menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社員教育・営業

第22回 「お礼の電話をかける時」

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「魅力ある電話応対とは」
◆「お礼電話をかける時」◆


_honbun電話でお礼をする時には、感謝の心を伝えることが、大切です。
ただ電話をかけて「ありがとうございました」と一方的に話すのではなく、必ずアプローチ手法も考えてください。

電話である以上、相手の顔は見えません。感謝のお辞儀も見えません。見えない分だけ、声のサービスを伝えます。
「誠にありがとうございました!」「大変お世話になりました!」の言葉を明るく、
そして、「大変」「誠に」を強調してから「ありがとうございました」「お世話になりました」と続けます。

しかも、その時には、言葉が一本調子にならないように、また言葉と一緒に、実際に受話器を持ったまま、
相手を思い浮かべて、お辞儀をしてください。態度は電話に伝わります。それが感じの良さとなるのです。

声は人なりです。その人が、見えなくても、感謝の心を伝えることができるのです。


また、お礼電話のもう一つのポイントは、何と言ってもスピーディーにすることです。
メールや携帯電話時代ですから、ワンタッチのメール以上にすみやかに行動しましょう。

相手の方に「早速、お電話をいただいて…」「かえってわざわざお電話をいただいてしまいまして…」
「恐縮いたします」など言われるぐらいにはなりたいものです。

また、この仕事を終えてから、区切りができてから…など後回しにしていると、タイミングをすぐに失ってしまいます。

まず、一番先にお礼の気持ちを相手の方に伝えてから、すみやかに仕事をしていくように心がけてください。
この心がけがあれば、好感度は自然と、今以上にあがることでしょう。

気持ちがあっても御礼の一言もない人とお礼電話をかける、
お手紙・ハガキをかける人の間には、時間が経つことに大きな印象の差が生まれます。


表現上手は仕事上手。最高の手段があれば、使わない手はありません。

第21回 「電話応対のクロージング」前のページ

第23回 「伝言メモを残す時」次のページ

関連記事

  1. 第35回 「営業電話の注意点」

  2. 第19回 「聞き取りづらい場合には」

  3. 第70回「話の聞き方」アイコンタクト

最新の経営コラム

  1. 第36講 カスタマーハランスメント対策の実務策㉓

  2. 第132回 弛まず進める製造装置の改良で競争力向上はエンドレス(やまみ)

  3. 第181回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方104『相手に好かれる聴き上手のスキル』

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. マネジメント

    第103回 キャッシュレスのこれから
  2. コミュニケーション

    第191回「大人数のテーブルでも、一体感が保てるようにするコツ」
  3. 採用・法律

    第78回『ポイントは自由に付与していいの?』
  4. マネジメント

    第32回 社員の幸せを考えるブレない経営とは?~事例:COCO壱番屋
  5. 社員教育・営業

    第68講 クレーム対応のルールを間違って理解しているから失敗する(8) 『論理的...
keyboard_arrow_up