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マネジメント

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年7月17日号)

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「朝礼は、朝の出陣式」

朝の感情は、一日のドミノ倒しのように影響を与えていくは、言いえて妙。

ディズニーランドやリッツカールトンのリーダーに、「最も大切な時間は?」と聞くと、「朝礼」と答えが返ってくる。

中でも「ラストシーン」が大事。

朝礼は、朝の出陣式。

最後は「士気高揚」で終えないと、出陣にはならない。

それでも注意・苦情を伝えなくてはならない時もある。

それは最初の方に持っていく。

司会が、「社長、最後に一言ございますか?」と振って、「愚痴、苦情、叱る」を持ってくる社長は、集団心理においては、未熟としか言えない。

以前、リッツカールトンのマネージャーと話したとき、「朝礼で反省点・改善点を話し、さあここから気持ちを盛り上げようと思ったところに、現場のアクシデントがあり、そこでプツッと切れたことがありました。その日の職場のリズムは最悪でした」というコメントがあった。

大阪に向かう新幹線車中にて。臥龍

 

「人格者の条件の一つが、他人の成功を喜べることだ」

「人格者の条件の一つが、他人の成功を喜べることだ」(臥龍)

恥ずかしながら、臥龍が完全にこの境地になったのは60歳くらいだ。

これくらい人の心に巣くった「嫉妬心」は根深い。

人は環境の動物。

成功者の中にいると「成功者習慣」が身に着くし、失敗者の中にいると「失敗者習慣」が身に着いてしまう。

そう考えると、周りに成功者が居るためには、自分自身が「他人の成功を喜べる思考習慣」でなくてはならない。

「リーダーの条件の一つが、部下の成功を無条件に喜べることだ」(臥龍)

臥龍の周りにも、たくさんの「他人の成功を喜べる思考習慣」の持ち主がいるが、あえて一人挙げると、ローズメイの原田青さんだ。

彼のこの思考習慣なくして、秋田同志船団は立ち上がらなかった。

密かに尊敬している。

大阪より愛を込めて。臥龍

 

「言ったもん勝ちの風土を創ることが大事」

今日は、ある会社の管理職研修会。

「我が社のこれはおかしい」や「我が社のこれは問題だ」という発言が幾つか出た。

そこで臥龍、「そのおかしい点、疑問点、問題点を解決するための提案はございますか?」と聞くと、一応に「・・・・」。

今までは、「我が社のこれはおかしい」や「我が社のこれは問題だ」、続いて「経営陣、何とかしてください」が、話のゴールだったようだ。

これでは、社内の批判だけ野党だ。

「それで、どうするの?」という問いかけを行い、「解決策」が出たら、その自燃人を全力サポートする。

そして成功させ、年度方針発表会で表彰する。

この積み重ねが、「言ったもん勝ちの風土」を創る。

一番まずいのは、皆のため、会社のために声を上げた者が孤独感を味わう「言ったもん負けの風土」だ。

千葉より愛を込めて。臥龍

 

「ヒラメキだから消える」

ずっと問題意識を持っていると、神様からのご褒美のように「ヒラメキ」が浮かぶ。

「ヒラメキ」は「イナズマ」に似て、直ぐに消える。

だから「キーワードメモ」が大事。

臥龍は、その都度、直ぐに携帯で「キーワードメモ」をPCに送る。

夜にPCを開き「キーワードメモ」の前後に文字を加え、文章にする。

それをストックする中から、メルマガやブログのネタが生まれる。

Q.あなたは「イナズマ」を掴む準備は、出来ていますか?

東京より愛を込めて。臥龍

 


「良き指導者は良き読書家である」

Q.貴方は、何故、読書をするのですか?

「A great leader is a great reader.(良き指導者は良き読書家である)」

ビル・ゲイツは年間50冊以上。

2012年からは毎年、自身のブログを通じて、読んだ本の中から数冊を推薦書として公開している。

孫正義は、起業後わずか2年で患った肝炎で入院していた3年半の間に3000冊を読破。

高名な投資家ウォーレン・バフェットやFacebookを開発したマーク・ザッカーバーグなど、著名な経営者の多くが熱心な読書家だ。

Q.どんな情報でも瞬時に手に入るこのインターネットの時代に、超多忙な実業家がわざわざ貴重な時間を割いて読書をするのは何故ですか?

A. ビジネスリーダーとして、あるいは人間としての「思考洞察洞察力」を高めるため。

インターネットは情報収集には適しているが、「思考洞察洞察力」を高めるものとして、読書以上のものはない。

「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」で、一般社員とトップ5%社員の習慣で一番差が開いたのは「読書」。

年間読書量、一般社員は2.2冊/年、トップ5%社員は48.2冊/年(月4冊)。

そして「思考洞察洞察力」を鍛えるには、繰り返し読む「マイバイブル」を持っていることだ。

神父さん、牧師さんは、「バイブル」に触れた回数で、神父さん、牧師さんになる。

僧侶は、「経典」に触れた回数で、僧侶になる。

臥龍も、12冊のバイブル本を持っている。

今月、加わったものが、「世界は経営でできている:岩尾俊兵・著」、強力にお勧めしたい。

佐島(神奈川県)より愛を込めて。臥龍

 

「はじめてのプチ冒険の予定は立っていますか?」

今回のセミナー会場は、佐島アリーナホテル。
https://hpdsp.jp/sajima-hotel-south-of-hayama/

前回の使用は28年前、合宿型・志授業だった。

ここに参加した12歳の山下圭一さん、医者になって多くの人のお役に立つという志を立てた。

当時、岡山から神奈川までの一人旅は、結構な大冒険だったはずだが、そこから人生の大冒険が始まった。
https://youtu.be/cdC5sux9GsE

彼の成績から、周りの大人は「皆、無理」と言う中、彼だけは冒険を諦めなかった。

40歳の今、大阪で「けいクリニック」の理事長をされ、理想のクリニック実現という冒険を続けている。
https://www.kei-mental-clinic.com/doctor/

人気のテレビ番組に「はじめてのおつかい」がある。
https://www.ntv.co.jp/otsukai/articles/3374ahefr4t1wn5ofwqg.html

子どもにとっては、大冒険。

負けずに私たちも「プチ冒険」をしたい。

そこからあれよあれよという間に「大冒険」につながることはよくある。

臥龍の人生も「プチ冒険」と「思わぬ大冒険」の連続だった。
人生史⇒ https://e-garyu.com/profile/

Q.あなたの「プチ冒険」の予定は決まっていますか?

佐島(神奈川県)より愛を込めて。臥龍

 


「出口の光が見えないのが辛い」

Q.現場リーダーの皆さま、部下に報酬は出せていますか?

A. 自分には報酬を出す権利はないよ。

Q.報酬には、四種類あるのはご存じですか?

A.「所得の報酬」「経験の報酬」「心の報酬」「希望の報酬」

「所得の報酬」を支給する機会は、月給、夏冬賞与、決算賞与で見ても年に15回。

しかし、「経験の報酬」と「心の報酬」の支給機会は、リーダー次第で無限大。

「君の仕事で得られている経験は、こんなに素晴らしいんだよ!」

伝えられないと意外に自覚していない。

そして「心の報酬」は、「承認・褒める」ことで、毎日支給できる。

更には、「あなたの未来、こういう世界が手に入るよね!」という「希望の報酬」も支給できる。

「トンネルが辛いのではない。出口の光が見えないのが辛いのだ。リーダーとは、出口の光を指し示す人だ」(臥龍)

東京より愛を込めて。臥龍

 

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