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教養

第8回 ワイングラスでワインの味わいをランクアップ

ワインを楽しむ基礎レッスン

 
wine7n1.jpg
ワインのプロが使用する、国際規格のグラス「INAOグラス」。
品種や産地に関わらず、同じ条件でテイスティングを行うことができる。


 
 
レストランや高級なワインバーでは、大ぶりのグラスでワインが出てくることがあります。また、ワインによってグラスの大きさや形が変わることに気づかれることもあるでしょう。グラスは大きければいい、というわけではなく、飲むワインの特性に合わせて大きさ、形状を選ぶことが大切です。ワインに合ったグラスはワインの味と香りの特長を引き出してくれますが、逆もまたしかり。ワインに合っていないグラスは、ワインが本来持っているポテンシャルを引き出してはくれません。

さて、ではどういうグラスを選べばいいのでしょう?各メーカーごとに、様々なタイプのグラスを取り扱っているため、これがベスト!という選出はできないのですが、参考としてリーデル社のサイトより「まず揃えたい5つのタイプのグラス」をご紹介します。

リーデル
http://shop.riedel.co.jp/lp/tostart.html


まず、赤ワインを2種類に大きく分けるとすれば、(1)渋みのしっかりしたワイン (2)酸味のしっかりしたワイン となります。(1)、(2)ともに共通しているグラスの特長は、大きめのサイズであること。これは、ワインが空気に触れる面積を多くし、酸化を誘引、より多くの香りを引き出すのが目的です。(1)に適するグラスタイプは、ワインが広い幅で口中に流れ込むため、強い渋みを舌上で分散させ、渋みの感じ方を和らげると言われています。(2)のタイプは(1)より、より大きなタイプ。大きなボウルの中で、酸味が和らぎ、香りがより開きやすくなると言われています。

白ワインを2つに分類するなら、(3)さっぱり辛口タイプ (4)コクのあるまろやかタイプ に分かれます。(3)にはワインの持つさわやかな酸味やフレッシュさ、フルーティさを直接味わえるような、比較的小さめの大きさのグラスがいいでしょう。(4)は熟成を経た、濃厚な香りや味わいを持つタイプ。赤ワインと同じように、空気によく触れさせ、香りを開かせる必要があるため、大きめのサイズのグラスが適します。

スパークリングワインには、おなじみの細長いフルートグラスがおすすめ。これは、泡を美しく見せる上に、泡を長く持たせる特長を持っています。ボウルに少しふくらみのあるものだと、ワインの持つ複雑な香りをより感じることができます。

プロからも支持される、グラスメーカーのご紹介です。

●リーデル http://www.riedel.co.jp/

創業250年、オーストリアに本社を持つ老舗。160種類以上のグラスを展開。日本各地の直営店やセミナーで実際にグラスによるワインの味わいの違いを体験できるテイスティングセミナーを開催。

●ツヴィーゼル http://www.zwiesel-kristallglas.jp/index.html

創業140年のドイツのメーカー。世界120ヶ国以上の有名レストラン、高級ホテルが採用。デキャンタいらずのワイングラス「センサ」は、興味深いアイテム。

●ロブマイヤー http://www.lobmeyr-salon.ecnet.jp/lobmeyr-salonnewspage1.html

1823年創業のウィーンのメーカー。バレリーナの優美な姿をイメージしたプリマシリーズなど、美しいデザインが魅力。

●シュピゲラウ http://www.spiegelau.co.jp/

1521年創業の南ドイツのメーカー。1500回の繰り返し洗浄テストにも耐えるという強度と耐久性に、プロフェッショナルのファンが多い。

各社ともに、美しいデザイン、そして耐久性に優れたアイテムを多く発表しています。お好みのワインを、機能面はもちろん、デザインの満足度からもより美味しく飲めるグラスを探してみてください。

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