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仕事術

第30回 録画番組の、新「CM飛ばし」術

デジタルAVを味方に!新・仕事術

忙しいビジネスパーソンなら、日々の情報収集はできる限り時間を切り詰めたいところ。深夜帯の人気ビジネス情報番組も、レコーダーで録画しておいて、翌朝、CMを飛ばしながら再生・・・という視聴方法が一般的ではないでしょうか?

しかし、テレビ番組の制作や放送は、提供会社のCMで成り立っているので、制作側から見れば、「CM飛ばし」は深刻な問題です。

そこで現在では、制作側も、レコーダーが備えている自動チャプター作成機能(CMと本編の境界に印を付ける)のアルゴリズムを逆手に取り、スキップするとCMの途中に飛んだり、本編まで飛び越したりと応手。容易にCM飛ばしができない番組が増えてきました。

レコーダーが進化
視聴者の視点では、やはりCMは飛ばしたいもの。そんな中、レコーダーも進化して、見たいところだけ再生できる機能が充実してきました。

例えば、ソニーの新しいレコーダーに標準的に搭載されている「もくじでジャンプ」機能は、録画番組のコーナー毎に目次を付加してくれるので、再生時は、見たいコーナーだけ再生できます。CMだけを再生することも可能です。

【ソニー製レコーダー「もくじでジャンプ」の画面例】

digital201421.jpg
説明: ワンボタンで目次を表示。見たいコーナーをカーソルで選んで、ダイレクトに再生できる。

人力とネットの融合で実現
”録画”に、ソニーの「もくじでジャンプ」機能が加わると、時短という大きな価値をもたらしてくれますが、どのような仕組みで実現しているのでしょうか?

実は、アナログチックな人力と、インターネット通信の融合で実現しているのです。

まず、目次の素となるデータは、調査会社「Mデータ」の担当者が、放送されている複数のチャンネルを視聴し、番組内容を確認して目次を作成します。

「もくじでジャンプ」機能を備えたソニーのレコーダーは、作成された目次をインターネット経由で取得し、ユーザーの操作に応じて、該当部分を再生します。

ポイントは、目次の作成作業が人力なので、本編とCMの境界のみならず、番組内のコーナーもきちんと把握されている点です。具体的には、長時間の歌謡番組で好きなアーティストの歌唱部分を、お笑い番組でお気に入りの芸人が出演する部分をと、ピンポイントで再生することも可能です。

「もくじでジャンプ」機能は、大都市圏の地上デジタル放送番組のみが対象とは言え、目次の制作には大変な労力が必要です。しかし、大勢のユーザーでシェアするからこそ、コスト面でも成り立つ訳です。

インターネットを利用した情報の共有により、利用者に低コストで多大な利便性を提供できる好例と言えるでしょう。

パナソニックも同様のサービス「ミモーラ」(有料)を提供しています。


ますます広がるネット活用
インターネットを活用した新しい使い方はどんどん広がっています。ユーザーの録画予約状況などを収集かして人気番組ランキングを作成し、録画や視聴を提案する製品も登場しています。見逃しの防止だけでなく、トレンドを知るにも有用でしょう。

このような取り組みは、メーカーを問わず数年前から始まっています。まずは、お手持ちのレコーダーをインターネットに接続してみてください!何か新しい発見があるかもしれません。

今後も、インターネットを利用した情報の収集やシェアによる新機能が続々と登場するでしょう。家電製品の価値は、ハードウェアの完成度をベースに、ネットやアプリを駆使した、新しく便利な「体験」が焦点となりそうです。

 鴻池賢三

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