menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

マネジメント

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年9月25日号)

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「積極的開き直り」

一番の失敗は挑戦しないことだから、当然、人生、仕事、経営には失敗はある。

臥龍にも、「やっちまった!」経験は、何度かある。

Q.大きな失敗をしたとき、あなたはどう反応されますか?

自燃塾塾訓に、「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」がある。

変えられない「過去」にイジイジしていても、1ミリも変わらない。

であれば、変えられる「未来」に、1ミリでも何か手を打つ。

これは一種の開き直りかもしれないが、「積極的開き直り」は必要だ。

「止まっているには、人生は短すぎる」(臥龍)

20代、30代でたくさん失敗したことで、40代以降、失敗はほぼなくなった。

「失敗する自由なき会社でないと、リーダーは育たたない」(臥龍)

大阪より愛を込めて。臥龍

■年内は入会金が無料です!
「10歳で人生経営の社長就任
30歳で企業経営の社長就任
50歳で起業経営の社長就任」という「20年前倒し育成法」を実践し、圧倒的に高い人財育成力で「人が輝く勝ち組企業」に成る「教育維新」の同志企業の集まりが「二十の会」です。「二十の会」会員さま限定で、各種のサービスをご提供していきます。1000社の同志が実践すれば、日本の希望となる「令和・教育維新」が生まれます。一緒に日本の希望に成っちゃいましょう!
2024年12月末までにご入会の企業さまは、入会金無料です。
★詳細は⇒ https://www.jmca.jp/semi/S24180A


「一番に着手すべきもの」

仕事には4種類ある。
1. 重要で緊急なもの。
2. 重要で緊急でないもの。
3. 重要性は低いが緊急なもの。
4. 重要性は低くかつ緊急でないもの。

1の代表は、納期仕事とクレーム処理。

これはお客様という審判がいる。

2には、理念の明確化と浸透、新業態開発や業態の磨き上げ、中期ビジョンとその実現戦略、新卒の採用活動などがある。

これの審判は自分の意思力、だから難しい、先送りになりがち。

しかし多用でも、踏ん張って2をやる会社でないと、持続的成長はない。

年度の第一四半期、月の始め、週の始め、朝の時間など「ファーストタイムに2を入れる」ことだ。

そしてそれを周りの関係者に「有言」し、自分を追い込む。

そういう人が、未来で祝福される。

千葉より愛を込めて。臥龍


「追い意思決定」が大事!

Q.あなたは一日何回くらい意思決定をしていますか?

「人は1日に最大で、3万5千回の意思決定をしている」(ケンブリッジ大学、バーバラ・サハキアン教授)

最大と書いている通り、最小と最大の個人差は実に大きい。

朝礼の場面、自分はどこに立つか?、今日の朝礼時間で自分の一点過去最高パフォーマンスは何にするか?、姿勢、ジェスチャー、声の張り、声の抑揚、理念唱和をしながら今日の理念実行場面の想定をする、終わった後に誰をどういう点で褒める?などなど、朝礼の時間でも20回くらいの意思決定の場面がある。

指示命令はその通りやるだけではなく、指示命令した人の事前期待をどの点で上回るかと、自ら「追い意思決定」をする。

失敗が身に付く人と身に付かない人の違いは、意思決定。

失敗したとき、「言われた通りやったのに」と他責にする人に成長はない。

「追い意思決定」は成長の鍵だ。

そして「意思決定の場面では、必ず意思決定する」という習慣が、リーダー人財を育てる。

東京より愛を込めて。臥龍


自分独自の「打開の呪文」を持とう!

孫正義評伝「志高く」の中に、いかなる苦境にあっても「大丈夫!大丈夫!大丈夫!」と三回唱えれば、なんとかなるという一節がある。

これは確かに言える。

逆に「ダメだ!ダメだ!ダメだ!」と三回唱えれば、アイデアの源泉も詰まる。

リコーの元会長・浜田広さんの「随所に主となる人間学」に、「“よもや死刑にはなるまい”で自分は社長になった」という一節がある。

会社のために、これはやった方がいいなということがあれば、先ずやってみる。

間違っていても、失敗をしたとしても、「よもや死刑にはなるまい」ということだ。

臥龍も、顧問先で問題解決が行き詰まり、「臥龍先生、何か打つ手はありませんか?」と聞かれたら、「三つある」と言って立ち上がる。

すると、記憶の小箱の中から必要なBOXが開いて、打つべき手が出てくる。

あなたも、自分独自の「打開の呪文」を持とう!

東京より愛を込めて。臥龍


「商品を売る前に会社を売れ、会社を売る前に自分を売れ」

Q.真の営業活動とは?

臥龍は、25歳のときに営業職に就いた。

営業に関する本を一気に35冊読み、その中に書いてある「トップセールスマンになるABC(当たり前のことを馬鹿にしないでチャンとやる)項目」を抽出し、素直に実践した。

結果、営業成績で日本一になった。

そのABC項目の一つに、「営業は、商品を売る前に会社を売れ、会社を売る前に自分を売れ」がある。

「営業成果=商品力×営業力」が本来の姿だが、商品力が強い代理店営業マンが陥る罠がある。

「営業成果=強い商品力×訪問力」なのに、それを営業力と勘違いする点だ。

「会社」が売れていれば、代理店商品ではない自前商品でも売れる。

「自分」が売れていれば、「何を買うかではなく、誰から買うか」の世界で、何を扱っても売れる。

「自分」を売るとは、接触回数に比例して、「Aさんとは、こういう人だ」というブランドイメージを相手の脳裏に刻んでいただくことを目的とする。

そのためには、「こういう人だ」という思っていただけるだけの服装、教養、思考、言葉、作法などの特徴を決め、それを繰り返し表現することだ。

臥龍は、30歳で独立し、二年間、「臥龍ブランドを脳裏に刻んだ経営者友人」を多数創っていった。

特に、「この人は若いけど、経営者の孤独が分かり、寄り添ってくれる人」と「この人と話すと、問題点が整理され、突破口が見つかる」というイメージ定着を大切にした。

そして33歳のときに、経営者向け講座「企業進化道場」を開講した。

法人になっていない、自宅事務所、スタッフなし、講座の実績なし、コンサルの実績なしだったが、お蔭さまで、30万円の講座が第1期から満席になった。

それは、「臥龍さんが言うなら買う」という潜在顧客を多数創ってきていたからだ。

Q.貴社の営業マンは、「会社」が売れていますか?

東京より愛を込めて。臥龍


「世の中には失敗は存在しない」

「世の中には失敗は存在しない。あなたの前にも失敗は存在しない。あるのは成功と挑戦中だけだ」(臥龍)

これは小中学生を対象とした「志授業」で、子ども達に伝えていることだ。

「志」と「夢」の違いを子ども達には伝えている。

「夢」は、自分がやりたいこと、欲しいこと。

「志」は、社会や時代の要望に応えること。

ランボルギーニを買いたいというのは「夢」、難しいと思ったら止められる。

事故の可能性が限りなくゼロの車を開発して、事故で苦しむ、悲しむ人を無くしたいというのは「志」、多くの同志が集まり、バトンを繋いでいく。

Q.あなたが社内でやろうと思っているプロジェクトは、「志」ですか?「夢」ですか?

「志」であれば、次の四つのセルフチェックをクリアーする。

1. 社会に善なるものか?
2. 私利私欲がないものか?
3. 魂がワクワクするものか?
4. 一人になっても続けれるものか?

「あきらめない理由を持った一歩、その先に失敗は存在しない。あるのは成功と挑戦中のみだ」(臥龍)

「志授業」の普及自体が「志事業」だから、成功と挑戦中の二択しかない。
「志事業」⇒ https://youtu.be/bMlM7Mt94Tw

昨日、「志授業」普及の同志がまた1名誕生した。
土屋博昭さん⇒ https://youtu.be/YxjhG7iXAWo

東京より愛を込めて。臥龍


「我が成す事は 我のみぞ知る」

正しいことをやろうとしても、人から誤解され、苦しんでいる人に伝えたい言葉がある。

「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞ こうこくのこころざしをしらんや)」

「燕雀」はツバメとスズメ、つまり小物には、「鴻鵠」はコウノトリと白鳥、つまり人物の心が分からない、という意味。

由来は司馬遷の「史記」、陳勝・呉広の乱を起こした陳勝のエピソードが元。

のちに王位に就くことになる陳勝ですが、若い頃は農夫。

ある日、仲間に対して「身分が高くなってもお互いのことを忘れないでいよう」と伝えたところ、仲間からは「身分が高くなることはありえない」と笑われ、その際に陳勝が「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」とつぶやいたことが言葉の由来。

「あなたは最初は誤解されます。何故なら、あなたの志が高いから。コウノトリと白鳥が見ている景色は、視座の低いツバメとスズメには見えないから。但し、10年貫けば、必ず同志が集ってくる。その日まで顔晴れ!」(臥龍)

臥龍は、若い頃、よく「怪しいコンサルタント」と言われたものだ。

自分の子どもでもないのに、世界の子どもを1万人学校に行ってもらおう。

自分の子どもでもないのに、日本の子ども100万人に「志」を立ててもらおう。

職場の「感動のエピソード」の見える化「感動物語コンテスト」で日本を元気にしたい。

日本と台湾の中に、大家族の絆を通したい。

上記の全てを無報酬、奉仕で。

「ただでそのようなことをやる人はいない。絶対、腹に一物もつ怪しいコンサルタント」と言う相手は、「自分自身が損得でしか動かない小物」と分かったので、それからは無視した。

そして一貫して、家内は理解してくれた。

「人は、一人でも自分のことを信じていてくれる人がいると踏ん張れる」ことを知った。

それでも、「志授業」を始めたときは、「子どもを使って金儲けするのか」という心ない非難を受け、ムカッとしたものだ。

それを救ってくれた龍馬の明言カードを、今でも常に手帳に挟んでいる。

「世の人は 我を何とも言わば言え 我が成す事は 我のみぞ知る」(坂本龍馬)

龍馬に対して、「何々国の手先だった」という輩がいるが、自分が安全な場所にいて、命がけで生きた志士を非難する卑怯者だ、と臥龍は見ている。

「あなたは国や世界や未来のため、今、何を命がけでやっているのか?」と問いたい。

「敬護」を日本のスタンダードにしたいという小池修さんの「志高く」に共感する同志が増えていることは、とても喜ばしい。

正義・大義に立ちながらもあがいている人物に、陳勝と龍馬の言葉がエールになることを祈念している。

東京より愛を込めて。臥龍

■年内は入会金が無料です!
「10歳で人生経営の社長就任
30歳で企業経営の社長就任
50歳で起業経営の社長就任」という「20年前倒し育成法」を実践し、圧倒的に高い人財育成力で「人が輝く勝ち組企業」に成る「教育維新」の同志企業の集まりが「二十の会」です。「二十の会」会員さま限定で、各種のサービスをご提供していきます。1000社の同志が実践すれば、日本の希望となる「令和・教育維新」が生まれます。一緒に日本の希望に成っちゃいましょう!
2024年12月末までにご入会の企業さまは、入会金無料です。
★詳細は⇒ https://www.jmca.jp/semi/S24180A

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年9月18日号)前のページ

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年10月2日号)次のページ

関連セミナー・商品

  1. 角田識之(臥龍)の“二十の会”

    セミナー

    角田識之(臥龍)の“二十の会”

  2. 中小企業の《20年・前倒し育成法》

    音声・映像

    中小企業の《20年・前倒し育成法》

  3. 顧客との強いキズナを武器に戦う経営

    音声・映像

    顧客との強いキズナを武器に戦う経営

関連記事

  1. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年4月3日号) 

  2. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年4月17日号) 

  3. 「意図してアイコンや決めセリフを創ろう!」(角田識之の社長学2.0 8月28日号)

最新の経営コラム

  1. 第36講 カスタマーハランスメント対策の実務策㉓

  2. 第132回 弛まず進める製造装置の改良で競争力向上はエンドレス(やまみ)

  3. 第181回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方104『相手に好かれる聴き上手のスキル』

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 採用・法律

    第8回 『信託による事業承継の仕組みとは?!』
  2. 経済・株式・資産

    第46回「新成長戦略2 環境対策・EVやスマートコミュニティ」
  3. 健康

    第14回 不安定な脳コンディションが成長力を生む
  4. マネジメント

    第29回 社員の幸せを考えるブレない経営とは?~事例:ロレアル
  5. 人間学・古典

    第13回 「相撲道から学ぶ」
keyboard_arrow_up