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健康

第59号「努力」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

とてもストレートな題名ですが先日、上原浩治選手のトレーナーをしている友人と食事をする機会がありました。

今回オリオールズから突然のトレードでテキサスレンジャーズに移籍したわけですが、内情を聞くと、本当に本人達にも移動の途中で移籍を知らされたらしく荷づくりも何もする間もなくテキサスレンジャーズに合流して大事な試合を任されているそうです。この様なことが頻繁に起こるメジャーリーグでは本当の意味でメンタルがタフでないとやっていけないと思います。

さて、そのトレーナーの友人に新しく移籍したテキサスレンジャーズの様子を聞くと“とにかく練習をする”という印象だったようです。これほど強いチームなのですが、やはり強いチームになるほど練習するのは事実なのです。

なぜか多くの日本人はアメリカのスポーツ界は「練習をしない」という印象を持っている人が多いようですが、それは全くの誤解です。

テキサスレンジャーズの話し然り、ゴルフ界でも全盛期のタイガーウッズの1日のスケジュールなどを見ると“こんなにやるの?”というほど練習をしていました。

もちろん練習のクオリティーを問われる部分もありますが、それでも決して努力なしに何かコツなどで成功することなどありません。

今日、この努力という言葉がとても古臭い言葉にきこえてしまうかもしれませんが、努力というよりも自分のゴール達成の為にできることを限界までやりぬくことが必要であることは揺るぎのない事実です。

これを努力と呼ぶのか、プロセスと呼ぶか人によって違うかもしれませんが、何にしても「今日の自分よりも進化したい」という思い+アクションがなければ進化が期待できないのはスポーツでもビジネスでも全く同じ原理です。

本日、皆さんは如何でしょうか?

色々な意味で今年は大変な思いをしている人がたくさんいます。不景気、震災の影響はいたるところに存在します。

しかし今一度、環境の話は横に置いて考えてみましょう。今の自分はこれ以上のないベストのアクションを取っているでしょうか?私自身も含め、この質問にYesと答えられる人はいないと思います。ということは今現在、たとえどんな状況にいたとしても進歩するエリアが存在するという揺るぎのない証拠です。

その進歩の為には古臭いかもしれませんがやはり「努力」が必要なのです。

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