桑名の蛤の名店『日の出』の食事をしていると、テーブルを担当している女将の義理の姉にあたる伊藤さんが「桑名は魚にうるさいので回転寿司でも、他のエリアとは違う」と。
蛤の握りはもちろん、蛤料理、焼き穴子や蝦蛄など近隣の地の食材が揃っているとのことです。そこでその回転寿司、『すし道場 桑名店』に出没してみることにしました。
立地は郊外の少し入ったところにあります、『すし道場 桑名店』は最近の回転寿司に多い、グレード感ある外観です。
まずは蛤料理から注文してみましょう。
焼き蛤はやはり身がふっくらしていておいしいです。
昨日の『日の出』は「凄い」としか言いようがありませんでしたが、こちらしか知らなければ、これで十分美味しいですね。
続いては蛤の餡の茶碗蒸しです。はずさなくおいしい一品です。
煮蛤の握りもしっかりツメがぬっていて、ほどほどの鮨屋で食べるレベルはあると言えます。
蛤の天婦羅も試してみましょう。
桑名の海苔で包んで揚げていた昨日の『日の出』とは異なりますが、味わいとしては『日の出』同様、蛤の旨さが閉じ込められています。天婦羅には揚げた素麺で飾り付けをしてボリューム感を出しています。
さて、握りも食べてみます。基本的に握りはデカネタです。
トロもまずまずの蛇腹です。
鰯、真鯛、白海老と食べました。
白海老は白海老だけでなく、揚げた白海老ものせてあり、プレゼンテーションがいいです。
蝦蛄は知多の小ぶりなもので、石狩湾のような甘さはありませんが、十分満足できます。
そして、最後に鉄火巻と焼き穴子をいきましょう。
焼き穴子は一本で提供され、インパクトがあります。東海エリアらしく、地焼きで香ばしく、これはこれでおいしいです。
平日でも人気なのはわかりますね。
すし道場 桑名店
三重県桑名市大字江場506-1
電話 0594-25-3111