自宅や事務所の防犯対策で、センサーライトや防犯カメラの設置を検討されている方も多い事でしょう。企業の事業所なら、保守やサービスも含めて警備会社に任せることになると思いますが、小規模事業者や一般家庭では、セキュリティーに掛けられるコストも限られるもの。そうした方々にピッタリなのが、市販のセキュリティーアイテムの活用です。設置や設定などの手間は掛かりますが、導入時のみならずランニングコストも低く抑えられ、また機能面でも大幅に進化しているので検討に値します。
今回は、ありそうでなかった、太陽電池で駆動できる、センサーライトとカメラを内蔵した、アンカーの「Eufy Solar Wall Light Cam S120」をご紹介します。
【写真】アンカー「Eufy Solar Wall Light Cam S120」 写真のようにセンサーライトとして使用できるほか、カメラを内蔵し動画撮影も可能。本体天面に太陽電池を搭載し、蓄電バッテリーも内蔵
■太陽電池でコンセント接続不要!
アンカーの「Eufy Solar Wall Light Cam S120」は、太陽電池とバッテリーを内蔵し、コンセントに接続する必要がありません。つまり、いままで電源が届かず諦めていた場所にも設置できるという訳です。極端には、電気が全く通じていない僻地でも利用できます。
また、同製品はセンサーライトのみならず、カメラを内蔵して動画録画も可能。さらにWi-Fi機能も搭載していて、専用アプリをインストールしたスマートフォンなどから映像を確認することができます。太陽電池とWi-Fiへの両対応によって、完全にワイヤレスで運用できるという訳です。
いままで「コンセントが届かない!」と諦めていたなら、是非「Eufy Solar Wall Light Cam S120」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
【キャプチャ画像】アプリ画面の一例。充電状態や状況を明瞭に確認できます。
■実際に使ってみました
肝心なのが太陽電池による駆動。直射日光が長時間当たる場所に限られるのは当然ですが、曇りや雨の日が続くと発電量が減少してバッテリー切れが心配になります。
この点、本製品では、アプリで充電状況の確認が可能。現在のバッテリー残量だけでなく、過去7日間の残量増減が確認でき、継続して利用できるか否かの判断もできます。
製品の肝であると同時に心配になりがちな部分をきちんとフォーローしてくれ、安心して利用できるでしょう。充電収支の赤字が続くようであれば、設置場所の見直しを!(受電端子を持ち、コンセントやバッテリーなどから充電することもできます)
センサーライトとしての性能ですが、非常に明るく照らすことができ、またアプリで暗く調整することも可能と多機能。設置場所や目的に応じて調整すれば、被写体をより明るく捉えたり、あるいは充電を長持ちさせることができます。
カメラとしても高画質でAI機能も秀逸。本機にAI認識機能を搭載し、ヒトのみを検出して録画することができます。実際に試してみましたが、ヒトを的確に判定して録画するので、無駄な録画、言い換えると無駄な電量の消費を抑えてくれます。
【写真】本製品のカメラが捉えた映像をスマートフォンのアプリ画面に表示した例。セキュリティーカメラとして充分に高解像度で、明暗を捉える幅の広さ、色味も自然さも良好です。設定により、動くヒトやモノを検知して録画する機能も搭載しています。
■さいごに
市販のセキュリティーアイテムは進化しつつ価格もお手頃で、導入の敷居を下げてくれるでしょう。
犯行を阻止できる保証はありませんが、防犯意識を示すことが抑止につながったり、少しでも安心感が得られれば、価値のある投資と言えると思います。
【紹介した製品の情報】
メーカー: アンカー
製品名:Eufy Solar Wall Light Cam S120
製品公式情報:
https://www.ankerjapan.com/products/t81a0?_pos=3&_sid=b2d3cb617&_ss=r?variant=44385151582369
価格: 14,990円(アンカーオンラインストア/税込)