富山の『鮨人』さんでも大将に同じ質問をされましたが、金沢は日曜日に気が利いている店が少ないのは事実です。
そんな時に憶えておきたい店があります。本日、紹介します『割鮮のむら』です。
実家が魚屋で料理の修業を始めたので、漁港と結びつきとても魚のよい和食店です。
本日は、前菜を付けた鰻にしてみました。
まずは、揚げた昆布をつまみながら、秋田の『美酒の設計』を。
続いて、干したハタハタの茶碗蒸し。
干しているのでハタハタがうまいです。
細かなお仕事がこちらの特徴です。
『美酒の設計』は後時に渋みのような印象がありますが、お酒と合わせるといい感じになります。
ハタハタの骨からとった濃厚な出汁のハタハタのつみれ、鯛が詰まった新ジャガ饅頭
いい仕事しています。
それから、がんどの頭の煮付け
鮗の酢漬け
カリッとした食感の甘い皮目。
ご飯に合いますね。
住宅地で地域密着の店ながら、底曳きの地魚がいつも豊富で、とてもリーズナブルなすばらしいお店です。
金沢からタクシーで往復したとしても、おすすめの店ですね。
割鮮 のむら
金沢市泉野出町3-3-32
電話 076-241-6720