menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

愛読者通信

【著者インタビュー】「必然の繁栄」を起こす 成長拡大と安定の6大体系

「愛読者通信」著者インタビュー

我社を大きくしたい、強くて儲かる会社にしたいと企図するならば、社長は「成長拡大」と「安定」の2つの戦略課題を、同時に、意図して実行しなくてはならない。日本経営合理化協会の理事長として全国の経営者に、自ら「幾代にもわたる事業の繁栄」を指導する牟田太陽が、永く儲かる会社をつくるための大原則を語る

地方の単品食品メーカーが売上2倍となった理由

私が塾頭を務める「無門塾」は、毎期16社限定の社長塾ですが、塾生は皆、長寿企業の経営者ばかりです。

創業50年以上はザラで、ある期は3分の1が百年企業ということもありました。

 

永く繁栄している会社が何をやっているか。その戦略は十人十色ですが、共通して言えることは、「成長拡大と安定」の両方を〝同時に〟追求し続けているということです。

同時に、というのが非常に重要で、安定だけを追求していては、会社は大きくならない。良い会社にはなっても、やがてジリ貧になっていく。

そうかといって成長拡大だけを考え、いたずらに増客を行なっても、開拓した顧客を守り続けることができなければ、それはザルで水をすくっているようなものです。

だから社長は、絶えず、両方を同時に追求することが事業の命題なのです。

 

石川県にケンコー食品という老舗の冷凍食品メーカーがあります。

杵つき餅を油揚げで包んで煮て冷凍加工した「餅きんちゃく」という商品を売っていて、地元の石川県で、病院や介護施設、学校の給食として長く愛されています。

数年前に、「業績は安定しているけれど、5年先、10年先を考えたときに先細っていかないよう、どうすればよいか…」と、社長の本城さんが初めて私の無門塾に来られました。

本城さんから会社の状況をいろいろおうかがいしたのち、私は、こう申し上げました。「社長が真っ先に手を打つべきは、増客です。いまは一社のお得意先が売上の6割を占めている。その会社に生殺与奪を握られているのと同じです。だから、早急に得意先を増やしてください。」

ケンコー食品は、これまで安定の追求はバッチリやっていました。「餅きんちゃく」の品質を磨いて、価格も抑え、お客様第一主義で、お得意先をがっちり掴んでいました。しかし、その安定にかまけて増客をサボっていたと、本城さんは猛省され、新規顧客の開拓にすぐに取り組まれました。

次のページ

1

2 3 4

【追悼】鈴木敏文氏 言葉で伝える経営(ジャーナリスト 勝見明氏)前のページ

JMCAおすすめ商品・サービスopen_in_new

関連記事

  1. 特別インタビュー 社長が必ずおさえるべき!儲かる会社づくりの2大ポイント

  2. 「社員の給料を上げ、同時に増益も達成する」
    佐藤 肇氏 (スター精密 会長)

  3. 「社長はおカネの損得を会社と社長の合算で考えよう!」
    海生裕明氏(公認会計士)

最新の経営コラム

  1. 【著者インタビュー】「必然の繁栄」を起こす 成長拡大と安定の6大体系

  2. 第179回「カスハラ対策が義務化されます ~2026年10月1日施行の改正労働施策総合推進法への備え~」

  3. 第207回 ワールドカップ中のAI活用

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. キーワード

    Vol. 9 コーヒーの街が、抹茶を選んだ理由 ― お疲れニューヨーカーの現実(...
  2. 経済・株式・資産

    第86話 トランプ政権誕生で米中貿易戦争が勃発するか?
  3. 健康

    第32号 カラダは分けても分からない
  4. 教養

    第81回『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか? 』(著:岡...
  5. 戦略・戦術

    第六十八話 「遊ぶ鉄工所」ヒルトップの差別化成功戦略と人中心の経営
keyboard_arrow_up