質問対応から業務知識の学習支援まで

最近注目を集めているのが、AIアシスタントです。
ご存じのとおりAIアシスタントとは、音声やテキストでの指示を理解し、さまざまな質問に応対してくれる人工知能のことです。
アップル社のSiriやGoogleアシスタントなどが有名ですが、特定の業務に特化したAIアシスタントが数多く登場しています。
企業の経理部門においても、AIアシスタントを活用する会社が増えつつあります。
経理社員の仕事を補助したり、新任の経理担当者が抱える疑問や学習のプロセスをサポートしたり、AIアシスタントの利用範囲は広がりつつあります。
そこで今回は、経理部門におけるAIアシスタント活用法について、解説します。
AIに何をしてもらうと助かりますか?
経理部門に対する問い合わせチャットボット機能

AIアシスタントは対話形式で使えるので、Webサイトの問い合わせ対応の画面に、チャットボット形式でよく利用されています。
このチャットボット機能は、経理への問い合わせ対応でも利用可能です。
社内から経理部門に寄せられる問い合わせで多いのが、経費精算関係のものです。
「出張旅費の精算方法は?」
「交際費の限度額は?」
「この領収書は何費で処理すればいい?」
このような質問に、経理担当者は何度も答える必要があり、多くの時間を割かれています。
経費精算クラウドサービスを利用すると、問い合わせ対応のAIアシスタント機能が付いています。
チャットボット形式で、従業員からの経費精算に関する質問に対し、即座に回答してくれます。
自社の経理規程や経費精算ルール、質問回答例などをAIアシスタントに学習させておくと、さらに精度が高まります。
こうした問い合わせをAIアシスタントにまかせれば、電話やメールでの問い合わせが減り、経理担当者の負担は軽減され、本来業務に集中できるようになります。
同じ質問を繰り返しされたことがありますか?




















