「第二創業を支える絆創りも積小為大が大切」
社長が忘れてはならない日付として、従業員とその家族の誕生日、従業員の結婚記念日がある。
臥龍がある会社に再建で入ったとき、総務に「パートも含めた全従業員の誕生日一覧表」を作ってもらった。
誕生日には、(再建中なので、ポケットマネーで)百貨店の1万円分の商品券にメッセージカードを添えて贈った。
問題は、普段を見ていない従業員へ、どう琴線に触れるメッセージを書くかだ。
臥龍は、対象従業員の上司に、「彼や彼女のここ最近での長所や努力や成長や貢献事例を三点教えてください」と聞き、その「事実」にスポットライトを当てるメッセージを書いた。
以下は、その事例だ。
●畑●美さま
お誕生日おめでとうございます。日頃の支えに感謝申し上げます。健康に対する意識の高さは、健康推進委員の中でも随一とお聞きしています。毎月の掲示板更新助かっています。
2022年2月18日
臥龍拝
●藤●也さま
お誕生日おめでとうございます。日頃の支えに厚く感謝申し上げます。手塚さんから「誰とても分け隔てなく誠実に対応される多摩フードのジェントルマン!」とお聞きしています。
2022年2月21日
臥龍拝
●入●生さま
お誕生日おめでとうございます。日頃の支えに厚く感謝申し上げます。手塚さんから「元気いっぱい、真っすぐな視点で現場を盛り上げてくれています!」とお聞きしています。ありがとう!
2022年2月23日
臥龍拝
これをもっと仕組み化しているのが、冨山の越州の古河社長だ。
以下のようなヒヤリングシートを上司に書いていただき、その中から掴んだ、ここ最近での努力や成長や貢献事例にスポットライトを当てるメッセージを書かれている。
1. 対象従業員のお名前(ふりがな)・誕生日
【氏名: 誕生日: 月 日 】
2. 所属部署・役職
【 】
3. 現在の主な業務内容
【 】
4. 日頃の仕事ぶりで特に感謝・評価している点は?(複数可)
(例:朝一番に来て掃除をしてくれている、忙しい時に他部署の応援にも来てくれる、報連相がしっかりしているなど)
【 】
【 】
【 】
5. チームや職場への良い影響・貢献があればご記入ください
(例:雰囲気づくり、他メンバーへの配慮など)
【 】
6. 最近印象に残った行動やエピソードがあれば教えてください
【 】
7. 今後、本人に期待していること・メッセージがあればご記入ください
【 】
※記入者名・記入日
【 記入日: 年 月 日 】
素晴らしい仕組みだ。
Q.社長さま、職場を回られたとき、「君の息子の誰々君、明日、誕生日だったな。定時で帰れる段取りは出来ているか?」とか「君、明日、結婚記念日だったな。定時で帰れる段取りは出来ているか?」という声かけをされていますか?
後者の声かけをしたら、顔色が変わり、「忘れていました!ありがとうございます!」と言う方が、年に数名は出る。
東京より愛を込めて。臥龍
「悪い人が多い会社が良い会社」
Q.社長さま、御社では「悪い人」が増えていますか?
バディを組んでいる「経営者日誌」のお一人から、以下の報告をいただいた。
「10月1日の振り返りです。本日はYさんのフォローと、あと二人面談です。
(中略)
面談時の反省としては、やはりたまに、他の人に対してネガティブな話が出たときに、つい同意してしまうので(彼にはそういうところが確かにあるよね、とか言ってしまいます)。より良い対応はないものか考えます。」
臥龍は、以下の返信をした。
(ここから)
ネガティブな風景をポジティブに変える当事者を増やすことですね。
「悪い人を増やす経営」です。
矢印を自分に向けて、「これこれの現象は、自分にまだやれることがあるのに、やっていないからです」と、「自分が悪い」と言える人を増やすのが、経営者の役割です。
(ここまで)
あるいは、「彼にはそういうところが確かにあるよね。でも彼の良いところはどういうとこ?」、「彼の長所を伸ばして、短所が隠れるようのなるために、あなたと私で出来ることない?」という問い掛けはどうだろう?
京都より愛を込めて。臥龍
「貴方はご自分にしかできないお志事をされていますか?」
「経営者が経営者のお志事をすれば、『第二創業』は自然と成る」(臥龍)
司馬遼太郎先生の「竜馬がいく」を読んだとき、「仕事の固定概念を打破する人は稀」と知った。
勝海舟という人は、幕府の幕臣とは、こういう仕事をするという固定概念に縛られなかった。
日本国の視座に立てば、こういうことをやるべきだという視点で動かれた。
坂本龍馬は、江戸の名門道場で免許皆伝となり、土佐に帰って剣術道場を開くという概念を打破して、藩を超えた志士活動に入った。
見た目は一見キツそうに見えても、「繰り返しの仕事」、「言われてやる仕事」、「マニュアル仕事」は意外に楽という声をよく聞く。
臥龍、最初の就職が、石油メーカーの製油所勤務で、昼12時間、夜12時間、明け休み、休みの4日サイクルの繰り返し、火は落とせないので、お盆も正月もない。
周りからは「大変ですね」と言われたが、「考えて余計なことをしてはいけない仕事」とは、「考えなくていい仕事」でもあった。
「重要だけど緊急でない仕事」、「やり慣れた仕事ではなく、先延ばししてはいけない仕事」、「自分でなければ出来ない仕事」を社長が行えば、自然と「第二創業」は成る。
それは、「志・使命感を立てる」「理念、ビジョンを立てる」「幹部人財の採用と育成」「業態開発」などを行うからだ。
やり慣れた仕事は、周回軌道の罠とも言い、ついつい惰性でやってしまう。
卑近な例で恐縮だが、「志授業」のHPで、順次合格講師の紹介をしなくてはいけないが、「スタッフは実質自分一人だから手が回らない」と思っていたが、これは固定概念だった。
各県の責任者に、講師掲載情報をまとめていただければ、良いことだけだった。
Q.社長さま、貴方は「社長にしかできないお志事」をされていますか?
東京より愛を込めて。臥龍
「顧問先の社長と映画に行く経営コンサルタントは珍しいようだ」
今日は、顧問先の社長と映画「ハート・オブ・ビースト」を観て、会食をした。
同じ映画を観て会話を交わす会食は、一段と楽しい。
大体2~3か月に1回は、顧問先社長を映画にお誘いしている。
ほとんどの社長が、「ひさしぶり」「今年、初めて」とおっしゃる。
また毎月、顧問先社長が参加できるオンライン読書会を開催している。
顧問先の社長と映画に行く経営コンサルタントは珍しいようだが、こういうおせっかいをしている理由は、以下の通りだ。
休み方改革:世界の一流は休日に何をしているのか:芸術鑑賞と読書をしている。
(ここから)
投資の神様のウォーレン・バフェット、メタ社のマーク・ザッカーバーグなどが絶対に欠かさない習慣とは?
芸術鑑賞をしている。
1.リベラルアーツを習得して、多角的な思考力を養う。
2.右脳を刺激することで、想像力や発想力を高めている。
読書をしている。
メタCEOのマーク・ザッカーバーグは2週間に最低1冊の本を読む。「投資の神様」のウォーレン・バフェットは、1日5~6時間は読書の時間を作り、週末のほとんどを読書に費やす。
世界の一流に共通するのは、読書を通じて知識を深めることで、発想力や創造力を鍛えていること。
『世界の一流は「休日」に何をしているのか』(越川慎司・著)より
(ここまで)
東京より愛を込めて。臥龍
「『理念の浸透度と業績は比例する』と言い切れますか?」
本日、ある顧問先での「計画=結果」にするための研修会議で、業績が持続的に成長するための「あり方」と「やり方」を確認したが、その冒頭、以下の問い掛けをさせていただいた。
あなたであれば、何と答えますか?
第1問、「人生の目的は何ですか?」と聞かれたら、何と答えますか?
第2問、「経営の目的は何ですか?」と聞かれたら、何と答えますか?
第1問の答えには、個人差もあるでしょうが、臥龍の周りでは、「志・使命感の実現」と答える方が多い。
第2問は、どの企業でも同じ答え、「理念の実現」だ。
業績が持続的に成長するための「あり方」とは「理念の体質化」、「やり方」とは「業績先行管理」だ。
「理念の体質化」を実現出来ている企業では、「理念の浸透度と業績は比例する」という声を聞く。
それを、バーチャルベンチマーキングで具体的に説明したところ、研修参加者全員が、「理念の浸透度と業績は比例すること、納得しました。10年掛けても、理念の体質化に挑みます」との感想と決意を述べられた。
これからが楽しみだ。
Q.社長さまは、「理念の浸透度と業績は比例する」と言い切れますか?
埼玉より愛を込めて。臥龍





















