「評論家を当事者に変えるのが臥龍式研修の肝である」
「問題意識・素朴な疑問」を持つことはいいことだ。
臥龍のリーダー研修では、以下の問いにそれぞれ三つの回答を書いて、持参いただいている。
Q1.あなたが社会に感じている素朴な疑問は何ですか?
これに対しては、「少子化が何故止まらない」「日本の幸福度は何故低い」「何故、貧困家庭が増えている」などが書かれてくる。
Q2.あなたが社内に感じている素朴な疑問は何ですか?
これに対しては、「コミュニケーションが何故悪い」「何故、離職率が高い」「何故、物を探す時間が多い」などが書かれてくる。
「問題意識・素朴な疑問」を持つことはいいことだが、持っただけでは評論家。
「あなたは当事者だよ」とお伝えする。
あなたが社会に感じている素朴な疑問の中で、「自分がやるべきこと」で「社内で出来たこと」にしたいものが、「事業開発・業態開発」のネタになる。
ある受講生は、「日本の健康寿命を伸ばすのは自分の使命」と捉え、本気プレゼンを行った。
事例⇒ https://youtu.be/JS9ZjgbI6Ug
あなたが社内に感じている素朴な疑問の中で、「自分がやるべきこと」で「社内で出来たこと」にしたいものが、「社風人財開発」のネタになる。
ある受講生は、「社長・専務と現場との間にある温度差を埋めるのが自分の使命」と捉え、本気プレゼンを行った。
事例⇒ https://youtu.be/Ej2vPK4JIqE
「評論家を当事者に変えるのが臥龍式研修の肝である」(臥龍)
松山より愛を込めて。臥龍
「人生経営の羅針盤を持とう!」
三泊四日の帰省(墓参)から帰京。
もう両親もいないので、故郷感は年々薄れている。
よく海外に出ることもあって、逆に「故郷は日本」という気持ちは年々高まっている。
若い頃は、ある年齢になったら海外移住という選択肢もあるかなと思っていたが、60歳を超えるころから、終生日本、帰るべき原点は「日本精神(士魂商才)」と思い定めてきた。
企業にも、迷ったときに帰るべき原点、「創業の精神」「使命感・理念」は大切だ。
同様に、個々人の人生においても、迷ったときに帰るべき原点、「志・使命感」「三観(人生観・人間観・事業観)」は大切だ。
ここに立ち返れば、後悔しない進路設定間違いなしという、自分自身の「人生経営の羅針盤」を持とう。
臥龍の場合は「千回行シート」だ。
⇒ https://youtu.be/tMKF8xpUyF8
東京より愛を込めて。臥龍
「この景色を見ないと死にきれない」
企業経営とは、集団登山に似ている。
困難を極めても、「あの頂上の景色を見ないと死にきれない」という使命感集団は強い。
幕末においては、「開国自立の景色」を見ないと死にきれないという志士群が、日本を救った。
戦後の復興期、「日本再建の景色」を見ないと死にきれないというソニーの営業マン達が、ニューヨーク五番街にショールームを開設した。
参考⇒ https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784939110122
Q.御社の従業員の皆さまは、「この景色を見ないと死にきれない」という想いでは、どういう一致点を持っているのでしょうか?
コンパスヴィレッジを創造しようとする100人の同志が見る景色の原点は、以下の通りだ。
参考⇒ https://youtu.be/fm4UnGmSau0
社長の仕事は、「あの頂上の景色を見ないと死にきれない」という使命感集団を創ることだ。
ある国家経営の社長の語りは、人類史上初の「頂上の景色」を生み出した。
参考⇒ https://note.com/nemuro_t/n/nde7ae02b75a7
冨山より愛を込めて。臥龍
「悩んだらコインに聞け」
重要な意思決定、「この人と離婚した方がいいのだろうか?」「この会社、辞めていいものだろうか?」などだが、この悩みが三か月以上続いている方は、サイフから10円玉を一個取り出し、以下のことを決めてから、コイン投げをして下さい。
オモテが出たら「離婚する」「退職する」などの「GO・YES」を実行する。
ウラが出たら「離婚しない」「退職しない」などの「STOP・NO」を実行する。
これを実験した大学教授がいる。
シカゴ大学の経済学者、スティーヴン・レヴィットは、「人生の重要な選択の場面において、自分で決断できない人はどう決断すべきか」の調査のため、「コイン投げサイト」というウェブサイトを作った。
閲覧者は、「今決めかねていること」を具体的に書き込み、画面上のコインを投げる。
コインの表が出たら「実行」、裏が出たら「実行しない」というメッセージが出るというとてもシンプルなつくりだ。
1年かけて4000人の悩みを収集し、「コイン投げの決断によって人生がどう変化したか」の追跡調査をした。
書き込まれた悩みで、一番多かったのが「今の仕事をやめるべきかどうか」、次に「離婚すべきかどうか」で、驚くことに閲覧者の63%がコイン投げの結果に従って行動していた。
そして、コイン投げの結果が表だろうが裏だろうが、悩みの解決に向かって何かしら行動を起こした人は、半年後の幸福度が高いことがわかった。
「会社をやめる」という決断をした人も、「やっぱりこのままがんばろう」と決断した人も、いずれのパターンでも幸福度は高くなったという結果だった。
要は、決めれない人、迷っている人、乗り遅れる人は、その時間自体が不幸なのだ。
意思決定基準がはっきりしていたら、即決できる。
どちらがいいか均衡しているから迷う。
実は「早く決めること」が、幸福時間比率を高める。
そして意思決定においては、決めることの大小は関係ない。
小さなことを早く決める習慣があるから、大きなことでも早く決めることができる。
そして幸福時間比率は高まる。
これは60年以上に渡って、我が人生で実感している「真実」だ。
東京より愛を込めて。臥龍
「叶う願望は、そもそも叶う要素を持っている」
叶う願望は、そもそも叶う要素を持っている。
ポイントは夢・目標ではなく、志・使命感。
光の三元素のような三つの輪を描いてください。
三つの輪にそれぞれ以下の言葉を書いてください。
「社会の要望」「自分がやるべきこと」「社内で出来たこと」
常日頃、社会の望み事、お困り事にアンテナを立てて、キャッチしておくことだ。
ではもう一度、三つの輪を描いてください。
三つの輪にそれぞれ以下の言葉を書いてください。
「社長がやって欲しいと思っていること」「自分がやるべきこと」「社内で出来たこと」
常日頃、もし自分が社長だったら、理念やビジョンを前倒し達成するために、何に取り組むだろうかとアンテナを立て、キャッチしておくことだ。
東京より愛を込めて。臥龍
「デットライン仕事術、デットライン人生術」
「デットライン仕事術」とは、世の中の一般論ではなく、自社ならではの「期限」の決め方を持ち、そこから逆算して実行し、絶対に先送りをしないというやり方。
下着メーカー、トリンプ・インターナショナル・ジャパンで実践した一例が「デットライン会議」。
毎朝早朝に会議を開催し、分単位で迅速に意思決定、1時間あたりで約50議題、臥龍がテレビで見た記憶では1件の議題が表示されるのは2分以内なので、そこで必ず結論を出す。
出た結論に対しても必ず「誰が、何を、いつまでに」というタスクのデッドラインをつけ、基本は「翌日」、長くて「1週間以内」、期限を超えるときはその理由をトップに報告。
これらの「デットライン仕事術」で、19期連続の増収増益を達成していた。
人生経営においても「デットライン人生術」があると想い、臥龍は実勢している。
「人生三毛作プラン」として、三人分の人生を生きる。
それぞれのプランに「人生デットライン」を決めていると、結構実現するものだ。
神戸より愛を込めて。臥龍
「従業員のワクワク・エンジンをONさせる」
「ワクワクは、前進を促す最幸のエンジン」(臥龍)
Q.あなたは、「ワクワク・エンジン」を稼働させるスイッチを持っていますか?
昨日は、インドアテニススクールで日本一のノアインドアステージさんの全社研修会の一日目。
ノアインドアステージ⇒ https://noah-indoorstage.com/
冒頭、大西雅之社長から、最近策定した「千回行シート」の発表があった。
我が役柄は、「世界一おせっかいな人助け社長になり、地域と日本を活性化する」、ビジョンは、「2033年、20社20名の社長で年商200億」と示された。
聞いている350人も、ワクワクする内容だった。
「社長のスピーチは、従業員のワクワク・エンジンをONさせるスイッチ」(臥龍)
「千回行シート」は、一日3回読む込むことで、年に1000回、「自分のワクワク・エンジン」に火を灯すことになる。
近い将来、ノアの従業員全員が、年に1000回、「自分のワクワク・エンジン」に火を灯すことをイメージしている。
それ自体がワクワクだ!
神戸より愛を込めて。臥龍
























