賊とよばれた男」の中で、命がけで石油タンクの底に溜まった泥油をかき出す男たちに、社長がねぎらいの言葉を掛けるシーンが強烈に印象に残った。

南方のアジア戦線で戦った男たちは、「あれに比べたら何の苦労もありません」と答える。

出口の見えない戦い、これは辛い。

それに比べたら、このタンク底さらいは、日本の原油輸入への道につながるものだから、希望の出口が見えている。

リーダー、部下に仕事や啓発などで、苦労をさせることもあるだろう。

しかし、そのトンネルの出口にかすかに見える「光」を、常に明るく元気に提示しておかなくてはいけない。

「必ず報われるんだ」という想いが、今日の苦労を乗り切る原動力となる。

「苦労する身は厭わねど 苦労し甲斐のあるように」(高杉晋作)

東京より愛を込めて。臥龍


「感動の賞味期限は24時間」

「感動体験は生もの、その賞味期限は24時間」(臥龍)

鮨は、大将に握ってもらってから直ぐに食べるのがマナー。

感動のベンチマーキングの置き換え研修は、24時間以内がルール。

5月14日に、高知のネッツトヨタ南国さまへのベンチマーキングを実施。

その翌日には、高知市内で、「学んだこと、自社で実施すべきこと」の置き換え研修を実施した。

一番望ましいのは、その場で、何らかの着手指示を出すか、もう着手してしまうことだ。

帰社すれば、忙しい日常が待っている。

感動体験の賞味期限は24時間と知って、直ぐに置き換え実践することを、貴社の当たり前にしよう。

京都に向かう新幹線車中より愛を込めて。臥龍

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