「スイッチ言葉を持つことは有効」
自分の背中を押してくれる仲間がいることは有難い。
しかし、誰かに押されないと進めないというのも、大の大人としては心もとない。
この言葉をつぶやけば、自分のやる気エンジンがかかるという「スイッチ言葉」を持つことは有効だ。
臥龍の場合は、「一日一生、残能全開、出し惜しみゼロ、言い訳ゼロ」だ。
アスリートが本番前に聞くことで、モチベーションが上がるお気に入り音楽にも似ている。
臥龍自身、25歳のとき、安定した上場企業からコンサルティング会社に転職したとき、背中を押した曲は、矢沢永吉の「鎖をひきちぎれ」だった。
東京より愛を込めて。臥龍
「立志がまったく新しい力強い歩みを生み出す」
従業員の皆さまに、「やりたいこと」を表明していただいた後のコーチングが大事だ。
1. 否定しない。
2. 一つヒントを出し、自ら考えさせる。
3. 持ってきたら褒める。
4. 一つヒントを出し、自ら考えさせる。
5. 持ってきたら褒める。
これを繰り返す訳だが、ゴールは、「社会がやって欲しいこと」「自分がやるべきこと」「社内で実現できたこと」の重なりが大きくなった状態だ。
「社会がやって欲しいこと」を考える中で、各自が「立志」を行っていく。
「志」を立てると、それまでとはまったく違う力強い歩みを始める。
この場面が一番重要な分岐点となる。
分岐点を超えた人のプレゼン事例⇒ https://youtu.be/JS9ZjgbI6Ug
東京より愛を込めて。臥龍
「北極で氷を売るのが営業マンだ!」
背中を押してくれる言葉、絶対逃げない覚悟を刻む言葉はとても大事だ。
そういう言葉を掛けれるリーダーでありたい。
先日、久しぶりにプロジェクトXの「トランジスタラジオ」を欧米市場に売り込んだ20代のソニー営業マン達の物語を観た。
昭和30年代、「日本製品は安かろう、悪かろう」のイメージを持たれている時代。
その中での信用なし、人脈なし、経験なし、資金なしの「ないない尽くし」での営業は、想像を絶する高い壁への挑戦だ。
外国語が出来て、海外に出た経験を持って帰国すれば、給与は三倍で商社に転職が出来るのに、彼らは逃げなかった。
それは創業者・盛田昭夫氏からの「我が社は、日本再建のために誕生した。君たちが外貨を稼ぐことで、日本の再建は加速する。頑張ってくれ!」の言葉を背に受けての海外赴任だったからだ。
自分が働く目的は「日本再建」。
簡単に土俵を割る訳にはいかない。
営業リーダーである小松万豊(かずとよ)さん(29歳)が、部下に語るのが、「ドイツでラジオを売るのは、北極で氷を売るようなものだ。しかし、それを売るのが営業マンだ。世界一美味い氷なら、北極でも売れるはずだ」。
そして年配になった小松さんが、海外に赴任してきた後輩に掛ける言葉が、「俺たちが売る一番大事なものは、メイドインジャパンの誇りだ」。
国立より愛を込めて。臥龍
「従業員を全員運のいい、ついている人に変える力」
良い会社は、従業員を全員運のいい、ついている人に変える力を持っている。
その訳を、マザー・テレサがこう解説している。
「思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。」
(マザー・テレサ)
会社の行動指針とは、良い思考、良い言葉、良い行動を習慣化するための指針だ。
皆が良い運命になるよう大切にしていこう。
富山より愛を込めて。臥龍
「一か月を25日とした会社」
臥龍が上場支援をした岡山のA社。
毎月の営業目標の達成を25日で立てていた。
26日から月末は、万が一の追い込み日と翌月への準備期間としていた。
この連続が、上場要因の一つとなった。
羽田より愛を込めて。臥龍
「Q.現状のままだと10年後に起こること(予想)は?」
昨日は秋田の紳士革靴の下請けメーカーでの、役員及びリーダー研修会だった。
事前課題は、各自に「Q.現状のままだと10年後に起こること(予想)は?」を5点書いてきていただくことだった。
7名の各5点を合意形成討議した結果は、以下の通り。
1.秋田の衰退
・少子化の加速~人口減少最先端:70~50万人台、企業の維持が困難
・社会的コスト(道路、水道、社会保障費)を維持することが困難
・働き手の県外流出、採用困難
・高齢化、市町村が消滅、隣県との合併協議、秋田は存続するか?
・インフラの衰え、病院減少、医者不足
2. 業界の衰退
・靴産業の足数の半減化、同業が半数化
・最低賃金1500円、高付加価値企業でないと存続できない
3.自社の建物・設備の老朽化、投資資金は大丈夫か?
4.異常気象
・自然災害、海水温上昇、氷河溶けて海面上昇、砂漠化、春や秋が短く、農業環境が厳しくなる
5.生成AIの進化による急激な構造変化
この合意形成を踏まえ、「今、断固として始めないといけないこと3点」の討議と合意形成及び担当分担を決め、更に次回の進捗確認日を決めた。
「挑戦は体力ある内に、体力がなくなると廃業路線しかなくなる」(臥龍)
秋田より愛を込めて。臥龍
「やりたいことはさっさとやっちまいましょう!」
8名の専門家による「死に方のダンドリ」という本がある。
その中の「緩和ケア医」の言葉が興味深かった。
約3000人の(主にがんの)患者さんの最期と向き合い、多くの方々から聞いた言葉が二つあったそうだ。
何だと思われますか?
一つは、「人生はあっという間であった」。
もう一つは、一番の後悔は、「やりたいことをやらなかったこと」。
結論としては、「やりたいことをやらないと、最期に後悔します。やりたいことは、さっさとやるべきです」ということ。
逆に、後悔が比較的少ない人の特徴は、「『明日死ぬかもしれない』と思いながら生きてきた人は、悔いを残さぬためには何をしたら良いのかという思いが行動にもしばしば反映されている」ことだそうだ。
読みながら臥龍は、全くその通りの人生を送っていると自覚した。
Q.皆さん、やりたいことをさっさとやる人生、送れていますか?
今日は京都の南座で、(人間国宝にして)五代目 坂東玉三郎の地唄「残月」、映像作品「夢二慕情」、舞踊「長崎十二景」を楽しむ。
先日は、映画「国宝」で感動したが、実際の人間国宝を観たいと思ったら観る。
その前は、大谷翔平の試合を三試合観たら、丁度三本のホームランだった。
生きているときにしか見えない光景は、生きているうちに見る。
見たいと思ったものの「見逃し」は、限りなくミニマムに!
京都へ向かう新幹線車中より愛を込めて。臥龍
「目標は高くするものではない」
「目標は高くするものではない、高くなってしまうものだ」(臥龍)
昨日、京都・南座で、(人間国宝にして)五代目 坂東玉三郎の地唄「残月」、映像作品「夢二慕情」、舞踊「長崎十二景」を楽しんだ。
竹久夢二生誕140周年記念作品だった。
一流プロは、一回一回のステージ、絶対に手抜きをしない。
お客様の審美眼の怖さを知っているからだ。
そして次の高み高みへと目標を上げていく。
何故に一流プロは、高い目標を掲げるのか?
「伸びる人、伸びない人の違いは、究極、意識の問題です。
意識さえ高かったら、技術は習得するでしょうし、品格ある生活を送るでしょう。
でも、意識だけは教えることができないんです。
これだけは人が変えてあげることはできないと思います」(坂東玉三郎の言葉~「致知」より~)
高い意識、高い志・使命感を持つと、自然と目標は高くなるものだ。
人に言われて高い目標を掲げている内は、どこまで行っても二流で止まる。
京都より愛を込めて。臥龍
「いつまで、今の役柄やってるの?」
昨夜は、京都の第二の我が家の一つ「一力亭」だった。
座敷に来てもらった芸妓さん、昨年12月に襟替えして舞妓から芸妓になっていた。
仕込みさんとして修業しながら「私は舞妓になる」という次のイメージが鮮明だから頑張れる。
舞妓になったら「私は芸妓になる」という次のイメージが鮮明だから、また頑張れる。
談笑しているところに女将さんが来て、「あんたらなあ、自営業なんだから、自分の気次第で、90歳でもやれるんやで」と一言。
続いて、「自分は百歳でもしゃっきとやってるイメージで、日々きばってまっせ」。
道理で、いつお目に掛かってもパワフルだ。
臥龍も28歳のときに、角田識之から「臥龍になる」と次のイメージを鮮明に持った。
学ぶ内容を変え、服装を変え、話し方を変え、たたずまいを変え、臥龍の役作りを続けた。
すると37歳で、台湾や中国で「臥龍老師」と呼ばれるようになった。
鮮明なイメージは実現する。
社内で問いかけてみよう。
Q.あなたの次の変身イメージは、明確ですか?
Q.いつまで、今の役柄やってるの?もう卒業するときじゃないの?
京都より愛を込めて。臥龍

























