「人間の究極の幸せは?」
「やる気の土台を削ぐな!」
テレビで面白い実験を見た。
手に持ったカウンターを一定間隔で押す。
Aグループは、押した回数で報酬がもらえる。
Bグループは、報酬がない。
当然のようにAグループは張り切って押す。
Bグループはすぐに飽きてくる。
これが脳波分布でも「やる気ゾーン」の活性化で証明された。
もう一度同じ実践。
今度は、両チーム共に報酬なし。
Bグループの「やる気ゾーン」に変化はなし。
しかしAグループは「やる気の土台」まで削ぎ落とし、一切反応しなくなった。
この番組では、子どもへのモチベーションに「お金や物」を使うと一時的にやる気は上がるが、次の機会に「報酬」を出さないと、「やる気の土台」までが削ぎ落とされ、一切反応しなくなることに警鐘を鳴らしていた。
学ぶこと自体に喜びを感じるようにすることが大事ということだ。
同様に「働くこと自体」に喜びを感じるようにすることが大事ということだ。
ではどうすればいいか?
その答えを、現代の菩薩さまが教えてくれた。
「導師は人間の究極の幸せは、
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役に立つこと、
人から必要とされること、
の四つと言われました。
働くことによって愛以外の三つの
幸せは得られるのだ。
私はその愛までも得られると思う。」
(大山泰弘)