先日、滋賀県で開催されましたゴルフトーナメント、センチュリー21レディースに行ってきました。
私はこの大会に「エグゼクティブアドバイザー」という立場でトーナメントをサポートさせて頂きました。
実は、今回、減少し続けているゴルファー人口をどの様にして増やすか?という目的があり、結果として滋賀県の地元の小学校で「私の理想の家」というテーマで絵のコンテストを開き、最優秀作品の絵をそのままトーナメントで実際にプレーしている14番ホールのフラッグに描いて使用するという企画を出しました。
最優秀作品以外にも提出してもらった絵は全てゴルフトーナメント会場の広場に張り出してもらいました。この企画の理由は、ゴルフ場に来たことのない子、全くゴルフに縁のない子をゴルフ場に親子で足を運んでもらうきっかけをつくることでした。今回の様な企画は日本では初めてです。
一方、アメリカやヨーロッパでは次々に斬新なアイディアが誕生しています。
例えばトーナメントの前夜、ゴルフ場をライトアップしてオープンレストランにしたり、ゴルフ場でモトクロスバイクを飛ばして観客を喜ばせたり、我々日本人にはちょっとびっくりするようなアイディアがどんどん実施されているのです。
この様な奇抜なアイディアが生まれる背景には理由があります。それはアメリカのゴルフ界もヨーロッパのゴルフ界も組織のトップがゴルフ関係者ではないからです。つまり全くの素人なのです。素人というとマイナスな言葉に聞こえますが、ゴルフ界にどっぷり浸かった人とはアイディアが異なり、いい意味で経験がないから新しいアイディアが生まれるのです。結果、アメリカも、ヨーロッパも見事にゴルファーの観客数を増やすことに成功しています。
皆さんの業界でもどうでしょうか?経験があるから絶対と思っていることが実なマイナスになっていることはありませんか?
経験がないからプラスになることもあるんです!業界の常識にあまりとらわれずオープンマインドで一度、考えてみましょう。