「理念とは私です」
この商品・サービスを売るためのチーム創りではなく、この商品・サービスを提供することで、最高のチームが生まれるようにする。
目からウロコの着眼だが、その本質は、提供するものは商品・サービスではなく「理念」ということだ。
コンパスが提供しているものは「敬護」、長坂養蜂場が提供しているのは「ぬくもり」、ディズニーランドは「ハッピー」、ザ・リッツカールトンは「先読みのサービス」を提供している。
「我が社最高の商品は理念」と全従業員が認識し、理念を見て働く「ひまわり経営」の実現だ。
結果、「我が社の理念は私の判断、言動を見れば分かります。理念とは私です」という当事者が生まれる。
理念は社長室の額ではなく、一人ひとりの「心のステンドグラス」にはめ込むものだ。
理念の実現に1ミリも妥協しない集団を創ることで、強さが生まれ、人が入れ替わってもブレない集団が生まれる。
「理念」を求めるお客様は、簡単には離れない。