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朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2025年5月14日号)

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「全員志事人集団になるととんでもない世界が現れる」

Q.あなたのやっていることは「志事」「仕事」「作業」?

作業はただ黙々とやること。

仕事は目的をもってやること。

そして志事は、自分の仕事の社会的意義、社会的使命を自覚して挑むこと。

「志事」をやる人は、諦める事を知らない。

何故なら、動機が以下の4点チェックを通っているからだ。

1. 社会的に善なるものか?
2. 私利私欲はないか?
3. 魂がわくわくするものか?
4. 一人になってもやり続けるものか?

あるベテラン女性、「定年まで無事勤めればいいです」という働き方だったものが、「志」を得て、「志事」に変わった。
その成果は⇒ https://youtu.be/a4BkJCeptnU

Q.社長、あなたは自社従業員が「仕事の志」を立てることを全力で支援されていますか?

臥龍は、顧問先が「全員志事人集団」になることを全力支援している。

秋田より愛を込めて。臥龍


「CSアンケートが職人さんの家庭も明るくした」

あるリフォーム会社では、CSアンケートをハガキ一枚のサイズで行っていた。

臥龍が提案したのはA4サイズで4枚。

「お客様は、こんなに多いボリューム、書いてくれないよ」という反対の声が上がった。

臥龍は、「アンケートではないですよ。ファンレターです。皆さまの志事を気に入り、ファンになったら、ハガキ1枚のサイズに想いは収まりません」と伝えた。

そして、多くの項目のCS点数では、集計時に「フロント接客、営業、設計、施工、引き渡し」などに加え「外注職方」と区分を加えた。

そして3か月に1回、外注職方さんも交えた「CS向上対策会議」を行ったが、外注職方さんの目の色が変わった。

お客様の目を意識した身だしなみ、挨拶、清掃、気配りを行い始めた。

これが、職人さんの仕事は素晴らしいと知っているが、サービスは期待していなかったお客様を感動させた。

そして外注職方さんのCS点数が上がっていき、外注職方さんから「元請けを抜こう!」という声が上がり、なんと点数で並んできた。

CSアンケートも、A4に4枚、びっしり書いてくれるケースが増えていった。

このリフォーム会社の社長は、名前が書かれた職人さんのご自宅に、そのサービス精神への感謝の手紙を送り始めた。

家では仕事の話をあまりしないお父さんの頑張りに、家族が声を掛け合い、家庭の幸福度も上がった。

そして、お客様アンケートに最も多く名前が登場した職方さんを主人公にした「働きがいショートフィルム:感動物語」を制作し、「感動物語コンテスト」へも出品した。

その物語が⇒ https://youtu.be/JWPDej9JDLk

秋田より愛を込めて。臥龍


「聞いた方々の行動が変わらないメッセージは空砲だ」

昨日の秋田は、会員企業の中堅社員による「採用戦略」の検討会だった。

学生の立場に立てば、無数の会社を見て、聞くから、余程の「心に刺さるメッセージ」でないと、印象に残らない。

Q1.どういう価値観の方に想いを届けたいのですか?

Q2.会社訪問して、納得して抜くまでは、気になって仕方がないキラーメッセージ(一言メッセージ)を決めていますか?

Q3.このキラーメッセージ(一言メッセージ)が深く入っていく「語りの起承転結」は明確ですか?

Q4.この語りのリハーサルは、納得いくまでやり切っていますか?

大事なことは、多くの方々に分かってもらおうは不要ということだ。

仮に10%の人でいいから、深く刺さっていただくことの方が大事だ。

その人だけが、次の行動を起こしてくれる。

聞いた方々の行動が変わらないメッセージは空砲だ。

実弾は、着弾すると「行動波紋」を生み出す。

Q.社長、あなたの「学生の心に刺さるメッセージ」は明確ですか?

今まで、100人を超す社長の「学生の心に刺さるメッセージ」確立を支援してきた臥龍の経験から言えば、「メッセージは必ずある」ということだ。

東京より愛を込めて。臥龍


「会議生産性を劇的に変える三つの即効策」

会議生産性を上げる即効策を三つ。

1. 自分の意見の書き込みタイムを設ける。

60分の会議の冒頭、20分取って、議題毎に「自分の意見」を書き込む時間を取る。

この方が、残り40分の時間が濃密になる。

2. 発言訓練を行う。

「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」の本によると
会議での発言量  一般社員 1
         5%社員 2.3倍
会議での発言時間 一般社員 1
         5%社員 0.76倍
だった。

つまり一般社員は、たまに発言するが、だらだらしゃべって結論が分からない。

トップ5%社員は、発言時間は3分、「結論」→「裏付け事実」→「自分の所感」の順で語り、分かり易い。

この「発言訓練」が要る。

3. 行動を決める。

会議とは、議題毎に、来月の結果を変える「行動」を「何をいつまでに誰が」と具体的に決め、それを貼り出し、実施したら花丸を付けていくこと。

この三つだけで、会議生産性は劇的に変わる。

東京より愛を込めて。臥龍


「名刺の役職は二重表記しよう!」

自己紹介は一般的には「今の姿」を紹介するものだが、臥龍は「未来完了形」での自己紹介を推奨している。

それは以下の体験から来ている。

20代の会社員時代の名刺は、当然のことながら「部署名・役職名」が印刷されていた。

30歳で独立した後からは、「感動経営の伝導師 臥龍」と表示した。

勿論、出来ていない。

しかし近未来ではそうなっているんだという「未来完了形」での想いだった。

名刺交換する度に、「感動経営の伝導師 臥龍です」と名乗れば、「その証拠を示さないといけない」という想いも強くなり、「感動企業の誕生事例」が一社、二社と出始めた。

「未来完了形」が実証された。

貴社の従業員名刺にも、通常の「部署名・役職名」以外に、「未来完了形での成りたい姿表記」を入れることをお勧めする。

どちらかと言うと「部署名・役職名」は小文字で、「未来完了形での成りたい姿表記」を大文字にすることだ。

何故なら、未来を変えるのは、「未来完了形での成りたい姿表記」の方だからだ。

研修においても、臥龍は、「未来完了形での成りたい姿プレゼン」を全員に行ってもらっている。

プレゼン事例⇒ https://youtu.be/6nNVr9JDDLo

東京より愛を込めて。臥龍


「語尾は未来への扉を開く取っ手」

臥龍の研修を受けた受講生には、「語尾」に特徴がある。

「何々が出来たらいいと思います」とか「頑張ります」という語尾はない。

必ず「やります」「できます」という語尾で締めくくられている。

それは、「語尾は未来への扉を開く取っ手」と、臥龍が繰り返し伝え、「何々が出来たらいいと思います」とか「頑張ります」という語尾であれば、即その場で、「やります」「できます」という語尾に置き換えていただいている。

これくらいのことのようだが、絶大な効果を上げている。

入社4か月目で受講してきたある女性は、受講後半年で、会社のNO.2へ進化した。
言葉のマジック事例⇒ https://youtu.be/LcyVd–9_sM

宇都宮より愛を込めて。臥龍

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