明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて2007年、皆さんはどの様な年にしたいと思っているでしょうか?
以前の記事にも書いたと思いますが、この時期になると多くの人がゴールセティング(今年の目標)を
します。
特に経営者の方は"売り上げ目標数値、従業員の増員、経営戦略などのビジネス目標から個人的な
家族との目標、自分の目標、健康に関する目標など様々なゴールセティングをするシーズンでは
ないでしょうか?
今回も私がまじかで見てきたビリオネラー達のゴールセティングの特長をご紹介いたしましょう。
彼らと平均的な人と比べ最も大きな違いはなんと言ってもビジネスを大成功させている経営者達は
まず最初に"自分が何が欲しいか?"を考えます。
決して"何をしなければならない?"などという問いはしません。
この2つの質問の違いお分かり頂けますか?
自分が'・・・をしなければならないか'を考えるのと'何が欲しいか?'を考えるのは全く違った感情が自分の中で生まれます。
'・・・をしなければならない'という問い自体すでに楽しい質問ではありません。
もちろん私は辛いことを飛ばして楽しいことだけ考えると成功するといっているのではありません。
トップアスリートでもトップセールスマンでも何かの目標を立てる時、決して彼らが予想される障害に
集中することありません。(もししたら辛い練習や仕事を続けることがイヤになるでしょう)
彼らが大きな目標という山を登ろうとする時、決して登山中の大変なこと、辛いこと、苦労などを考えてから
'よし登山しよう'となるのではありません。
彼らが考えている事はただ1つ'頂上に登った時に自分が得るもの'です。
頂上に登った時の景色、感触、感動、充実感、達成感などにフォーカスするのです。
皆さんが楽しい事、趣味をしている時を思い出してみてください。
ゴルフが好きな方、思い出してみてください。
ゴルフに行く時、'寝不足で早起き、長距離の運転、高速代を払い、ガソリン代を払って、
高いゴルフ代払って、池やOBを打ち、高いボールを失くし、フラストレーションを感じ、
寝不足で再び運転し、渋滞にはまり'なんて事を考えていますか?
おそらくNoでしょう。
しかしゴルフをしない人達からすればそれがまさにゴルファーがしていることなのです。
(少なくとも日本では)
しかし多くの人はゴルフの楽しい場面だけにフォーカスし、これらの苦労などみじんも頭によぎりません。
しかし実際にこれらの事をゴルファーの皆さんは実行しているのです。
この発想で仕事や人生を向き合う事ができたらどうでしょうか?
ポイントは何処に焦点を置くかです。
自分の欲しいもの焦点を置けば、辛い道のりも楽しく進む事が出来ます。
でも辛さに焦点を置けば辛い道のりが何倍にも辛く感じます。
自分が欲しいものを考え、それから自分が何を得れるかを想像してみましょう。
きっと今までとは違うゴールセティングが出来るのではないでしょうか?